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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

フェスティヴァルのファイナル 

素晴らしい青空の一日でした。
が、私は移動ばかりの一日。

午前中、家から西へ大人の方の教え。
そこから地下鉄2本(郊外なのでずっと地上ですが)、バス3本を乗り継いで、家の前を通過しながら、西へ大移動。
日曜日で、バスの本数が平日の半分くらいなので、ハラハラしながらの乗り継ぎ。

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 ケンブリッジへ行く際にも通過する駅。
 一応、ロンドン、という中に入っている場所ですが、田舎の駅。
 ここで10分あったので、ホームでお弁当(サンドウィッチ用サーモンペーストを使っての鮭ごはんもどき)を食べる余裕があったのが、この晴天下、恵まれていたこと。
 

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 久々に、車内アナウンスも無くて、次の駅もわからないような30分に1本の鈍行列車(今は、ほとんどの列車で車内アナウンスが流れるようになった)で15分。
 ロンドンを抜け出して、ハットフィールド(Hatfield)へ。
 駅前にはこんな銅像が。

 4週間ほど前にも来た、ハットフィールド。
 本当ならば、今住んでいるところからはバスで1本で来られるのです。
 が、日曜日なので、3種類あるバスの全てが動いていないという事態。
 午前中教えた場所、列車に乗った駅、このハットフィールドは、ちょうど3角形になるのですが、教えた場所とハットフィールドの間の交通機関が無い為、こんな面倒なことになるのです。
 所要時間、2時間を超えました。
 つくづく、ロンドンを離れるとイギリスは車社会だと思わざるを得ません。


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 駅から目的地までバスもあるものの、日曜日は2時間に1本。
 よって、目的地まで30分弱歩くことに。
 天気が良かったことだけが救い。
 ロンドンを離れると、家々もセミデタッチドであっても、空間が合って、ちゃんと歩道もありますし、歩くことは苦ではありません。
  

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 こちらが目的地。
 ハートフォードシャーの音楽教室。
 

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 というわけで、4週間前のフェスティヴァルのガラ・コンサート、および、ファイナルでした。
 このフェスティヴァルは、ピアノ、弦楽器(今回はヴァイオリン)、木管・金管楽器(今回はトロンボーン)、ギター、歌(今回は、アルト)の5セクションの最上位が15分ずつの演奏をしてファイナルがあったのです。
 
 私にとって初めての、カップをピアノ最上位として頂いてきました。
 といっても、これは、来年の1月に返却義務があります。
 ですが、昨年このカップを受賞したのは、10代の男の子。
 彼は、昨年10月のパリでのロン・ティボーコンクールで、最上位の第2位(第1位なし)を受賞しています。
 ちょっと縁起が良いカップです。

 ロータリークラブからのカップのようで、とても良いものだから、扱いに気を付けるように、と言われてきました。
 
 私は、演奏順が1番。
 ショパンの幻想ポロネーズを演奏。

 あの弾きにくいグランドピアノで、ぶっつけ本番の演奏。
 審査員は、ヴァイオリニストの私が苦手な音楽家が多い年代のイギリス人男性。
 
 最初の2ページは、4週間前に触れたピアノ、とはいえ、その後色々と一般的ではないピアノメーカーを弾いてしまっている為、感覚を取り戻すために、タッチを探りながらの演奏になってしまいました。
 その後は、やりたいことをできた演奏。
 この曲を弾く時、私にはポーランドの景色が浮かび始めて、ショパンの生涯がみえてくる。
 今回は、導入部分で見えてきたのは、パリのヴァンドーム広場。
 そこからぼんやりとマドレーヌ寺院が見えてきて、いつもとは違ったものに導かれて行きました。

 今回は、最初に弾いてしまったので、他の方々の演奏を全て聴けたのが良かったこと。
 トロンボーンのソロなんて、学生以来で聴きました。
 顔に、ケンブリッジの学生、と書いてあるな、と思ったら、本当にケンブリッジの学生でした。

 ギターの人が、グラナドスの詩的ワルツを弾いたのが興味深い。
 これは、元々ピアノだと思いますし、この中から抜粋で、7年前に日本のバレエ教室の発表会でピアノを弾いた時に使ったのです。
 まさか、ギターで聴けるとは思ってもいませんでした。

 
 結局、全セクションの優勝は、歌の人。
 審査員も仰っていましたが、楽器が違うものを審査するのは難しい。
 しかも、審査員は一人だけ。
 先に講評があって、他の方々と比べても私は良いことをたくさん言われたので、今回は、いけるか?と思ったのに、適わず。
 副賞として、1位になれば協奏曲の機会がもらえたので、これは本当に悔しい。
 この為に参加した、といっても過言ではありません。

 残念ですが、こうしてもう一度演奏する機会を頂けたことに感謝。
 もちろん、日本のコンクールとは違いますから、ファイナルは参加費が別料金、ということも全くありません。

 日本のように立派なホールでの演奏ではありません。
 でも、音楽が、楽器を弾くことがとても身近。
 参加しやすい参加費(日本のコンクールを調べると高すぎて私には参加すら叶いません)。
 それが、イギリスの良いところだな、と思うのです。


 

Posted on 2016/03/13 Sun. 21:35 [edit]

category: 自分のコンサート

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