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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ガッリポリのコンクールのガラコンサート (5月14日 ②) 

 この為に、わざわざイタリアに戻った、コンクールのガラコンサート。
 ずっと負け戦ばかりでしたので、こうして、いつもは見ていた舞台に出られるのは本当に久々。

 
150514-10


 夜7時から、と言われていたので、6時半頃行ってみたら、舞台はこのような状態。
 ちなみに、宿泊先から劇場までは徒歩1分。
 着替える場所もないので、ドレスに着替えて、ピアノ靴だけもって出かけたのですが、あんな恰好で宿泊先を出たら、たまたま通りかかった観光客の方々が、何かやっているのかと間違えて、入って行ってしまいました。

 
 12歳前後の男の子10人くらいのパーカッショングループで始まったコンサートでした。
  私は最後から4番目くらいの出番でしたので、最初の1時間は中で聴いていました。
 
 コンクールの要項、自分が必要なところしか読みこなせなかったので、楽器ソロ以外のカテゴリーは、全く分かっていなかったので、こんなに色々とカテゴリーがあったのだ、というのが第一印象。
  
 イギリスでも、あまり聴いたことがなくて、このコンサートで多分初めて、大道芸人以外で聴いたのが、アコーディオンでした。
 ギターを弾く子供たちも結構いて、私が受けたカテゴリーは、イタリアで勉強している中国人も数人いて、ピアノの人数が他の楽器よりも多かったのですが、他のカテゴリーを聴いていたときは、ピアノは少数。
 
 イギリスでは盛んな弦楽器が少なめだったかな?とも思います。

 地元のコンテスタントが多かったのですが、いずれにしても、こんなに美しいところで家の中に閉じこもって練習できる子供たちはえらい、と思いました。
 私だったら、すぐに外に飛び出していってしまいそうで。

 
 私は、2日前のコンクールで審査員に指定された、ショパンの幻想ポロネーズを演奏。
 一部の審査員は、モーツアルトのほうがよかった、とおっしゃる方もいらして、苦手意識が高いモーツアルトだけに、意外でした。
 
 20時間ぶりに触れるピアノ。
 冒頭のダブル3度でちょっとやりましたが(思い返しても、あれが悔しい)、あとは、完全燃焼できたのでは?と思います。
 舞台を降りてふらふらの感覚、久々でした。
 何よりも、あの劇場で再び演奏できたことが幸せで、劇場いっぱいのイタリア人の方々に聴いて頂けたことが幸せでした。

 コンサートで1曲だけ弾く、というのは、今の私はそうそうあることではないので、いつもなら、最低30分の中でどのように曲を組み合わせていくか、ペース配分を考えるか、というのが課題ですが、1曲勝負、というのはまた違い、学生時代の学校でのコンサートを思い起こしました。

 何はともあれ、自信を取り戻すため、賞狙いでは無く受けたコンクール。
 とっても小さなものですが、それでも、こうして賞をいただけたことに感謝です。
 
 年齢が若ければ若いほど良い世界。
 私の年齢では、受けられるコンクールもほとんどありません。
 10代で完成している世界。 反対に、私の年齢でこうしてコンクールに挑戦しているのは問題があります。
 が、この世界に足を踏み入れたのが非常に遅すぎる私は、年寄りだけれど、20歳の子達と同じ能力なのです。
 一人くらい、こういうのがいてもよいのかな、と思っています。

 私がこうしてコンクールを受けることにより(しかも、当初よりも長くなった為)、生徒たちには多大な迷惑をかけています。
 申し訳ないとは思っていますが、私自身ががんばることにより、教えの質も上がりますし、違う見方もできるようになる。
 ご理解くださるお母様方に感謝です。

 

Posted on 2015/06/03 Wed. 11:21 [edit]

category: 自分のコンサート

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