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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

日帰りパリ 1月6日 ④ 

 既に3週間前のこと、パリ一日観光の最後です。


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 ロンドン以上に(もしかしたら、これも生活している場所だからこそ、そう思うのかもしれませんが)絵になる風景のパリ。
 こうしたちょっとした空間でさえ、木々の植え方が素敵。
 

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 ストラヴィンスキー広場のあと、本当はモンパルナス墓地へ行く予定が、時間がなかったので、予定変更、RERで移動をして向かったのがこちら。
 今回、パリへのユーロスターのチケットを買ってから、一番行きたかった場所です。
 オルセー美術館。

 本当は、美術館などが大好きなのに、パリも4回目になるのに、実は、美術館へ行っていません。
 一番最初に行った時は、ルーブルだけは行きましたが、確か、オルセーは改装中だったように記憶しています。
 今回は、当初の私の頭の中の予定では、午前中にオランジェリー美術館、午後にオルセー美術館、という予定だったのですが、調べていくうちに、火曜日はオランジェリーは休館、ということがわかりました。
 大きな美術館は基本的にクリスマス以外は無休のロンドンに住んでいるので、美術館に休館日がある、という考えすら私には抜けていました。 ちなみに、オルセーは月曜日が休館日(2015年1月現在)。
 
 パリへ美術館目当てに行く場合には、チケットを買う前に休館日のチェックをすべきだ、という良い教訓になりました。

 この素敵な時計の裏がみえるカフェにて、絵の鑑賞をする前に、まずは一休み。
 9時20分にパリに着いて、午後3時頃まで、メトロでの移動、マドレーヌ寺院での静寂の時間を除いて、ずっと歩きっぱなし。
 さすがに、足が棒のようになっていました。
 
 

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 そして、窓の外には、セーヌ川を挟んで、サクレクール寺院が見えます。
 まだ行ったことのない、サクレクール。
 ここだけは、お天気の良い時に行きたいな、と思い続け、未だに行っておりません。

 ちなみに、今回はエッフェル塔も、凱旋門も、ノートルダムも、いわゆる、パリという感じのものは見ていません。
 それなのに、まだまだ行っていないメイジャーな観光地があるのです。 
お墓と対面している時間が私の場合長すぎるのでしょう。

 美術館内はとても混んでいましたが、見たかった絵がたくさんあって、大満足。
 美術と音楽の印象派などの時代の名前は、美術のほうが時代的には多少先を歩いています。
 色々と発見もあり、音楽に続く部分もあり。
 
 オペラ座(ガルニエ)の内部の素晴らしい模型があったのには、目が釘づけ。
 
 石膏も結構ありましたが、こればかりは、非常に苦手。
 日本の高校2,3年生時代、その時は美術大学へ行く予定だった私は、他の人が世界史とか、日本史とかを勉強している間は、他の美大受験希望の人たちと、美術室でひたすら石膏デッサンをしていました。
 これが非常に苦手だった為、いまだに美術館などで石膏の像をみると、当時の苦い思い出が戻ってきます。


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 午後6時に閉館。
 私の乗るユーロスターは夜9時過ぎ。 8時半までに北駅へ行けば良かったため、あと2時間の残り時間。
 
 美術館の前のバス停でバスルートを見たら、セーヌ川の対岸へ渡ったら、私が行きたいところへ1本で行けることがわかったので、今回の旅初セーヌ川。

 ロンドンではバスを乗り回していますが、パリではいまいち良くわからなくて、バスに乗ったのは、一昨年ホームステイ先のマダムと一緒の時に乗っただけ。
 今回、やっとわかってきたので使いましたが、道路が混んでいない限り、景色は見られますし、地理も覚えるので、本当はもう少しバスを乗りこなせるようになりたいな、と。
 

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 終点で降りたバス停の目の前は、こんな素敵な建物と、スケートリンク。
 
 ここから歩いて5分ほど、向かったのは、紅茶屋さんのマリアージュ・フレーユ。
 普段は、イギリスのごく庶民的な紅茶を飲んでいますが、たまに飲みたくなるのがマリアージュ。
 4月にパリへ行った時、10年ぶりにマリアージュへ行ったのですが、以前からのお店のすぐ反対側に、すでに袋詰めされていて、なおかつ、茶葉の香りをかぎながら購入できる店舗ができていたので、私はそちらへ。
 
 選んで店員さんのところへ持って行って、私は、ボン・ソワーと言いながら商品をお渡ししたのに、店員さんから、
「贈り物ですか? ご自宅用ですか?」
 と日本語で聞かれました。
 
 日本語を話せるフランス人の店員さんだったため、そして、英語は苦手だから、日本語で話したい、と言われ、誰も店内にいなかったこともあり、しばしここでおしゃべりタイム。
 つい最近、ロンドンにいらしたばかりだそうで、アフタヌーンティーのおいしくてお茶の種類が多くてサーヴィスもよいお店を聞かれたりもしましたが、私は在英17年目なのに、アフタヌーンティーというのは、カジュアルなところ以外は2回しか行ったことがないのです。 本当は好きなのですけれどね。 アフタヌーンティーの時間は仕事です。

 正直、今までもマリアージュのお茶は大好きですし、お店の雰囲気も好きだったのですが、店員さんだけは冷たい感じがして、苦手だったのです。
 今回は、素敵な時間を頂きました。
 
 日本に1年間住んだだけで、あれだけ日本語での会話ができる、というのは、こちらの方々の語学の習得力の方法の違いかな、と思わずにはいられません。

 そして、ここから再びバスを2本乗り継いで、オペラ座近くのモノプリ(スーパー)ヘ。
 マリアージュのお兄さんが、私がこれからチーズを買って帰る、という話をしたら、おいしいというチーズの銘柄を書いてくださった(フランス語とカタカナで!)のですが、残念ながらその銘柄はありませんでした。
 が、チーズ、キャロットラペだの、そして今回は絶対に買いたかった、そば粉だのを買って、上のパン屋さんでバゲットも買って、今回の目的すべて終了!

 そば粉は、イギリスでも一部のお店においてあることがわかりましたが、フランスだったらガレット用に手に入りやすいのでは?と思ったのです。
 日本のおそばを打つには違うとは思いますが、ガレットを極めようと思います。
 
 北駅では、まずは、フランス出国、そして、イギリス入国の審査が行われます。
 イギリス入国の際は、EU以外のところへもちろん私は並ぶ必要があるのですが、並んでいたところの隣の窓口が先に終わりました。
 入国審査官が出てきて、
「後ろのロープを外してくるけれど、こっちにおいで」
 と言ってくださったので、そちらへ。
 待っている間に、元々並んでいた方があいたので、そちらへ移ろう、と思ったら、その審査官が戻ってきて、
「君は、僕では嫌なのかい?」

 入国審査では絶対に必要以上の無駄な行動はすべきではありません。

「もし、あなたが私のパスポートの他の国のスタンプの上に今回のイギリス入国のスタンプを押さない、と約束してくださるのであれば、あなたのところに並びます」
 と冗談交じりに言ったのです。

というのも、これは、セイシェルの出入国審査官にも問題があるのですが、私の永住権が貼られているページの反対側に、セイシェルの出入国のスタンプを押されています。
 
 たいていのイギリスの入国審査官は、他のページなどに入国スタンプを押してくださるのですが、過去2回、ある人種の女性審査官だった時だけ、セイシェルのスタンプの上に、イギリスの入国スタンプを押されてしまったのです。

 審査官は、
「僕はプロフェッショナルだから、ほかの国のスタンプの上にスタンプを押す、なんてひどいことはしないよ。」

 と言いながら、私の永住権を見て、
「君は、あんなに天気の悪い国が気に入ったのか? あんな天気の悪い国に住みたい、と思ったのか?」
といじられ・・・
いやいや、天気のことは認めますがそれ以上の魅力があるのです。

 スタンプを押しながら、「フランスの出国スタンプの隣に僕はイギリスの入国スタンプを押すんだ。 プロフェッショナルはこうすべきなんだよ。 そうしたら、わかりやすいだろ?」
 とおっしゃっていましたので、
「でしたら、その、UK Border Agencyで働く、プロフェッショナルではない入国審査官にその方法を教えてあげてください」 と言いましたが、本当に、残りページがあるのに、スタンプを重ねて押すのはやめて頂きたいです。

 私の入国カードの職業の欄を見ながら、ピアノの話に話は広がり、あんなに入国審査でおしゃべりしたのも珍しいです。
 
 そんなこんなで、パリでの12時間弱はあっという間に終わりました。
 ユーロスターの遅れもなく、時差がある為、夜9時過ぎにパリを出発しても、10時40分にはロンドン着。
 
 翌日は、足、膝がガクガクになってしまい、夜はオペラハウスの立ち見のチケットを持っていたのですが、お昼頃までに、立ち見をすることは不可能と判断をして、チケットを返却。
 この私がバレエを観ることを諦めるほどの足の疲労でした。

 次回は、ガルニエでパリ・オペラ座バレエを鑑賞することを望みながら、あれだけ苦手だと思っていたフランスが好きになって、フランス語を勉強しようかな。 なんていう気持ちにもなって、すっかりパリが好きになりました。
 今回も、スリなどにはあわずに、無事にロンドンに帰国することができました。

 

Posted on 2015/01/26 Mon. 23:53 [edit]

category: フランス 

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