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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

生徒たちのフェスティヴァル終了 

私自身が1週間で2つのフェスティヴァルに参加した後、昨日、今日は2011年から生徒たちが挑戦している、北ロンドンのフェスティヴァルに生徒たちが参加。
 今回は、多めに生徒たちに声をかけたものの、結局は皆さん渋ってしまって(本当は、再来週グレード試験の子達には特に受けてほしかったのですが)、昨年11月にも参加した2人だけ。
 私立の女子中学、高校の音楽棟を使ってのフェスティヴァルです。

 同じフェスティヴァルに参加をしていても、審査員は毎年のように変わるので、違うフェスティヴァルに参加させている感覚もあります。
 
 私は引っ越しにより、会場の学校から徒歩20分ほどの距離になったので、生徒たちの演奏を聴きに行ってきました。
 審査員も初めて私が接する方でしたので、参考になるか、と思って。

 今までよりも、なぜか参加者数が多い今年のフェスティヴァル。
 
 昨日は、フェスティヴァル参加2度目の生徒。
 本番に強いタイプなのか、今までで一番良い演奏。
 とても小柄ですが、音がしっかりしてきて、わめかない音。
 私の生徒だな、と思いながら聴いていました。

 音楽的にも私は満足。
 もちろん、手直しする部分はありますが、彼女の音楽でした。
 
 講評は私の生徒だけではなく、他の参加者に対しても、私が思っていたことと審査員がおっしゃっていたことはほぼ一致していました。
 が、順位の付け方は全く違う。
 自分の生徒だから賞を、という考えでは私はありません。
 が、今回はちょっとわかりません。
 これが、フェスティヴァルは審査員が一人で行う、という怖い部分でもある。
 私自身も経験してきていますから。
 それでも、生徒が納得のいく演奏ができた、という顔をしていたのが、一番大切でした。

 そして、今日はもう一人。
 珍しく、半数の参加者が白人のクラス。
 
 昨年11月に悔しい思いをした曲と、今回仕上げた曲でのリベンジ(彼女の希望で)。
 電子ピアノでのレッスン(これについては、条件は整っているので、ご両親と話し合い中)。
 それでも、音がまとまっているのは、電子ピアノであっても普通のピアノを考えて指導をしているからだと思います。
 ですが、やはりリミットはあるので、これからどうするのかが課題。
 
 このクラス(ブルグミュラー、25の練習曲終了程度)になると、あくまでも私の考えですが、クラシック音楽を聴いたことがない子供が多いのだろうな、というのが最初に思ったこと。
 私の生徒もそうですが、コンサートには行ったことがありません。
 プロムスなど、テレビでも観られるものを勧めてはいますが、ご両親が興味がない為に、クラシックを聴くことはありません。
 これは、私の生徒の大多数がそういう状態ですし、今回の参加者もほとんどがそうかもしれません。

 教えていて思いますが、小さくても、ショパンもベートーヴェンも名前を知っていて、それらを弾けるようになりたい、と思って習っている子供と、お母様からはっきりと、「我が家はクラシック音楽は嫌いだから。 でも、ピアノを習わせて、ジャズグレードでは無くて、普通のグレードを受けさせたい」というご家庭では、大きな違いがあります。

 このレヴェルになると、本当は楽譜の音を追うだけでは曲にならないと思うのです。
 でも、普段クラシックを聴いたことが無い子供たちは、こちらがレッスン中に曲を模範演奏したとしても、曲をとらえることが難しくなってくる。
 流れというのでしょうか。
 通学中の車の中で10分クラシックFMをかけるだけで違う、と私は思っているのですが。

 こちらも、講評にはほぼ納得できるけれど、順位は???でした。
 
 ということで、順位はつくものの、同じレベルの他の先生に習っている人たちの演奏を聴いて、講評を伺って、緊張して弾く。
 ご両親は会場まで子供たちを連れて行って、心配なさって、色々な感情をお持ちになると思いますが、子供たちは強い。
 そして、結果がどうであれ、大きく伸びる子もいるので、本当はうまく活用してもらいたいな、と思っています。
 日本のコンクールに比べれば、はるかに受けやすいですし、アットホームなので。

 結果は残念でしたが、前回よりも良い演奏ができたこと、それが、一番良かったことだと思います。
 自分で良かった、と思う演奏ができて結果がついてこない時の気持ちは、私自身が一番わかるので。

 再来週から私の生徒たちのグレード試験が始まるものの、とりあえず、この凄まじい10日間が終わって、ホッとしています。
 本当は、他のクラスも聴きたかったものの、その余裕は今回は残念ながらありませんでした。

 
 

Posted on 2016/02/20 Sat. 23:17 [edit]

category: 音楽

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