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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

師匠ご夫妻の生徒発表会 

 今日は、師匠ご夫妻の生徒たちの発表会。
 発表会、といっても、日本とはずいぶん感覚が違うと思います。
 全員参加では無いようですし、全員がソロ、というわけでもありません。
 通常のリサイタルより多少長いくらいの、前半後半各50分程度にしてあります。
 今回、色々な思いがあって、私も久々に弾かせてもらいたかったのですが、人数の関係でダメでした。
 時間の理由から、残念なことにいつもなら先生方が連弾を弾いてくださるのですが、今回はそれも無し。
 いつも、プログラムにも印刷されていないので、最後までやるか、やらないかわかりませんが、それでもこのところずっと弾いていらしたから、皆さんががっかりしたような空気でした。
 きっと、先生方が弾くことにより、会が5-10分伸びても、誰も文句を言わなかったと思います(思いたい)。

 18年前、師匠のことを、「60歳をとっくに過ぎたおじいちゃん」と思っていた私は、この会場で奥様と初めて顔を合わせて、
「若くて美人な奥様。 このおじいちゃん、意外とヤルな」
と非常に驚いたことを今でも思い出します。
 奥様は当時20代にしかみえず、でも、先生方の長男と私は同じ年だということは聞いていたので、20代はありえないな、と思い、それでも、師匠は親子に近い年の差結婚だとずっと思っていました。
 実際は、お2人とも当時40代だったのですけれど。

 私は都合が付けば聴きに行っているので、先週リハーサルのようなものに参加をした、と言えども、今日も楽しみにしていました。
 知っている方々と久々にお会いできたのもまた嬉しい。
 師匠は方々でおしゃべりし歩いている私を呆れていたようです・・・

 導入の子達は連弾がほとんど。
 それでも、リズム、音、しっかりとしています。 そしてフレーズ感が強い。
 しっかりしている、といっても、鍵盤の底まで弾き切るというようなただ強い演奏ではありません。

 今回、3分の2の演奏者が中学生以上でした。
 赤ちゃんの頃から知っている中学生(12歳)の男の子(話していたら、私の生徒と学校で同じクラス、ということが判明・・・)がドビュッシーの前奏曲第2集から、『カノープ』を。 お兄ちゃん2人も小さい頃から上手でしたが、やはり彼らをみていることも大きいのか。 12歳の男の子がこういう曲をあのように弾けるのは、本当に格好良いと思います。

 チェルニー、モシュコフスキーの練習曲を弾く子たちがいるのも、この発表会の特徴。
 先週のリハーサルの時には、あまり曲がわからずに聴いていたのですが(曲目は言わない為)、まさか、チェルニーのエチュードだとは思っていませんでした。 モシュコフスキーは、さすがにエチュードか?と思ってはいましたが。

 グレードの曲を弾く子もいますが、グレードとグレードの合間なのでしょう。
 ロシアの知らないような作曲家の曲目もいくつか。
 中学生くらいで、こういう素敵な曲を弾いておいたら、その後ショパンでも、ラフマニノフでも弾くのが楽なのだろうな、と思うばかり。
 
 後半は8名。
 全員高校生(Year 12, 13 一人はGap year)。
 9月から大学生になる人たちが、6名。
 音大進学は一人。
 音大付属子供の為の音楽教室で師匠に習っている弟弟子(サマーコースで知り合った仲)は、音大へ行くのか、とおもいきや、全く違うことを他の大学で勉強するそう。
 彼は、4年ほど前だと思いますが、とにかく、ショパンのエチュードをみっちりやっていました。
 あの土台があるからだと思いますが、その後は曲が楽に弾ける。
 今日も、ブラームスのソナタ第2番の第1楽章。 まだブラームスの音の深みというか人生の深みはありませんが、本当にピアノが好きなのがわかる。
 大学へ進んでも、イギリスの大学なので音楽科でなくても、ピアノの練習室を使うことができるから、これからは好きにレパートリーを広げていくそうです。
 
 小学生の頃から知っている奥様の生徒。 彼女は頑張り屋さんですし、中学生になる前にサマーコースに来て、その時にはそれほどでもなかったのに、周りのすごい演奏を聴いて、1年間で物凄い上達をした子。
 今回は、ラフマニノフの前奏曲 作品23-5を弾いていましたが、先週のリハーサルで2回聴いた時よりも、ちゃんと詰めてきていました。
 彼女は昨年だと思いますが、グレード8より上のディプロマ(30分ほどの演奏)を取った後。
 彼女も音大進学ではありませんが、それでも、30分のプログラムを普通の(というのは変ですが)高校生が弾いた後なので、今が一番ピアノが楽しい時のようです。
 
 ほとんどの子たちが、大学はロンドンを離れます。
 そして、本当は今はAレベルの試験の真っ最中。
 それなのに、ピアノを続け、発表会にまで参加。
 
 去年高校を卒業した子たちから、下へ3年間ほどの学年が、先生方の生徒たちの中では充実していた学年3年分。
 特に、今年は後半の8人中6名が大学生になる、ということで、来年がちょっと寂しい発表会になるのかな、なんて心配してしまいました。
 私が大学生の頃は、ちょうど高校生が少なかった時期で、1,2年は後半全員師匠の大学の生徒、というような年もあったように思います。
 
 司会をしたのは、現在大学1年生で、ピアノからは離れていますが、ずっと奥様の元でピアノを習っていた男の子。
 とてもアットホームな会でした。
 そして、終了後は高校生たちがおしゃべりが絶えず、奥様が皆をホールから退散させるのに、ちょっと大変。
 この国なので、私もおしゃべりに混ぜてもらって、嬉しかったです。
 

Posted on 2016/05/29 Sun. 20:05 [edit]

category: 音楽

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