03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 05

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

2年 

ずいぶん、春めいてきました。
あと1週間で、夏時間が始まります。

3月22日。 今日で、ちょうど2年。


150322


 2年前の今日、歩道でメインテナンスがきちんとされていない石畳(?)の壊れて持ち上がっているところに足をひっかけて派手に転び、左手を複雑骨折した日。

 気付いた時には歩道で大の字に突っ伏していた為、どのように転んだのかもわかりません。
 
 写真の一番上が、骨折して3日後(これが、イギリスの現状)に専門医に診て頂けた時につけられた、ドクターが色を選んでくださった、紫色のギブス。
 写真に写っていない面には、十数人の方々のサインを頂いてある、私の宝物。

 怪我から6週間後にギブスを完全に外した後にお世話になっていたピンクのハードサポーター。
 これも、昨年まで旅に出る時には、荷物があるから手をかばいきれなくなるので、必需品。
 現在は、ソフトサポーターは手放せません。

 ドクターから言われた、ピアノを弾かなければ完治18か月。
 ピアノを弾いていたら、最低2年。
 この2年を迎えたわけですが、結果は・・・
 
 それでも、ずいぶん親指と人差し指のストレッチは戻りつつあり、左手の力も戻ってきました。
 
 このところ、ピアノに追われているので、弾く量も多いので、再び痛みが戻ってきてしまうことも多いのですが、それでも、あの2年前、上腕まで覆われた役に立たない左手と共に、右手だけで生活をしていたことを思うと、大きな進歩です。

 自分で怪我をしなければ、当時は在英15年目だったのにも関わらず、私はイギリスではギブスの色が色々とある(赤、ブルー、イエロー、グリーン、ピンク、スカイブルー、紫)ことを知らずに過ごしていました。
 レントゲンも、撮ったのは、怪我をして最初に病院へ行った時だけ。
 私の場合は、手術ではなく、ドクターがマニュプレイト(多分、昔の日本のほねつぎ)して骨を元に戻していますが、あくまでもドクターの感覚だけであり、その後にレントゲンを撮っていません。 ギブスを外した時も、6週間経っていたら、統計上、骨は元に戻る、ということで、レントゲンは撮りません。
 私が特殊なのではなく、イギリスは基本的に、レントゲンを撮るのは最初の1度だけのようです。
 日本はずいぶん多く撮るようですが。

 未だに怖くて、力も弱いですし、引っ張られる感覚が恐怖なので、バスや電車の手すりには、一切つかまることができません。
 これが自然にできるようになった時、私の中での完治の目安の一つのように思っています。
 
 2年前の今日、怪我をした1時間後に、友達の生徒さんのグレード試験で、ヴァイオリンの伴奏をしました。
 外傷もなく、何もわからないからできたこと。
 あの時、鍵盤に乗せた指が、ぶら下がっている感覚があったのは恐怖。
 オクターブに手を広げたら、その後は自力で手をすぼめることができなくて、右手で親指を押しながら伴奏を弾き切りました。
 今考えると恐ろしいですが、プロ根性、というか、火事場の馬鹿力というのか。
 この話をサマーコースで先生方にしたら、呆れられ、そういう状態でピアノを弾いたことを非常に怒られましたが。

 まさか、折れているなんて思わなかったからできたことです。

 不便はまだまだありますし、先日も、キッチンで、粉をぶちまけたばかり。
 ですが、こうして、両手を使ってピアノを弾けることが幸せです。
 気を付けながら、もう少しこの怪我と仲良くしていこうと思います。



 
 

Posted on 2015/03/22 Sun. 13:31 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

22

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2366-8b64f9b6
Use trackback on this entry.

Trackback
list