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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロンドン St Bride's Churchでのコンサート(3月13日) 

150313


 演奏予定者キャンセルにより、本番24時間前に、引き受けたコンサート。
 昨年6月に演奏させていただいた、シティにある、St Bride's Church。
 
 今までも、どなたかのキャンセルにより、コンサートを直前に引き受けたことはありますが、さすがに前日は初めての経験でした。 が、演奏させて頂けるチャンス、というのは本当に貴重で大切なものなので、たとえ当日にお話を頂いても、1時間のプログラムは演奏できるようにしてあります。

 プログラムは

 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻第8番
 ハイドン: ピアノソナタ Hob.XVI:42 ニ長調
 リスト: メフィストワルツ 第1番

おかしなもので、コンクール前に念密に弾き込んでおく時のバッハの平均律は破壊し、今回のように、前日に1度通しただけの時には、全く暗譜が飛ぶこともなく、音的にもやりたいことができる、バッハ。
 
 今回は、前日にお話を頂いた時点で、11時から1時間45分ほどリハーサルができるとのことでした。
 が、当日、教会へ向かっている途中のバスの中でメールを受け取り、12時半までサーヴィス(追悼式のようなもの)があったのを忘れていた、とのこと。
 私は、1時間15分ほどリハーサルするつもりで、当日の予定を組んでいました。
 リハーサルができないのであれば、それはそれで仕方がない。 家で練習していきます。
 でも、朝、家でリストの危ないところだけさらって、他は本番ピアノ会場で調整するつもりでした。

 時間をつぶして、12時半に行ったものの、もちろんリハーサルを始められる状況ではなく・・・ 結局ピアノに触れたのは10分。 大誤算でした。
 
 よって、私は当日弾いておかないと怖いバッハを、本番一発勝負。
 
 あの12月の大破壊、2月の小破壊は何だったのか?
 本当に恐ろしいです。

 ハイドンは、コンサートで出すのは初めて。
 教会の響きの豊かな中で、休符に多くの意味を持つこの曲をどのように弾くのか?
 残響で休符の間にも音が残ってしまいます。
 一昨年の毎コンの小学生部門の課題曲にもなっているような小学生が弾ける曲を大人がどのように弾いていくのか。
 おもしろいので、しばらくちょこちょこ出していきたいと思います。

 多分、昨年の5月のコンクール以来のリストのメフィスト。
 24時間Noticeでどこまでできるのか。 厳密にいうと、コンサート前日は、教えが終わるのも遅くて、ほとんど練習時間もありませんでした。
 が、定期的に出している曲はどうにかなる。
 正直、大きな後半の跳躍など、練習しきれていないところもありました。
 しかし、新鮮な分、音楽的にはおもしろいものができたのでは?と思います。

 繊細な小品も大好きですが、たまには、こうした、すっきり爽快系も気持ちが良いです。
 ただ、教会にあるKawaiのピアノは、状態は良いものの、鍵盤の深さマチマチ、動きも悪い、ということで、ウォームアップをきちんとできていない状態でメフィストを弾くのは厳しく、2年前の骨折が完治していない私には鬼門だったようで、久々に腫れてしまったようでした。 そのうちよくなりましたが。

 カーディフ時代の同門だった子が聴きに来てくれたりもしたロンドンでのコンサート。
 日本と違い、ピアノ科の人数も少ないのに、今はピアノを弾いていない彼女。
 もう一人、近くで働いているから、お昼休みが取れたら行く、と言ってくれていたこ(結局、お仕事のトラブルがあったようですが)、もマンチェスター時代の同級生で非常に優秀であったのに、今はピアノを弾いていません。
 当時、遅れに遅れていた私は、彼女たちの技術、経歴がとっても羨ましかったです。
 でも、当時一番下手だった私が、いまだにピアノを弾き続けている。
 人生ってわかりません。

 2年以上、ロンドンで弾いていなかったのに、先月から3か月続けて珍しくロンドンでの本番。
 そろそろ、来月分のプログラムを決めなくてはいけません。

 
 

Posted on 2015/03/14 Sat. 15:27 [edit]

category: 自分のコンサート

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