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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

スロヴェニアからクロアチアへ! (7月10日 その3) 

というわけで、あっという間のスロヴェニアの首都、リュブリャナの観光を終えて、駅へ。

2012年10月末に初めてスロヴェニアを訪れてから、まさかの3度目のスロヴェニアからお別れ。
 といっても、2度目は昨年の11月に、イタリアへ行った時に、宿泊先から歩いて10分もかからない国境を越えて、スロヴェニアのスーパーマーケットやカフェに行っていただけですし、今回も、乗換だけ。
 それでも、こうして、海外で同じ駅にまた来られる、というのは、不思議な感覚があります。
 パリの北駅も同じですが、あれは、ロンドンからユーロスターに乗れば、絶対に着く駅なので、また違う感覚。

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 どこもそうですが、東欧の駅の外側は素敵です。
 ここは、切符売り場も素敵ですが。

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 一昨年は、こういう理由で、ゆっくり見る余裕もなかった、チケットオフィス。
 いくつも窓口はあるのですが、国際列車用は、一つ。
 おばさんが、英語を話してくださったので、助かりました。
 
 ちなみに、リュブリャナからザグレブまで所要時間約2時間15分ほど、片道16ユーロほどでした。
 だからこそ、こうして列車移動に踏み切りました。

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 駅舎の見た目とは裏腹に、プラットフォームは巨大。
 一昨年は、時間がないのに、このプラットフォームを見て、一瞬にしてアウシュビッツに向かう列車が浮かんでしまい、そして走らなくてはいけない、ということに気づいて、必死になったことを思い出しました。

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 今回は、余裕をもって。
 どこかからくる列車だったので、この駅で、15分ほど停車。
 イギリスの長距離列車のほとんどと同じように、一両目は、運転手だけで、誰も乗れません。
  
 プラットフォームには、バックパックを背負った若者がたくさんいました。
 

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 新しそうな、コンパートメント。
 ザグレブで降りた時に気が付きましたが、後ろの方は、ずいぶんと古い車両でした。 ちなみに、自由席でした。
 この私が座った6人席のコンパートメントは、廊下側にカーテンもなくて、ガラスドアだったので、安心感があります。
 
 発車のギリギリに、女の子が2人乗ってきました。
 オランダ人の大学生。
 オランダから、10日間のうち、5日間乗り放題のインターレイルパスを使って、オランダーミュンヘン(だったかな? どこかドイツ)-リュブリャナーザグレブ、と移動中。
 大きなバックパックを背負っていました。


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途中の停車駅。
 注目は、おばさんのカラフルな傘、ではなくて、ここもまた、赤いお花が飾ってあるアイボリーの素敵な家?とその左側の、無機質な落書きだらけの階段の落差。

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 しばらくすると、待っていた景色が現れました!
 崖と、川。
 雨でなければ、この川も抹茶色の素敵な景色だと思いますが、あいにく。
 でも、イギリスでは、スコットランドの北の方へ行けば別かもしれませんが、なかなか見ることができない風景。
 川と線路の間が平地になっている時、一度、鹿を見かけました。

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こんなに素敵な眺めの駅も!
 昨年の夏は、東京ー名古屋を何度も往復しましたが、夏で富士山は見えないし、浜名湖がきれいなくらいで、風情がありませんね。
 こういう景色だったら、この路線を何度も往復したくなります。
 

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 リュブリャナを出発して1時間40分後、それまでとは違う雰囲気の駅に到着。
 駅に、国旗とEUのマークがあるということは?? 私が楽しみにしていたあれ??

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 あたりでした。 
 国境警備員(?)の方々が乗り込んできて、パスポートコントロール。
 まずは、スロヴェニアの方がパスポートチェック。
 そして続いて、クロアチアへの入国もここで行われました。
 警備員の方々は、腰にピストルをさしてありました・・・
 
 左のページの上が、スロヴェニア出国、下が、クロアチア入国。
 検査の場所が違う地名ですが、全く同じ場所で、同じ時間に行われました。
 汽車ポッポのマークが、鉄道での越境の印(ロンドンからユーロスターでパリへ行くときも、同じ)。
 こうなると、徒歩、バス、いろいろとやってみたくなります。
 右側のページが、クロアチア出国の時のもの。
 空港なので、飛行機。
 

 
 私は日本のパスポートなので、チェックにも時間がかかります(今までの渡航先のスタンプも見られるので)。
 スタンプを押して頂いたのをみて、同じコンパートメントにいたオランダ人の女の子、
「いいなー!! 私もスタンプほしい!! 」
 お兄さんは、本当は押さないのだけれど、と言った上で、きっとコンパートメントで他の人たちに影響しないからでしょう、彼女にもスタンプを押してくれて、続けていらしたクロアチアの検査員にもスタンプを押してもらえていました。
 もう一人の子は、パスポートではなくて、IDカードを使っていたので、スタンプを押す場所がなくて残念がって、スタンプを押してもらえた子が、
「ノートに押してもらったらいいよ!」
と言ったのですが、さすがにこれは却下。

 ちなみに、クロアチアもEUに入っていますが、シェンゲンにははいっていません(スロヴェニアは加入済み)。
 だから、このオランダ人たちは、今までは国境を越えてもパスポートコントロールがなかったのに?と不思議がっていたので、なぜか、外国人の私が、EUとシェンゲンと、パスポートコントロールについて説明する羽目に。
 ちなみに、イギリスもEUには入っていても、シェンゲンには入っていません。
 毎回驚かれますが、通貨も独自のものですし。

 スタンプを押してもらえた子は、その後も、とっても喜んでいました。

 
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国境で、結局20分ほど停車していたと思います。
 
 どこが実際の国境で、クロアチアへ入ったのかは残念ながらわからなかったのですが、家の雰囲気が変わったところがあったので、あそこかな?と。
 しばらくすると、乗組員も変わったのでしょう。 再び、乗車券のチェックがありました。
 クロアチアへ入ったから、と説明されましたが。

 ザグレブの中央駅のちょっと手前あたり。
 駅が混んでいたのか、手前で30分近く動かない状態でした。

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 予定よりも遅れて、ザグレブ着。
 これは、ザグレブ中央駅。

 ザグレブの駅は、ごった返していました。
 そして、クロアチアは、ユーロ圏ではなくて、独自の通貨、クーナ(Kuna)を使用。
 駅に、いくつかのATMが備え付けられていて、簡単にお金を引き出すことができました。
 ちなみに、海外で、デビット、クレジットカードを使うのが嫌な私は、キャッシュ・パスポート、という、昔のトラベラーズチェックのカード版のようなものを使用。 キャッシュパスポートに予め、いくらかを入れておいて(オンラインで可能)、後は、キャッシュカードと同じ。
 ここでも、これで私はクーナを引き下ろしたので、両替がどうなっているのかは、不明。
 

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 駅のキオスクでトラムの乗車券を買って、トラムに3駅乗ってバスターミナルへ。
 切符売り場がいくつか開いていたのに、とんでもなく混んでいて、乗りたかった長距離バスを5分の遅さで逃す。
 夕方は1時間に1本しかなかったので、50分近く、このバスターミナルで過ごす羽目に。
 切符売り場も、この待合室も、日本でいう2階に位置していました。
 それで、時間になると、言われた番号のところから階段で下に降りて、バスに乗る仕組み。
 
 驚いたのは、バスで下に入れてもらう荷物は、その場で代金を払う必要があること。
 初めての経験でした。
 
 ここから1時間ほど南へバスに乗り、最終目的地カルロバツ(Karlovac)に着いたのは、夜8時。 実に、ロンドンの自宅を出てから、15時間後のことでした。
 ホテルに荷物だけおいて、楽譜だけ持って、徒歩2分ほどの音楽学校へ行き、とりあえず、閉まるまで1時間半ほど練習できたのがありがたかったですが。 

Posted on 2014/07/22 Tue. 14:38 [edit]

category: スロヴェニア

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