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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

私のピアノ 

 今日の午前中は、1時間ほどでしたが、ロンドンでは2013年3月末以来の雪(私の骨折の翌日のことなので、よく覚えています)。
 ちょうど教えに行く途中で、結構降ったので心配しましたが、教えが終わる頃にはやんで、お日様が出ていました。
 もちろん、すぐにとけてしまいました。
  
 緯度が高い割には、他のヨーロッパの都市に比べても積雪が少ないロンドン。
 ちょっと雪が降ると学校は休校になり、公共の交通機関は乱れまくるので、雪が降れば降ったで大変です。
 が、レンガ造りの家に雪が積もる風景はとってもすてきなので、これを2年近くみられていないのも、寂しい気がします。

 今週頭には、久々に大規模なロンドンの公共のバスのストライク。
 今回は、郊外を一部走るようなバス、朝、夕方だけの通学路線バスを除いて、ほとんどが止まったようです。
 もちろん、私も完全に被害を受け、バスでしか行くことができないお宅はレッスンもお休み。
 とても、片道3時間歩いて教えにはいけません。
 帰りは真っ暗になってしまい、安全のためにも歩けませんし。

 
 久々に私自身のピアノのことを。
 久々にシューベルトにはまり、Youtubeを聴いていますが、なかでも、昔よく聴いていた、リリー・クラウスが弾くシューベルトに心惹かれることに。 弾く姿が貴婦人の彼女、彼女のモーツアルトが好きで以前はよく聴いていましたが、途中私の趣味も変わり、自分の思うものとは違うかな?と思い始め、少し離れていたのですが、今回再び彼女のシューベルトを聴いたら、再び惹かれるものが。
 もしかしたら、この1年ちょっと再びコンクールに戻り、コンクールでの演奏を聴くようになって、そこでの演奏に正直疲れたのかもしれません。
 みなさん、もちろんうまいのです。 でも、私は毎回のように自分が予選で落ちたコンクールのセミファイナルなり、ファイナルを聴くうちに、落ちた身分でいうのはおかしいとは思いますが、偏頭痛が起こり、聴いていることが喜びではなく、疲れてくるようになりました。 もちろん、すてきだな、と思うピアニストにも出会って、また聴きたい!と楽しみにしている人もいます。
  
 クラウスの演奏は、古き良き時代、襟を正して、みんなで競争しよう!ではなくて、何時間でも聴いていられる演奏。
 派手さはありません。 でも、自然に耳に、心に入ってくる演奏。

 シューベルトは、繰り返しも多いし、転調も多いし、聴いている方を飽きさせずに弾くのが怖くてなかなか私は弾くことができません。 暗譜も怖いですし。

 クラウスの演奏を聴いて虜になってしまい譜読みしているのが、あまり演奏されることのない、『幻想曲 グラーツ』。
 ちょうど先週末に王立デンマークロイヤルバレエの10人ほどがロンドンでブルノンヴィルの作品だけで公演を行ったところ。 あんなにまとめてブルノンヴィルを観られるチャンスは滅多にないので、私も一度だけですが行ってきました。
 楽譜を見ていても、クラウスの演奏を聴いていても、自分で弾いていても、ブルノンヴィルの振付が思い浮かんでしまうような曲。
 
 私の捉え方は邪道かもしれません。 でも、バレエ音楽=バレエの為に作曲されたものだけではない、という、ピアノ協奏曲、バッハの平均律、ベートーヴェンのソナタ第32番第2楽章、ショパンのエチュードその他諸々に振付けられた作品をたくさん観る機会に恵まれたからこそ浮かび上がるのが私の音楽。
 だから、とってもコンクール向きではないのです。 これが個性的、と言われる理由かもしれません。

 弾きたい曲はたくさん溜まっていますし、今年師匠が還暦をお迎えになることもあり、私が勉強したい先生方は皆さん60歳を超えることになります。 よって、今まであまり弾いてこなかった作曲家、良い時代にロシア(その頃はソビエトユニオン)で勉強してきた先生方から教えて頂きたいことがまだまだたくさんあります。
 30半ばになって未だに先生に習うのは問題では?というご意見もあるとは思います。
 ですが、私はとにかくスタートが遅く、先生にきちんとついて勉強できたのも8年間だけ。
 ピアノでこの経歴は非常に短い。
 なので、年齢のことは気にせずに、できる限りを学ぼうと思っています。
 といいながらも、12月のコンクールの後から譜読みしていたスクリャービンは、左手を駆使する為、骨折後の左手を完治させていない私には、痛みが戻るだけになってしまった為、今は状況を考えてお休み。

 いい加減に今年はイスラエルへ行きたいですが、もう少し世界が安定しないと、なかなかさすがの私も宗教的なものが強い国にはいけません。

 

Posted on 2015/01/17 Sat. 23:14 [edit]

category: 音楽

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