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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

リカルドの引退公演 

今年は、チケットが取れなかったり、教えの時間が重なったり(決して忙しいわけではなく、遅い時間をご希望のご家庭が増えている為)して、なかなかオペラハウスにも行けていませんが、やっと、今週からスタートした、『くるみ割り人形』を観てきました。
 20回以上の公演のはずですが、既に、完売。
 どうしても行きたくて、前日にコンピューターにはりついて、安いリターンをどうにかゲットして行ってきました。


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 今日は、ロイヤルバレエに22年在籍、ファースト・ソロイストのリカルド・セルヴェラの引退公演でもありました。
 40歳前後だと思いますが、まだこの若さあふれる、ハンス・ピーター/くるみ割り人形を踊っても違和感がありません。
 
 私が禁断の扉を開いて、初めてロイヤルバレエをロイヤルオペラハウスで観たのが、2006年の12月の『くるみ割り人形』の初日。
 この時のハンス・ピーターがリカルドでした。
 当時、ハンス・ピーターをしていて今でもこの役を踊っているのは、リカルドだけです。

 この役を始め、『リーズの結婚』のコーラス、『マノン』のレスコー、『ロミオとジュリエット』のマキューシオ、『うたかたの恋』のブラットフィッシュ、『ベアトリス・ポター物語』の街のネズミ、『大地の歌』、リアム・スカーレットの作品、その他多数、忘れられない舞台がたくさんあります。

 大好きだったダンサーがまた一人、引退をするのは本当に寂しい。
 ですが、リカルドはこのままカンパニーに残り、後進の指導にあたるようなので、それは、彼のお人柄にもよるのだろうな、と思うばかりです。
 とにかく、優しさあふれる、このハンス・ピーターを演じるので。
 

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 最後まで素敵な舞台をみせてくれました。
 特に、私は、このロイヤルバレエで上演している、ピーター・ライト版『くるみ割り人形』が大好きなので、最後の最後まで堪能しいました。


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 リカルド、といえば、同じスペイン人のラウラ・モレーラとのパートナーシップ。
 最後に二人は一緒に踊ることができませんでしたが、今日の金平糖の精は、ラウラ。
 レッド・カーテンのカーテンコールで、最後にハンス・ピーター、クラーラ、ドロッセルマイヤー、金平糖、王子が出てきた後、ドロッセルマイヤーを演じていたクリストファー・ソウンダースがリカルドに舞台に残るように伝え、ラウラが出てきました。
 この計らいが良かったです。
 
 リカルドの切れのある、そして表現力豊かな踊りをもう観られないのはとても残念ですが、今年は、カルロス・アコスタ、ロベルタ・マルケスのロイヤルバレエ引退公演を見逃してしまったので、これだけでもたちあえて良かったと思っています。

 それにしても、『くるみ割り人形』の平和さ。
 第1幕を飽きさせず、舞台上の人々が生きていて、自然。
 平和さに第1幕で既に涙。 リカルドの最後だと思って涙。
 こんな平和な作品を観ながらも、涙涙の『くるみ』今年初鑑賞でした。

 

Posted on 2015/12/12 Sat. 23:59 [edit]

category: バレエ

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Comments

 

お久しぶりです。リカルドの引退公演レポをありがとうございました。本当にさみしいです。リカルドのハンス大好きでした。

URL | asaco #oCdb0I8Q | 2015/12/15 22:12 | edit

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