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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

西ウェールズ Llanstadwellでのコンサート 

1月のワイト島に続いて、こんなに恵まれていてよいのだろうか?と思うような素敵な場所でのコンサートでした。

 西ウェールズ。 ウェールズの首都から列車に揺られること2時間半ちょっと。 そこから車でさらに30分近く行ったところが、今回の演奏場所。

160424-1


 小さいけれど、海辺に建つなんとも居心地の良い教会でした。
 午後5時半過ぎの写真ですが、夏時間が始まって1か月、こんなに明るいのです。

 今年が4年目になるシリーズ(主催者の方は、音楽祭と呼んでいらっしゃいました)。
 月1回、日曜日の午後6時から45分前後の演奏と、その後は持ち寄ったケーキとお茶でおしゃべり。
 寒い冬の時期を避けて、4月から9月まで行っていらっしゃるため、今回がこのシリーズの第1回。

 どこかの国とは違って、ウェールズ人でもない私に声をかけて下さいました。
 本当に、鎖国どころか、鎖県、鎖市をしているどこかの国とは大違いです。


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 ちょっとT字になっている教会。
 8時間の旅の後、とにかく、すぐにリハーサルに入り、1時間半ほど一人で練習させて頂けて助かりました。
 ピアノは、2年ほど前に購入した、K.カワイのベイビーグランド。
 まだ弾き込みが足りないな、というのが正直な感想。
 本番は、ピアノをもう少し中央に動かしました。

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 ピアノから後ろをみるとこんな感じなので、こじんまりとしているのがわかるでしょう。
 とにかく小さな村なので、このサイズで十分。
 
 ただ、駐車場が無い教会の為、近くの大型駐車場に車を停め、2,3台で主催者の方含め、お客様を教会まで送り向かいなさっているのです。
 

 プログラムは

 モーツアルト: ピアノソナタ ハ長調 K.330
 ウェーバー: 舞踏への勧誘
 ドビュッシー: 沈める寺
          喜びの島
 ショパン: 幻想ポロネーズ

 アンコール
 ショパン: ノクターン ロ長調 作品62-1

 とにかくどんな雰囲気なのかわからなかったので、45分という時間も考慮して、聴きやすいというかわかりやすいものを。
 このプログラムがよかったそうです。

 モーツアルトのソナタは久々? 
 リハーサルの時と、お客様が入っての本番はやはり空気感が違うので、インスピレーションが湧いて面白い。
 
 舞踏への勧誘は、3週間前に続いて2度目。 やはり、余裕が出てきます。
 これは弾けば弾くほど、おもしろくなりそう。
 
 ただ、実は先週末に熱を出し、この1週間は咳に悩まされています。
 ずいぶん良くはなっていたのですが、今回はトーク付きで、とのことでしたので、話しながら進めていたのですが、ちゃんと聞えるようにはっきりと大きな声で話すとそれだけで咳き込みやすい。
 そして、演奏中も、普段通りに息を吸うと咳き込むため、調節する必要が。
 
 私は子供たちの指導でも、呼吸のことを言うことが多い人。
 自分自身の演奏で、改めて呼吸の大切さを切に感じました。
 今回は、とにかく、プログラムが進めば進むほど、これに悩まされたコンサートでした。
 健康が本当に大切です。

160424-4


 そして、ドビュッシーの2曲。
 今回は、予めこの教会が海辺にあることがわかっていたので、海、水をあらわしたこの2つの作品を持ってきました。
 そうしたら、想像以上に素敵で、この上の写真の窓がちょうどピアノの鍵盤の場所から真正面に見えて、演奏中に海が見えていました。
 
 沈める寺は、私がドビュッシーの曲の中でも凄く好きな曲。
 この曲のイメージはもう少しくらい必要がありますが、それでも、演奏の直前まで海の音を聴いていたこともあり、想像力が増すばかり。
 嬉しいことに、終わった後、鐘の音、クワイヤー、オルガンの音が聴こえたよ、とおっしゃって下さる方々がいらっしゃいました。

 そして、数年ぶりなはずの喜びの島。
 こちらの方が、今日のこの海の雰囲気にピッタリ。
 弾きこまれていないピアノでのこの曲は多少難もありましたが、そして決して得意な曲ではありませんが、今回は風景がヘルプしてくれた、と言えましょう。

 最後は、ウェールズ時代に弾き込んだ、ショパンの幻想ポロネーズを。 今シーズンのこの曲の弾き納め。
 こちらも、中間部は私にとっては、マヨルカ島での時間。
 海にまつわるもの。
 
 演奏後は、初めての経験です。
 スタンディングオベーションをして頂きました。
 今までにも、4,5人ということはあったのですが、あんなにほぼ会場全体がというのは、初めてのことです。

 体調のこともあり、自分では決してベストでは無かったのですが、情景が目に浮かんでとにかく美しい演奏だった、というのが多くの方々からおっしゃって頂いたことでした。 
 生憎見かけがこの有様なので、せめて演奏ぐらいは美しくありたいと思います。

 こうして呼んで頂いたことに本当に感謝です。
 そして、無名でも、エンターテイメントが少ないこの地域で、とにかく聴きたい、と思っていらして下さった多くの方々に感謝です。

 

Posted on 2016/04/25 Mon. 22:04 [edit]

category: 自分のコンサート

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