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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

レッスン聴講、そしてコンクール本選 (7月12日 その2) 

街歩きをした後は、1時間だけ練習をして、レッスン聴講へ。

 12時から13時、PP先生: ウィーン留学中のルーマニア人が、モーツアルトの協奏曲 K.488 第1楽章
 13時から14時、PP先生: イタリア人が、ショパンのバルカローレ
 15時から16時、VV先生: ドイツ留学中のブルガリア人が、ベートーヴェンのソナタ 第3番 第1楽章
 16時から17時、VV先生: アメリカ留学中のギリシャ人が、ベートーヴェンのソナタ 第31番 全楽章
 17時から17時45分、KG先生: ハンガリー留学中の日本人が、リストのダンテソナタ
 17時45分から18時45分、KG先生: 16時からもみたギリシャ人が、ベートーヴェンのソナタ 第30番
 
 そして、19時から近くのホールで、コンクールの本選を鑑賞。
 これだけ、ピアノの音に浸っていたのも久しぶりです(生徒のレッスンを除いて)。

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 音楽院の裏側のバルコニーに出たら、こんな風景が広がっていました。
こういうのは、イギリスではみかけません。
 ヨーロッパ、という感じがします。

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 3人の先生が、3部屋でレッスンを行っていたのですが、さすがに、ランチも食べずにだったので、2時間レッスンを聴講したところで、前のフィールドのベンチでパンを食べて、この前日にケーキを買ったお店で、アイスクリーム。
 オレンジ味のこの大きなアイスクリームが、50円くらい。
 イギリスでは、なかなか食べられません(スーパーマーケットでタブを買ってくることがほとんど)。
 他のお味も試してみたくなるおいしさでしたが、もちろん、この一つでおしまい。
 
 フィールドで休憩していても、後ろの音楽院から、ピアノの音がわんさか聴こえてきていて、音大時代を思い出しました。

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 レッスン聴講のそのまま、ホール?劇場へ。
 地図の上では、キーノ、となっていたので、映画館としてもつかわれるのか? それとも、映画館だったのか?


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 これは、2階席からですが、こぶりながらも、きれいな劇場でした。
前半は1階できいていたのですが、休憩時に、仲良くなった本選参加者から、録画をお願い、と頼まれたので、2階席から録画をするために、2階に上がったのでした。
 奏者が違うのでなんともいえませんが、響きは2階の方が好きでした。
(前半も後半も1階で聴いた人に聞いてみたら、後半の人たちの方が、ピアノは鳴っていたそうです)
 

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 この会場で、なんと審査員は前から3列目の席・・・
 これ、近すぎ。
 鳴らないピアニストにとってはよいでしょうが・・・

 気になったのは(特に、1階に座っていた前半)、客席のマナーの悪さ。
 演奏中の出入り、当たり前。
 演奏中に入ってきて、前の方まで行って、審査員の真後ろに座った人たちは、審査員にほかに座るように言われました(まあ、記述も何もないので、仕方がないといえば、仕方がない)。
 足もお悪いようなお年寄りたちでしたが、あろうことか、客席の一番前(舞台の真下)を通って、反対側へ行きました。
 しかも、曲は、ラヴェルの『夜のガスパール』の『絞首台』。
 私たち、休憩中にマナーの悪さを話した上で、クスクス笑いながら、
「あの3人、絞首台に向かうようだったよね。」
と話してしまいました。
 もちろん、演奏者には非常にかわいそうなこと。
 もしも、自分の時だったら、凄く嫌です。

 結果が出るまで、カナッペ、焼き菓子、ワインを出してくださったのですが、夕食を食べられなかった私たちは、皆、これで夕食替わり。
 これが、非常においしく、カナッペのバゲット、ハム、チーズ、オリーブの組み合わせが絶妙でした。

 今回、疑問に思ったのは、セミファイナルもファイナルも、審査員は結果を発表しなかったこと。
 お手伝いの男の子がどちらも発表を行いました。
 これは初めての経験です。
 まあ、コンクールは政治ですから。 特に今回は。
 課題曲、というかプログラムを守らなかった人が1位を取ったのですからね。
 政治に入っていらっしゃらなかった審査員は、課題曲すらご存じなくて、発表後、課題曲があったのか、聞かれました。
 というか、私たちはセミファイナルもファイナルも、課題曲を守らなかった人が通ったので納得いかなくて、数人で話が通じそうな審査員に結果発表後、話に行ったのです。

 皆不満が出る結果が出て、そのまま、私たちが一番よかった、と思った子と、数人で、カフェ、バー?で夜中2時までおしゃべり。
 みなさん私よりも若いですが、経験が本当に豊富。
 今回、小さいコンクールなのに、昨年のウィーンでのベートーヴェンコンクールの入賞者、今年のイスラエルでのルービンシュタインの参加者まで混ざっていました。

 有名な先生が本当に指導がうまくて、指導を受ける価値があるか、から始まり、最後は、アネクドートまで。
 学生を卒業して、こういう話をする機会がない私には、とりわけ価値ある一夜でした。
おばさん(いや、おばあさん)も誘ってもらえて嬉しかったです。

Posted on 2014/07/25 Fri. 12:30 [edit]

category: クロアチア

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