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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ファンコンサートみたいなバレエ: ロビンズの『The Concert』 

明日で、ロイヤルバレエのロンドンシーズンは、千秋楽。
やっと今日は、10日以上前から始まっている最後のトリプル・ビルのチケットを無事に手に入れて、オペラハウスへ行ってきました。
アシュトンの『The Dream(真夏の夜の夢)』も、大好きな作品ですが、10年以上ロイヤルバレエのレパートリーから外れていた、ロビンズの『The Concert』が、私にとっての目玉作品。 この作品が上演されるのを、どれだけ待っていたことか。

 ショパンのピアノ曲にのせて舞台で繰り広げられる、コミックバレエ。
 パリ・オペラ座のDVDを買っていないので、数年前にYoutubeで一部をみただけ。

 舞台下手にピアノが置かれ、途中、オーケストラ編曲されたものも入りますが、生演奏。
 こんなに、楽しいバレエは初めて。
 
 ロビンズといえば、 『Dances at a Gathering』『In the night』などで、素晴らしい音楽性あふれる振付を観ています。 だからこそ、これも楽しみでした。

 『軍隊ポロネーズ』の最初の部分がオーケストラで奏でられた後に、舞台をピアニストが歩いてきて、演技をしながらピアノの前に座って、『子守唄』を弾き始めると、コンサートの観客たちが現れる。
 
 こちらで、公式のものではありませんが、動画が観られます。
 さすがパリオペ、ピアニストは暗譜ですし、ロイヤルのクオリティーとは違います。
 今日は、本当に酷かった・・・ 指がまわっていなかったし。
 これは、いつか弾きたい作品です。 特に、最後にピアニストが虫を捕まえる網を持って、蝶になった観客たちを追いけるのが最高!! 以前、『コッペリア』で、コッペリウスおじいさんを演じて(私がです)、杖を舞台の上で振りまわしたことはありますが・・・

 この冒頭の『子守唄』、サマーコースのファン・コンサートでやったら楽しそう。
 演技力達者な人たちがそろっていますから(私の師匠、モスクワのイリーナ先生とか・・・)、素晴らしいものになりそうです。
 
 興奮して笑いすぎて、幕が降りた時には、久々に、舞台を観ての偏頭痛でした。
 
 演技力に優れたロイヤルバレエのダンサーたちが繰り広げるこの舞台、60年ちょっと前にニューヨークで初演されたものが、こんなにおもしろいものだったとは。
 日本のバレエ界は、技術は先進国ですが、まだまだ後進国。
 というよりも、音楽をしている人に観てもらいたい作品です。
 私の場合はこういうものばかりを観ているから、きっと、個性すぎるピアノになってしまったのかもしれません。
 この前のコンクールでも、個性が強い、と言われてきたばかり。

 普通の曲で踊れる世界を知ってもらいたいから、あえて、私は昨年のサマーコースでは、『瀕死の白鳥もどき』を踊ったのです。 
 
 大学生の時、カーディフの音大は演劇科もあった為(どちらかというと、演劇科の方が、優秀)、表現ができない私に師匠は「ピアノなんか弾かなくてよいから、演劇科に行け!」と怒鳴ったことも、1度や2度ではありません・・・
 
 ずいぶんと舞台を観ているようでまだまだ観ていない作品ばかりです。
 

Posted on 2014/06/12 Thu. 23:46 [edit]

category: バレエ

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