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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Warringtonでのコンサート(9月27日) 

 10日近く経ってしまいましたが、9月27日の北イングランド、リヴァプールから内陸へ20kmほど入ったところの、ウォリントン(Warrington)でのコンサートです。 ロンドンから、北へ約300kmの移動でした。
 久々に、初めて伺う場所でのランチタイムコンサートでした。
 土曜日の昼間、というのも珍しい(日本ではこれが一般的だと思いますが)。



 
140927-1


 街中にある教会で、何が何だかよくわからない写真だとは思いますが、中央の、時計台がついている、茶色い建物が、今回演奏した教会です。

 教会、といっても、私には宗派の違いがよくわかりませんのでここでは多くは語りませんが、様々なお姿の教会があります。

 

140927-2


 中はこんな感じ。
 イギリスは、日本と違って、とんでもない状態のピアノがあることもあるので、初めて伺う場所は、楽しみな反面、恐怖もあります。
 今回は、4,5年のヤマハのC2。 コンサートで弾くには結構厳しい大きさですね。
 しかも、床が絨毯の為、吸収が凄い。
 ですが、土台はあるピアノなので、救われました。
 古いピアノにはそのよさもたくさんありますが、その分、調節すべきこともたくさんありますので。

 今回のプログラムは、第1回目王道パターンで。
 
 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第1巻第8番 嬰ホ短調
 モーツアルト: 6つの変奏曲 K.398
 ショパン: 4つのマズルカ 作品67
 ショパン: ノクターン ロ長調 作品62-1
 ショパン: 幻想ポロネーズ 作品61
 
 しゃべり無しでいこうと思っていたのですが、スタート5分前に、主催者の方からしゃべりを入れるように言われたので、急遽、頭の引き出しを探しました。

 教会、といっても、とっても温かみのある雰囲気の会場だった為、バッハの平均律もまたおもしろい。 サマーコースで、イスラエルのイリーナ先生にとことんしごかれ(プレリュードだけで、45分超え、フーガはちょっと)、その当日にインフォーマルコンサートでフラフラ状態で弾いただけで、本番に出すのは、レッスン後初めて。 長い間弾いていますが、フーガの暗譜落ちの怖さはおいておいて、違う音色、映像を出せるようになったかな、と思います。
 前日の夜に観た、ロイヤルバレエの『マノン』のある一場面が浮かんで、興味深かったです。

 ショパンは、この数日前に引き続き、久々にマズルカを弾きましたが、去年1年間離れたからこそ表現したい世界があることがわかりました。 今年は盆踊りにも残念ながら行けなかったので、あの日本のお囃子に私の耳が染まらなかったのも良かったのかもしれません。 とはいうものの、やはり、盆踊りでも良いから民族舞踊というものに触れることは大切なので、東京音頭や八木節に染まったマズルカも好きです。 これはこれで、私のマズルカ、ということで。

幻想ポロネーズは、弾けば弾くほど中毒です。 回数的にもかなり弾いていますが、どんどん世界が広がります。 今年度は、日帰りでもよいから、一度ポーランドの空気を吸いに行きたいものです。 大切なので。

 いつものことですが、地方は本当に怖い。
 ロンドンももちろんなのですが、今回くらいのランチタイムコンサートに、私よりも上の世代の同業者の先輩方がいらっしゃることが非常に多い。
 今回も、終演後多くの方がお声をかけて下さったのですが、その中のお1人は、グレード試験の試験官もなさっていらして、私が何度かレッスンを受けたことがあり、この夏もお顔をあわせた方と同世代同門だとか・・・
 しかし、バッハを評価して下さったのが非常にうれしい。 音を評価して下さり、バッハのぺダリングに対して良いご意見を下さったのが、私としては、師匠との今までの勉強があらわれたのだな、と思うばかりでした。
 「このコンサート、全てバッハがよかった。 8番がこれだけ弾けるということは、平均律全て勉強しているよね?」と言われて、冷や汗が・・・
 私は偏っているので。 サマーコース中も、インフォーマルコンサートを聴いてくれていた同門の兄弟子としゃべっていたのですが、やはり、この第1巻、第8番は最高だよね、と。

 平均律は、もっとやらないといけないな、と思いつつ、ここまで来てしまったので、今回背中を押して頂いたので、少しずつ・・・ 
 本当に、どんなに小さなコンサートでも、全力投球をしなくてはいけません。
 結局、全力投球できなかった時は、その口惜しさ、辛さは、全て自分自身が一番わかっているので。
 
 終わった後、列車の時間まで時間があったので、ちょっと街をフラフラしていたのですが、お声をかけて下さる(コンサートにいらしていた)方がいらっしゃるのも、また地方の良さ。
 ぼーっと歩けません。
 
 ロンドンへの道中、途中から記憶がありませんでした。
 
 
 

Posted on 2014/10/06 Mon. 23:05 [edit]

category: 自分のコンサート

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