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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

イギリス人ってのは・・・ 

 私の在英2年目、マンチェスターの音大へ行った時には、現在はイスラム系の学校になってしまった、すてきな古い音大の寮に住んでいました。
 が、食事は非常にまずくて、当時はピアノと勉強が大変すぎてとりあえずお腹がいっぱいになればよかったのでどうにか食べていましたが、非イギリス人の間では、
「イギリス人は、舌のブツブツの数が少ないから、味を感じることができない」
という皮肉というか笑いものにしたものが代々受け継がれ、食事がまずいのは、仕方がない、ということになっていました。

 そして、私が思うに、イギリス人は舌のブツブツの数が少ないのと同時に、皮膚の感覚も少ない(あくまでも私の診断)。
だから、青空であれば、私はヒートテックにセーター、ダウンコートでそれでも寒くているのに、半袖で歩く人たちが出てくるわけです。
 私が寒がり、というわけでもなく、家にいる時、一日中暖房をつけていることはまずありませんし、昔は0度以下になっているのに、オペラハウスの外で一晩過ごしたことだってあるような人です。

 どうしてこんなことを書いているのかというと・・・
 先日の土曜日、オックスフォードへ生徒のフェスティヴァルの演奏を聴きがてら教えに行き、帰りの長距離バスでのできごと。
 私の場合列車よりもコーチ(長距離バス)の方が便利なので、オックスフォードへはコーチを使用しています。
 列車よりも本数が多いですし、エアーコンディショナー完備、と書かれている車体。
 
 確かに、この冬は既に今日はクロッカスも咲き始めていましたし、暖かめと思います。
 が、なんと夜なのに、そしてガラガラの車内で、暖房なし。
 音からするに、運転席の窓も開いていたと思います。

 通常、コーチの中ではオーバーコートを脱いでいますが、今回はコートも着て、中、長距離移動の時に持ち歩いている赤ちゃん用のブランケット(軽くて便利)も使っているのに、途中から嫌な寒気がし始め、すっかり風邪をひきました。
 一瞬、運転手の方に暖房のことを言おうか、と思ったのですが、こんな冬に暖房をつけない、ということは暖房が壊れているのかも、とさすがイギリス滞在が長いと色々なことを考えるようになり、あえて運転手には言いに行きませんでした。
 その代りというか、その場でこのバス会社の『苦情』というところにメールを書き、翌日お返事を頂きました。
 
 苦情のメール、非常に得意です。
 英語学校時代、よくやったのですが、私は想像力豊かすぎて、タトゥーだらけだけれど、教え方は非常に上手かった先生に毎回呆れられていました。

 お返事によると、全てのコーチの空調は運転手が手動で行います。 人によって体感温度が違うので、極端に寒ければ、遠慮せずに運転手に申し出て下さい、とのことでした。

 が、いくら人によって体感温度が違うといえども、さすがに2月初旬に全く暖房を入れないのはどうか?と。
 ロンドンに着いてから乗った、乗り合いバスの方がよっぽど暖かかったです。

 精神的にも、肉体的にも疲れていた先週(その前の週は、疲労で、この私が衝動的にお肉を食べたくなって、教え帰りに初めてビーフのステーキ肉を買って夜10時に食べたほど・・・ ビーフを買うなんて、1年に1度あるかないかのことです)、家に帰る頃にはすっかり具合が悪くなったもよう。

 そして、ずぼらなのに、ロンドンの1人暮らしでは、絶対にソファーの上で寝ることが無い私。 実家だと誰かが起こしてくれるから、その辺で寝てしまいますが、一人暮らしは別。 どうしても眠い時には30分アラームをかけて、ベッドに入ります。
 ずぼらなので、朝起きて夜使ったホット・ウォーター・ボトルをベッドに入れたままベッドメイキングをするのですが、疲れていたこともあるのか、立膝になってベッドからホット・ウォーター・ボトルを取り出して、なんとそのままそのボトルを頭の下に枕のように置いて、床の上に寝ていました。 フローリングではなくて、カーペットなのが普段は嫌なのですが、今回はそれが幸いしました。
 コンピューターの画面がついたままになっていたので、時間にして5分ほど。 長くても10分以内。
 こんなことは前代未聞。
 私のホット・ウォーター・ボトルのカバーはFluffyなので、なんとも気持ちが良かったようです。

  教えだけは行っていますが、日中はそれほど動けずにこの2,3日を過ごしましたが、さすがに明日からは通常に戻らないと大変なことになります。
 
 教訓。 イギリス人の体感温度に頼りすぎてはいけない。 でも、正直、空調が壊れている、とまず最初に思ってしまったのが、段々私がイギリス人化している証拠。


 
 

Posted on 2015/02/10 Tue. 22:17 [edit]

category: イギリス事情

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