09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

友達のランチタイムコンサート 

Bank holiday Weekendの最終日、Easter Monday、素晴らしい青空が広がり、気温も上昇。
 一昨日までは、ヒートテック、セーター、オーヴァーコートで出かけていたのに、今日は、半袖に、薄めのカーディガンで出かけられたほど。 さすがに、日が落ちてからは、ウールのケープが必要でしたが、日中は、暑いほどでした。
 

150406-1


 ウォータールー・ブリッジに並ぶ、赤い2階建てバスと、向こう側には、シティー、そして、セント・ポール寺院。


150406-2


 久々に、トラファルガー広場に建つ、St Martin-in-the-Fields教会のランチタイムコンサートへ。
 
 ウィーン国立音楽大学3年生に在学中の、ルーメニア人ピアニスト、アデーラによるもの。

 プログラムは、
 エネスコ: パヴァーヌ 
 リスト: ピアノソナタ ロ短調
 ラヴェル: ラ・ヴァルス

 アンコールは、スクリャービン: エチュード 作品8-12

 重め、充実プログラムでした。

 彼女とは、昨年の夏、クロアチアのコンクールで知り合い、年も10歳以上離れているのに、仲良くなりました。
 今回は、いずれにしても聴きに行くのを楽しみにしておりましたが、数日前に頼まれて、ビデオ、写真係を仰せつかり、普段は一般入場させていない、上の階で、ビデオだの写真だのを撮りながら、ゆったりと聴かせて頂きました。

 コンクールの本選で彼女の演奏を聴き、あの時は、スクリャービンのソナタ第4番と、リストのバラードでしたが、とても興味を持つ演奏でした。
 昨年12月にフランスのコンクールを受けた時、同じくルーメニア人で、彼女と同じ年だったから、ずっと国内コンクールでいつも一緒だった、という人に会ったのですが、幼い頃から優秀だったそうです。
 
 ただ、私はコンクールとコンサート、会場の違い、というものを差し引いても、昨年夏とは違う印象を彼女の演奏から受けました。
 どちらかというと、コンクールの時の方が好み。
 音の出し方そのものが違うのです。

 終わった後話して納得。 コンクールの時の曲は、大学生になってから。 今回の、ラ・ヴァルスは、16歳から、リストのソナタは17歳から、ルーメニアにいた時から勉強しているもの。 そして、今は、今まで力任せに弾いていたから、脱力を含め、音の出し方から直している最中。
 改めて、大学生になる前に音の出し方を直さないと大変なのだな、と彼女と話をして思うばかりでした。

 とはいうものの、小さい頃からきちんと勉強している人は、テクニックも素晴らしく、見事な指裁きでした。
 
 リストのソナタは、私にとっては、11年前の師匠の演奏が忘れられませんし、オペラハウスに通うようになってからは、アシュトン振付、『椿姫』の30分ヴァージョン、『マルグリットとアルマン』でおなじみの曲。
 『ラ・ヴァルス』も、アシュトン振付で、ロイヤルオペラハウスではお馴染み。
 どちらも、大好きな曲です。

 バレエの印象が強すぎる私には、彼女とは解釈が違うところも多くありましたが、彼女の言葉があり、好きな演奏でした。
 
 ここの教会では、私はちょうど10年前の今頃、人生2回目の1人でのコンサート、ロンドンで初めてのコンサートはここでの演奏でしたので、非常に懐かしく思っていました。

 終わった後は、彼女は初対面だったものの、国が小さい分、皆知り合いだった、ロンドンにいるルーメニア人ピアニスト3人と一緒に、テムズ川を渡って、QEHの上のルーフ・ガーデンで、お茶。
 ロンドンに住む私たちは、待ち望んでいた太陽。 ルーフ・ガーデンは、読書をしたり、日向ぼっこをする人たちで、いっぱい。
 
 短い時間でしたが、現役で頑張っている彼女と会って、話して、有意義な時間でした。
 日本のコンクールは、ピリピリしていて、驚きますが、国際コンクールは、もちろん、皆演奏前は自分のことに集中するものの、ライヴァルでありますが、同じものに全力で取り組んでいる同志。 
 彼女と出会ったクロアチアでは、小さな街でしたから、皆同じところに泊まっていて、コンクールの本選後は、前日に落ちた私たちも含め、数人で夜中2時過ぎまで、お喋りを楽しんだものでした。
 
 刺激を受けて来たので、私も頑張りたいと思います。
 小さい時から、この道で頑張っている人たちには、かなわないところもあります。
 でも、もう少し、同じ土俵に乗って頑張らせてもらおうと思います。


 

Posted on 2015/04/06 Mon. 21:45 [edit]

category: エンターテイメント

TB: 0    CM: 0

06

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2377-4dc2a7b5
Use trackback on this entry.

Trackback
list