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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ワイト島 (1月16日) 

 このところ、きれいな夕焼けを見られることが多いように思います。

 既に、ワイト島へ行ってから1週間が経とうとしています。
 行った日(コンサートの日)は、天気も良く、恵まれていた、と改めて思います。

 ワイト島へは、ロンドンから列車で、ポーツマスもしくはサウサンプトンまで行って、船で島に渡るのが一般的なようです。
 ポーツマスからの方が船の本数も多そうなのですが、今回は主催者の方が用意して下さった切符が、サウサンプトンから船でした。

 サウサンプトン(Southampton)はボーンマスへ行く時に通過するものの、降りるのは初めて。
 本当は、この日は、ここから先に進みたくない思いもありました。
 サウサンプトンで、私が今一番生で聴きたいと思っているピアニストのリサイタルがあったのです。
 しかも、私が大好きな曲ばかりで。
 
 イギリス名物、信号機故障があった為、ロンドン・ウォータールーの出発が既に15分遅れ。
 ぎりぎりの乗り継ぎだった為、予定していた港までのバス、船、両方乗れませんでした。
 ただ、土曜日は30分に1本の船が出ている為、その次には乗れましたが。


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 これは帰りなので、曇っていますが、こんな高速船に乗ります。
 外のデッキが無かったのが、とっても残念。

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 海の怖さもわかった上で、海、船、私が大好きなもの。
 ロマンがあります。


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 私が乗った船と同じような場所に着くであろう船ですが、こちらは、カーフェリー。
 スーパーストアのトラック(?)も乗っていました。
 個人的には、乗っていたものよりも、こちらの方が乗りたいと思ってしまう(←私にとって非日常の乗り物に乗ると、何をしにそれに乗っているのか目的を失ってしまう人)。


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 いくつかのコンテナを積んだような船や、ヨットを見た後、ワイト島が見えてきました。
 高速船ですので、乗車時間は25分。


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 とにかく、海の水の動き、太陽の反射をみていると、全く飽きません。
 ちなみに、この船が着いた場所は、Cowesという街。
 ここは、夏にボートの(多分ヨット)レースが行われるそうです。
 港に近いところに住んでいる(部屋を持っている)人たちは、お金持ちが多いそうです。

 島の広さは、384km2 らしい。


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主催者の方が港まで迎えにいらして下さって、そこから25分ほどで、あのお屋敷へ。
 これは、日本でいう3階のベッドルームからの眺め。
 私の1年目のホームステイ先もこのような景色が広がっていた為、とても懐かしく感じました。


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 旅の後、こんなに素敵なお天気で、本番まで時間がある、となれば、まずはリハーサルの前にお散歩。
 空と雲がとってもきれいでした。

 先日書いたように、気分はすっかりジェーン・オースティンのキャラクター。
 どうして、私はモスリンのお洋服を着ていないのだろう?
 と思うばかりでした。


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 たまに、犬と散歩する方々をお見かけしましたが、Helloと言葉を交わすのが、ロンドンとの違い。
 日本に比べれば、ロンドン(私が住むのは、中心部ではありませんし)は、お散歩するのも気持ちが良い、と思っていますが、ここはもっと素晴らしい。
 

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 ここもコンサートをしているお宅の所有地だと思います。


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 聴こえてくるのは、風の音、葉っぱの音。
 そして、この太陽が沈む時の美しい光。

 その後のリハーサルは、非常にリフレッシュした状態で臨めました。

 コンサートをして、遅いお夕食を頂いて。
 さすがこのようなお宅。 ありました、AGA(アーガー)が! 
 アーガーとは、私はホームステイ先にあったので、イギリスの家庭のキッチンにはこれがあるものだ、と思っていましたが、そうでないことを知ったのはずいぶん後になってから。
 コンロ、というか、ストーブ、というか、そういうものです。
 維持費がとてもかかるそうです。

 お夕食の時には、おしゃべりを楽しませて頂きました。
 博識あるご主人。 
 日本へは行ったことが無い(正確に言うと、空港だけ)そうですが、日本のことを多くご存じで、私にたくさん質問をされました。
 ちなみに、40年近く続くこのコンサート(年に9回くらい)、日本人が出演するのは初めてだったそうです。
 
 宗教、戦争、原爆。 戦争により、日本人はアメリカ人に対してどのような感情を持っているのか?というものから始まり、2011年の東北の地震はもちろんのこと、オウム真理教、サリン事件のことまでご存じだったことには驚きました。
 結婚観、親と子のあり方、それはそれは多岐にわたりました。

 ただ、私は18歳からイギリスにいますし、ロンドンでほとんど日本人ともかかわっておりません。
 「質問されるのは構いませんが、私は生粋の日本人ではありません。 聞く相手を間違っていると思います」
と答えましたが、
「みゆきが、18歳からここにいるのはわかっている。 でも知りたい」
 とのことでした。

 やはり分野によっては、こんなに長くイギリスにいても、英語の勉強というものを全然しない私は、語彙力が弱く、多少冷や汗を流しながらですが、会話を楽しませて頂きました。

 
 古いお家ですから、他のイギリスの家のように暖房が効きにくい。
 ですが、鶏の鳴き声が聴こえて、街灯の光も無くて、幸せな一夜でした。
 ここへ行くことができたこと、感謝してもしきれません。


Posted on 2016/01/21 Thu. 23:09 [edit]

category: イギリス 遠出

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