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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ウィタムでのコンサート終了 (10月7日) 

一昨日から、私の演奏シーズンが始まりました。
 9月に演奏しなかったのは、久々かと思います。


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 今回は、3年前から10月の第1水曜日にお声をかけて頂いている、ロンドンから列車で40分ほどの、エセックス、ウィタム(Witham)のUnited Reformed Churchにて。
 教会、とひとえに言っても、様々なお姿です。


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 プログラムは、
 
 ショパン: 4つのマズルカ 作品33
 ショパン: エチュード 作品25-6
 ショパン: ノクターン ロ長調 作品62-1
 チャイコフスキー: 『四季』より 1月
 ショパン: 華麗なる大円舞曲 作品18
 ショパン: 4つのマズルカ 作品67
 ショパン: 幻想ポロネーズ

 4つのマズルカ作品33は、2年半ぶりくらい? エチュードはカーディフ時代に勉強して、試験では弾いているものの、公開で演奏するのは初めて。 俗にいう、3度のエチュードです。
 本当は、ノクターンとチャイコフスキーではなくて、ポーランドの作曲家、ザレンプスキとマギンを弾く予定が、諸事情により、変更。 そして、後半もショパン。
 
 ピアノは、ブロードウッド。 一昨年までは重いピアノで、去年は非常に弾きやすく、今年は・・・ 4000ポンドかけて手直しをしたそうですが、ひどすぎる・・・ 何も、私は最高の水準の(超一流ピアニスト用とか、現在開催中のショパンコンクール並みの水準)ピアノを求めているわけではありません。
 ジャズもしくは、叩き系ピアニストが弾いてしまっているのか、とにかく、コントロールができずに、音がストレートに鳴ってしまう楽器でした。 よって、マギンは、リハーサル中に、速め、音多めでしたので、何を弾いているのかわからなくなってしまう有様。 それで、その場で変更を判断。
 
 ザレンプスキは10月末の大きめの舞台で弾くのに、今回弾いておきたかったのですが、途中で無理と判断。
 理解を得ることが非常に難しい問題なので、ここには詳しく書きませんが、精神的なもの、ということです。
 誰にでも開いているコンサート。 もし、あの状態の方が、大きなコンサートホールに来ていたら、そしてあの行動であれば、周りからの苦情になると思います。 ですが、ここは小さな教会でのコンサート。

 私が小学校3年生から6年生くらいまで苦しんだ心の傷のことで、解決せずにそのままにしてしまった問題が浮上してしまいました。 私一人の問題ではありません。 
 とにかく、プログラムの1曲目から、パニック状態。 手は震え、終わる頃には私は真っ青だったそうです。
 
 とりあえず、弾きましたが、音は聴けないし、何を弾いているかわからないし、頭の中の楽譜すら追えない状態。
 20年以上前の悪夢が恐ろしい勢いで目の前に現れてしまい、2日たった今でも、それはまだ解決の糸口も見つかっていません。
 プラス、ちゃんと弾けなかったという自己嫌悪。 最低レベルは死守したので、ぐちゃぐちゃ、というわけではありませんが。

 教えには行っているものの、自分のピアノにどう向き合いなおすのか、きちんと考えなくてはいけません。
 2日間飲み続けた偏頭痛の薬が、今はだいぶいらなくなったので多少落ち着きましたが。

 2週間半後のコンサートでしっかり演奏したいと思うので、今はそこに集中します。
 

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 ちょっとの差で乗り遅れてしまったロンドン行の列車。
 ウィタムの駅の待合室?が新しくなっていました。
 ファーストクラス用では無くて、誰でも使えるお部屋。
 
 平日の午後2時半過ぎなのに、ずいぶん混んでいる列車だな、と思っていたら、次の駅でもたくさんの人が乗り込んできて、私の周りには、お酒の匂いをプンプンさせたおじさんたち。
 把握していない私はわかっていませんでしたが、この列車の停車駅がロンドンオリンピックのストゥディアムの最寄り駅Stratfordに停まる為、この日にラグビーのワールドカップの試合があった、サウス・アフリカ=アメリカ戦(?)を観に行く人たちのようでした。
 私も乗り換えの為にStratfordで降りましたが、駅も凄い人の数でした。

 無念のシーズン最初の舞台になってしまいましたが、舞台には魔物が潜んでいることも、子供の時に受けた傷は、20年以上経って思わぬところで出てきてしまうことも、改めて実感できた、というべきかもしれません。

 

Posted on 2015/10/09 Fri. 22:32 [edit]

category: 自分のコンサート

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