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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

お料理とピアノ 

 昨日の久々のレッスンの後、色々と考えていました。
 
 ピアノってわかりやすくいうと、きっとお料理と似ているのではないか、と。
 ピアノに限らず、音楽(特にクラシック)を続けていく限りは。

 シンプルなお料理のレシピがあったとする。
 誰が作っても、とりあえず食べられるようにできあがる。
 でも、同じレシピを使っても、微妙に違う。
 このレシピを楽譜ととらえる。

 例えば、出汁をとる、と書かれていて、それを化学調味料を使う人、かつお節、昆布、煮干しなどでとる人、同じ言葉をみても、色々な人がいると思うのです。
 昆布も、布巾でふいてから使うのか、そうでないのか。
 かつお節を、パックに削られて入っているものを使うのか、自分で、かつおを削ってつかうのか。

 要は、これらの指示がレシピに書かれていない場合、それは個人の判断、経験になるのかな、と。
 
 ピアノも同じこと。
 楽譜に書かれてあることをとりあえず弾いたら、一応曲になる。
 ですが、音の出し方、流れ、など楽譜に書かれていないこともたくさんある。
 それらが違うから皆違う音楽になる。 同じ出版社の楽譜を使ったとしても。
 これが、難しさでもあり、面白さでもあるのかな、と思います。

 私の場合、昨日のレッスンは、とりあえず、今まで師匠が下さった引き出しの中身は使ってみたけれど、次の領域へ行く為に、ほんの0.1gほどのお塩の量の加減だったり、火加減のちょっとした調節を教わったのかな、と思っています。
 そして、同じお料理でもいつもの無難な食器に盛るのではなくて、ちょっと冒険した器に盛るような。

  機械が作ったかのように、絶対に皆が同じになるお料理の仕方を教えてくれる人よりも、何かを持っている人。 そういう人に習い続けたいな、と。
 そして私自身も、お料理の素材を活かすように、生徒たち一人一人と向き合っていきたいと思うのみです。

Posted on 2016/05/05 Thu. 13:54 [edit]

category: 音楽

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