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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

バレエで使われている曲ばかりでのコンサート?Muswell Hillにて(3月5日) 

寒さが戻ってきているようです。
東京と10℃近く違うようで・・・

 久々のロンドンでのコンサート。
 しかも、セントラルではなくて、3週間前まで住んでいたところから近くて、しょっちゅう前を通っていた教会でのこと。
 北ロンドンでちょっとおしゃれな、Muswell Hillにて。
 道すがら、新鮮味が無いといえば新鮮味が無い。
 でも、先週のコンサートとほぼ同じ時間に開始なのに、家を出るのは3時間も違う。


160305-1


 この4年ほど続いている、という第1土曜日のランチタイムコンサート。
 

160305-2


 びっくりなピアノ。
 さすがに、本番でこのクオリティーは私も初めてです。
 John Brinsmeadというメーカーのピアノ。
 色が茶色っぽくなっている2か所は、鍵盤が剥がれています。
 これは私には厳しい。
 鍵盤が剥がれている分、1.5ミリメートルほど他とは高さが違うわけです・・・
 タッチの感覚がかなり変わってくるし、わけがわからなくなってきます。

 プログラムは、
 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第8番 変ホ短調
 モーツアルト: ロンド ニ長調
 チャイコフスキー: 6つの小品 作品51より ナタ・ワルツ、ロマンス
 ショパン: ノクターン 作品55-2
 ショパン: 華麗なる大円舞曲 第1番
 リスト: 愛の賛歌
 リスト: メフィスト・ワルツ 第1番

 バッハは、今年に入って初めてのはず。
 魔物がいました・・・ 
 
 チャイコフスキーは久々に新曲を。
 クランコ振付のバレエ『オネーギン』の第2幕で使われているナタ・ワルツ。
 弾くのは楽でも、演奏するのは難しいチャイコフスキー。
 数回舞台に出さないと本当にやりたいことはなかなかできないな、というのがいつも思うこと。
 遊べるまでにはなりませんでした。
 
 ロマンスは、弾けば弾くほどおもしろい。
 昨年観た、ロイヤルバレエでの『オネーギン』。
 この曲が使われている第3幕の、タチアーナとグレーミンのパ・ドゥ・ドゥ(タチアーナが真っ赤なドレスで踊る場面)。
 あの時のラウラ・モレーラのタチアーナとヨハネス・ステパネクのグレーミンが浮かんできて、それに導かれて弾いていました。
 信じられないことに、今年に入ってまだ一度もオペラハウスへ行っていません。
 行って、刺激を受けてこなくてはいけません。
 
 ショパンのノクターンは、2度目の本番。
 ということで、先日ケンブリッジで弾いた時よりもみえてくるものがある。
 弾き込んでいきたいと思います。
 こちらも、ロビンス振付のバレエ、『In the Night』で3組目のカップルが踊る曲。
 少しだけバレエが見えてきました。

 本当は、リストの『愛の賛歌』ではなくて、プロコフィエフのロミジュリ抜粋をする予定でした。
 が、ピアノがこれに耐えられなく(音域の音質が凄く差があった)、こちらに直前で変更。
 無理にプロコフィエフを弾くよりも、愛の賛歌でよかったかな、と思います。
 響きもこちらの方があっていたようです。

 そして、約1年振りのメフィスト。
 メカニック的に危ないところもあったのですが・・・ そこは、音楽性と流れでカバー。
 体力、脳を奪われる曲です。
 でも、これも、マクミラン振付けの『マイヤリング(うたかたの恋)』の第2幕、高級娼婦がいる居酒屋でオーストリアの皇太子(エリザベスの息子)と高級娼婦ミッツィー・カスパーが踊る曲。
 あの舞台が蘇りました。

 考えてみれば、バッハはウィールドンが数年前にロイヤルバレエに振付け(エレクトリック・カウンター・ポイント)していますし、リストの愛の賛歌は、リアム・スカーレットがアリーナ・コジョカルとヨハン・コボーに振付けたものを昨年のガラで観ましたし、ショパンの華麗なる大円舞曲は、100年以上前に、フォーキンが振付けた『レ・シルフィード』の最終曲。
 ということで、改めて見直してみると、モーツアルト以外は、全てバレエに振付けられて観たことがある曲ばかりのプログラムでした。

 
 いらして下さった方々、ありがとうございました。
 

Posted on 2016/03/05 Sat. 23:43 [edit]

category: 自分のコンサート

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