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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Torino-Cuneo-Caraglio (12月2日) 

あっという間に時が過ぎていきます。

 イタリア2日目は、移動日。
 まずは、乗る予定の列車の30分前にトリノの駅に着いて、今日はさすがに朝でピアノが空いていたので、弾かせてもらう。
 この日、現地に着いてからの予定が見えていなかった(本番が翌日から、ということはわかっていた)ので、万が一、アルファベットのKが出て、2番目(私の前にもう一人Kがいることはわかっていた)が出たら、すぐに舞台リハーサルなので、前日もピアノに触れていないし、ここでとりあえず、ピアノに触れておくことに。
 予選で弾いた、モーツアルトのソナタK330と、朝から、シューベルト/リストのウィーンの夜会 第6番を弾く。
 練習、というよりも、通しですね。
 朝なのに、足を止める方もいらして、終わった後、色々と声をかけて下さる方もいらしたものの、言葉ができないのが寂しい。
 

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 そして、ロンドンの空みたいなトリノから、西へ向かって移動。
 今回は、高速列車には縁が無くて、この普通のイタリア鉄道でした。

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 霧が凄くて、外の景色も見えないのですが、太陽が昇っていく様子が、こうして見えたのは、幻想的でした。
 楽譜を勉強しよう、と思っていても、外ばかりみていました。 

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 途中で乗り換えて(2時間に1本は、直通列車があったようですが)、クーネオ(Cuneo)の駅に到着。
 約1時間半の旅でした。
 イギリスで、羊と馬の景色がほとんどの列車に乗るのとは違い、山がずっと連なって見える、というのが私には非常に新鮮でした。 アルプス山脈の端の一部だと思うのですが。
 それにしても、もっと小さい駅を想像していた(南イタリアの感覚)クーネオですが、立派な駅で驚きました。

 ここからさらにバスに乗るのですが、その乗り継ぎがあまりよくなくて、この列車だけは、乗り継ぎ時間1分。
 列車は珍しく定時到着。
 バスはどうせ遅れるかな?と思ったら案の定。 走ったにも関わらず、15分ほど遅れていました。
 この青空が何よりも嬉しい。
 

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 そして、駅前のバス停からは、こうして山が見える。
 山には、海とは違うロマンがあります。
 小学生のうちまでは、よく家族で山登りをしていた家なので、山のある景色は大好きです。
 私の両親は富士山にも2度以上登っているので、山へ行くのは、富士山へ行く練習、と勝手に思っていましたが、段々バレエにのめり込み、そちらに時間がとられて、遂に家族で富士山へ登ることはありませんでした。
 
 富士山のフォルムは特別ですが、こうして、ちょっと雪化粧した山脈をみる、というのはこのスケールでは初めてのこと。
 こうなると、モンブランとかみてみたくなります。

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バスに乗ること15分ほど、滞在する街の唯一らしいホテル。
(よって、審査員たちも同じホテル・・・)

 こうして、バルコニーがあるのが嬉しいことでした。
 夜は天然の冷蔵庫として活躍。


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 バルコニーに出ると、この景色。
 この丘に登ってみたかったのですが、5泊しても、その時間はありませんでした。
 目的はコンクールですから。
 

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 正午に集合だった為、歩いて10分弱の街中へ。
 ここでも山が見える。
 

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 この日だけだったのですが、お昼過ぎまで、マーケットが出ていました。
 が、お野菜などでは無くて、日用品のマーケット。

 私、ヘマをして、トリノで泊まったアパートにiPhoneの充電するコードを忘れてきてしまったのです。
 こんなことは初めて。
 ここで手に入るか探しましたが、駄目でした。
 トリノの方に連絡したものの、郵便事情を考えるとすぐに届かなさそうですし、翌日配達の物は非常に高い。
 この街のホテルの方に伺ったら、これまでに忘れられていった携帯電話などの充電器が入った箱を出してきて下さり、一つだけ、私が使えるものがありました。
 それが、イギリスからの旅行者が忘れていったものらしく、プラグ部分はイギリスの物。
 EU基準の物はなかったのですが、私はイギリスプラグからEUプラグへの変換プラグを持っていた為、滞在中お借りできました。
 気を付けなくてはいけません。


 集合して、他の参加者と顔を合わせ、2年前のコンクールで仲良くなった友達にも再会。
 
 くじ引きが行われたりして、練習室の予約をする時に、イタリアらしさをみてしまう。
 ピアノがある練習室は5つ。
 参加者は26人。
 一人1時間練習するには単純計算で5時間+。
 なのに、足りなくなると困るから、と1人30分の練習予約。
 全員終わったら、残りを確認して、また1から始める。
 この効率の悪さ・・・
 しかも、翌日分も予約して、12時間分の練習時間があるにも関わらず、ここでも、さらに1人30分と言われる。
 どうして、この単純計算をしないのか? 謎でした。


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 そんなこんなで、舞台リハ、練習をしながら、空き時間に街を歩いてみる。
 また違うところからも山が見える。
 3方を山に囲まれた街でした。

 あまりの疲れで、なんとこの日は夜8時には寝てしまう。
 そして翌日起きたのは朝7時。
 とても、コンクール予選の前夜とは思えない緊張感。
 ですが、イタリアへ来る前、ほぼ2日間徹夜状態だったのでこうなってしまったのでしょう。


 
 

Posted on 2015/12/19 Sat. 11:38 [edit]

category: イタリア

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