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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

久々のバス話 

 以前はよく書いていた話題でこのところ書いていないのが、ロンドンの乗り合いバス事情。
 何も問題が起こっていないからではありません。
 私の中でやっとバス会社に何も求めない、というあきらめがついたのかもしれません。

 この1週間は酷い目にあったので、久々に。
 が、まずその前に1月2日だったか、3日だったか、年始早々遭遇したあきれる話。
 
 ロンドン中心部にほど近いところでバスに乗っていた時の話。
 ロンドンにはいくつかの種類のバスがありますが、一番多いのは、一番前から乗ってオイスターカード(定期、プリペイドカード)もしくは、クレジットカードを機械にかざし(現在は、バスは現金では乗れません)、降りる時は中央にあるドアからおります。 ちなみに、バスは1区間乗っても、最初から最後まで乗っても、降車しない限りは一律料金。
 
 バス停で、50-60歳くらいのピンクのジャージ、頭にお花をつけて、何も持たないで降車専用の中央ドアから乗ってきて、一番後ろの座席に座ったちょっとEccentricな女性がいました。
 みな、思わず見てしまうような(良くない意味で)女性です。

 そして、その後、これもまたEccentricな風貌の男性が前のドアから乗車して、その女性の隣に座りました。
 全員が乗り終わった後、バスドライバーが彼らのところに来て(私はすぐ前に座っていた)、

 ドライバー:「料金を払わずに乗ったのを見た。 前に来て、料金を払いなさい」
 男性:「何が問題なのさ? 俺は払った」
 ドライバー: 「あなたは払いましたが、この女性は払っていません。 一人一枚オイスターカードを持って、料金を払う必要があります」
 男性: 「俺はオイスターカードを持っているし、俺が払ったんだから、なんでこの女も払わなくてはいけないのさ?」
 周りの乗客、思わず顔を見合わせてしまう。
 ドライバー: 「あなたは払っても、この女性は払っていないから、この女性はきちんと自分の料金を払う必要があります」
 男性: 「お前、ドライバーじゃないのか? ドライバーだったら、ちゃんと自分の仕事をしろよ。 お前の仕事は、バスを運転することだろ。 なにサボってんだよ」
 ドライバー: 「私の仕事はバスを運転することですが、お客さんに料金を払ってもらうことも私の仕事です」
 男性: 「お前が自分の仕事をさぼったら、みんな迷惑するんだよ。 さっさと、バスを走らせろ!」
 (周りの人みなこの男性に、迷惑されているのに・・・)
 ドライバー: 「とにかく払ってください」
 (この会話が数回繰り返される)
 男性: 「警察呼べよ。 お前が仕事をしていないことを言いつけてやる」 
 ドライバー: 「ぜひご自分でよんでください。 この女性が料金を支払わない限り、バスを発車させません」
 男性: 「俺は優秀な弁護士を知っているんだ。 弁護士に言いつけてやるよ」
 ドライバー: 「どうぞそうなさってください」
 
 そしてこういう会話がしばし繰り返されたのち、やっとこの二人はバスから降りて、バスは発車しました。

 ちなみに、この男性が使っていた英語は、とてもとても私は生徒たちに聞かせたくないような、私の友達にはこういう英語を使う人はいない、耳をふさぎたくなるようなとんでもない単語満載でした。

 
 さて、本題(前振りのほうが長い)。
 ロンドン中心部を除いて(そして南ロンドンの一部を除いて)、私の行動範囲である、北ロンドンには、地下鉄というものは南北にしか走っていません。
 よって、教えに行くのに東西の動きが多い私は、必然的にバス移動になります。
 自転車は基本的に車道を走らなくてはいけませんし、車の運転が荒いロンドンでは、とてもではありませんが、乗れません。 イギリスに来てから一度も自転車には私は乗ったことはありません。

 普通の時は15分で行くのに、教えに行く時間(=小学校~高校生の帰宅時間)は45分かかることもしばしば。
 曜日によっては、教えている時間よりも、とんでもなくやかましいバスに乗っている時間のほうが長くなります(これは、本当に悪夢)。 これで、隣にチョコレートを手にもってべたべたになりながら食べている子供がいたら、本当に嫌になります。 このことで、親と言い合いになったことも数度。

 火曜日と水曜日、同じ地域での教え。 今までは一日にまとめていたのですが、時間の問題で、2日行くようになりました。 両日、2本のバスを乗り継ぎます。 帰り、2本目のバスは両日とも同じもの、同じところからの乗車。

 火曜日、私の家に帰るバス停に着いたら、あと15分でバスが来る、という表示。 この時間は、8分から12分に1本バスが走る場所。
 ところが、15分経ってもバスは来なくて、どんどん伸びていき、結局のところ、30分の待ち時間。
 そして、3本続けて来たようです。
 といっても、2本目のバスはいつ来るのか分からなかったため、この1本目のバスは満員。
 案の定、4つ目のバス停で、ガラガラの2本目のバスに抜かされました。
  
 そして、この30分来ていなかった1本目のバスは、途中で行先変更になり、2本目のバスに抜かされている、というのに、このバスが途中で運転休止。
 
 翌日、終わる時間が前日よりも30分ほど早かったのに、またしても、バスを30分待ち。
 
 そしてもう一日は、生徒宅から次の生徒宅に向かう途中、これもまた10分に1本くるバスが30分以上来なくて、もちろん、次の方に連絡はいれましたが、教え30分遅れ。
  
 どの日も寒くて悲惨でした。
 
 30分の待ち時間(ちなみに、待っている間、私の家に帰るバスは2本来ました)で教えに行った挙句、ピアノ大嫌いムードを出され、嫌々ピアノのレッスンを受けているのをみると、久々に心が折れました。

 というわけで、私はピアノで失業したら、ぜひバス会社に運転手ではなくて(普通車免許すら持っていません)、運営人として雇ってもらおうと思います。
 運転手に指令を出すお偉いさんは、ぜひ、ご自分でバスの定期を買って、バスで毎日通勤なさったらよいと思います。
 
 赤い2階建てのロンドンバスは、見かけは良いのですが、中身はこんなものです。

 
  

 
 
 
 
 
 

Posted on 2015/01/25 Sun. 22:26 [edit]

category: イギリス事情

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