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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ 『眠りの森の美女』 ユフィ、 マシュー・ゴールディング 

今日は、ロイヤルオペラハウスの夏のチケットの一般発売日。 2年前までは、ロイヤルオペラハウスの外に一晩並んでチケットを買っていましたが、チケット発売日がコンサートの直前、とか、骨折、とかあったので、並べなくなってこれだけの年月が経ってしまいました。

 そして、今回はありえないことに、ちょっと前まではこの日を覚えていたのに、すっかり忘れていて、気がついたのは、発売15分前。 この私が、です。

 まだ重い荷物を運ぶほど左手の回復がないですし、明日はコンサートなので、いずれにしても並ぶことは不可能でした。

 ぎりぎり間に合いましたが、ロイヤルバレエの夏の2つのミックス・ビルの立ち見は、一般にはまったく残っていませんでした・・・ 夏の予定がみえていないので、マリインスキーの引越し公演も買えず。 とりあえず、サマーコースの前日だけは絶対にロンドンにいるので、ラトマンスキーのシンデレラだけは一番遠い頭が天井につくような立ち見を買っておきましたが。 さすがに、サマーコース当日のマチネを観て、夕食の後にサマーコース会場へ行くことは、さすがの私もできません。 


 というわけで、本題。
 
 ナターリア・オシポヴァの怪我により、彼女の分の3回の『眠り』のオーロラ姫を踊ることになった、ユフィちゃん。
 よって、見逃したはずのユフィちゃんのオーロラを、4月5日に観る事ができました。 ナターリアが踊らないことにより、立ち見を手放す人がいらしたので。

 あいかわらず、傾いた写真ですみません。



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 相手は、昨年の今頃、ロイヤルバレエに『ラ・バヤデール』でゲスト出演して、最近ロイヤルバレエのプリンシパルになった、マシュー・ゴールディング。
 
 昨年彼がゲストで出ることがわかった時には、私の周りの60歳以上のおば様方が、「イケメンで、いい男がくるのよ! ちゃんとチェックしなさい!」とキャッキャキャッキャ騒いでいたものです。

 踊りは素晴らしい。 これで、目の表情がついたら、良いと思うので、これからロイヤルバレエで表現面がどのように変わっていくのかを、楽しみにしています。
 
 ロイヤルバレエに今まであまりいなかったタイプの男性ダンサーなので、楽しみ。


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 ユフィちゃんは、Lovelyの一言。 表現面が増し、彼女の持ち味のエレガントさ、そして、しなやかさ。
 ローズアダジオでは、今回調子がいまいちだったマリアネラよりも、バランスが安定していました。

 もちろん、まだ4回目のオーロラは足りないこともたくさんありました。 でも、それはそれ。 デビュー年だからこそのよさもあります。 伸びしろがたくさん観えたので、彼女がこれからどのようにオーロラを踊っていくのか、とっても楽しみにしています。

 音楽にあわせているのではなくて、彼女自身から出てくる音楽性。 特に、今回は、オフシャニコフが振って下さっているので、音楽性あるダンサーたちは、そのよさをもっと引き出されているように思います。

 

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 青い鳥とフロリナ姫のパ・ドゥ・ドゥは、ヴァレンティーノ・ズチェッティと、小林ひかるさん。
 ヴァレンティーノが、今まで彼の踊りを観てきた中でもずば抜けてよかったように思います。
 気持ちがよい踊りをするダンサー。ただ、たまにやりすぎになることも。 今回はそれがなかったので。
 ひかるさんともぴったり。

 ひかるさんも、以前よりもやわらかさが出てきて、持ち前の切れのある部分が重なって、今まで観てきた彼女のフロリナの中でも、今回が好きでした。


 
 怪我が多くて大変なロイヤルバレエ。
 プロローグで特筆すべきは、水晶の泉(一人目)の精を踊った、ロマニー。 この役は、この数年、ユフィちゃんがずば抜けていました。 テクニック的に目立つ難しさが無いものの、しなやかさ、上体の柔らかい動きが必要とされるこのヴァリアシオン。 ユフィちゃん以外に私が観ていて良いと思うダンサーが正直いなくて、踊りきれていませんでした。
 ですが、ロマニーは、テクニック的な弱さは多少あるダンサーですが、この役は非常にあっています。 久々に良いものをみせてもらいました。 ずっと観ていて、彼女は役に恵まれてこなかったダンサーです。 どうして?と思うことが度々だったので、今回、やっとこの役を観られてうれしかったです。

 そして、第3幕での、白い猫を踊った、エルザ。 今回、『眠り』を4回観たうちの3回が彼女が白い猫を踊ったのですが、3回とも良い意味で違い、意外な一面を見せてくれました。
 彼女はアーティストで7年目。 どうなるのか?と思っていたのですが、ああいうものをみせてくれるダンサーだと思っていなかったので、嬉しい。
 とっても、Saucy(良い意味で)な猫で、パリの小道がみえてきたのですが、考えてみれば、彼女はフランス人。 しかも、パリジェンヌ。 さすが、フランス人の猫でした。


 第1幕では、オーロラ姫の友人は、6人中2人が、その前のワルツでも踊って、衣装を着替えてから、途中で、オーロラ姫の友人にジョイン。大変だと思います。 こういうことはこの何年もロイヤルバレエを観ていてなかったことなので、心配。
 
 私はいけませんが、明後日には、ロイヤルバレエは、久々のシェイクスピアの作品の新作があります。
 ダンサーたちは本当にお忙しくて大変だと思います。

 来年度の予定も発表されて、今から『マノン』貯金をしないと、いくら安い立ち見でも大変なことになりそうです。
 
 『眠り』は明日が最終日。 行きたいけれど、その後の予定を考えて、諦めます。
 チャイコの作品だとだれているロイヤルオペラハウスオーケストラ。 今回は、オフシャニコフに感謝。 『眠り』の音楽のよさの再認識をさせて下さいました。

Posted on 2014/04/08 Tue. 23:59 [edit]

category: バレエ

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