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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

師匠のレッスン 

非常に久々に、師匠、Dr.Sのレッスンでした。 レッスンは、昨年のサマーコース以来。 ご自宅でのレッスンは、なんと、一昨年の暮れ以来です。

 やっと予定があったので、見ていただけることに。 まあ、これだけの間があいていますが、昨年の今頃はピアノを弾けなかったので仕方がありません。

 みっちりしごいてくださいました。 久々すぎて、最初は、耳の反応が悪くて、呆気に取られましたが、あれだけ訓練されたもの。 すぐに感覚を取り戻して、その場ですぐになおしていくことができたので、一安心でした。

 私のサマーコースでの姿を知っている方々は驚くかもしれませんが、私は師匠のレッスンでは、非常にまじめで、緊張しています。 今日も、数時間前から胃が痛くなるほど。
 ファンコンサートでは、先生に内緒で、司会者から楽譜を渡してもらい、先生は何も知らないまま、先生の演奏で、『瀕死の白鳥』を踊りましたが、日本ではあのようなことはご法度らしい。 私たちはそういうことができる間柄です。
 でも、レッスンは、まったく違います。

 
 さすが我が師匠。

 今日は、エチュードと、リストのダンテソナタを弾いたのですが、レッスン後、

S:「小品はどうなっている? いくつかやってあるか?」
私:「今までのレパートリーがありますが、この数年は小品ばかり弾いていたので、今年は大きい曲をやります。 だから、ダンテをまず持ってきました」
S:「そうかそうか。 それは良いことだ。ダンテは、Good startだ。」
S:「(巡礼の年、イタリアの楽譜をめくりながら)みゆきは、この曲集の他の曲を弾いていないよね?」
私:「弾いていません」
S:「だったら、『婚礼』か、 『ペトラルカのソネット』のどれでも良いから、やっておきなさい。 得意だろ?こういうの。 すぐできるだろ?」
私:・・・・

 相変わらず、話が全く通じない人です。 小品は今年はやりたくない、といっているそばから、わかった、といいながらも、小品を進めてくる人。 いつもこんなです。

 学生のころは、「ベートーヴェンのソナタ、次は何が弾きたいか?」と聞かれて答えて、理由まで言わされた後、全く違うソナタを言われたことがあります。 だったら、希望なんて聞かないでほしい。

 
 でも、こうして、先生がみっちりレッスンを再びして下さるのは非常にうれしい。
私たち、ちょっとした行き違いで(先生が勝手に勘違い)、この数年、ちょっと間があったのです。
 師匠は、私が修士号の時に師事していたゴードン先生にまだ習っている、と思っていたのです。

 修士号が終わった時、師匠に、もう一度先生の元に戻りたいことを伝えました。 そうしたら、
「ふん。 どうせお前には他の男がいるだろ」

 数回聞いてもこの答えでした。

 なんたる、勘違い。 そして、どうして、こう、他の男が、となってしまうのか。
 
 この人は、私が王立音楽大学の修士号へ行くことが決まって、希望の先生を提出する時、第3希望まで書くのですが、「第一希望は、主任(女)。 第2希望は、これがいいな(女の先生の名前)。 第3希望は、この日本人の名前は(当時は日本人の先生がいらした)女か、男か?」

 女、とわかったら、その先生の名前を書こうとした、とんでもない人です。 名前だけで決めないでほしい、と言って、考え直して下さいましたが、ゴードン先生との最初のレッスンの後に先生に電話連絡をしたら、
「新しい先生は、何歳なんだ?」

 聞かれたことはこれだけです。 レッスン内容ではなくて、年が気になるのか? 


 昨年のサマーコースで、先生の奥様と食事が隣になることがあり、奥様に、少し言いつけました。
 それで、先生は、また元のように、生徒に戻してくださったのです。 奥様がおっしゃるには、私は師匠の生徒だし、師匠は私を大切に思っているわよ、とのことでしたが、私の前では、ふてくされてばかりでした。

 この世界、男の先生と、親子ほどの年の差の女子生徒が・・・という話はよく聞きます。
 私たちには、全くそのようなことはありません。
 それなのに、なぜか、相手が男の先生、となると、色々とうるさい困った師匠です。

 それでも、あれだけスタートが遅かった私をここまでにできたのは、師匠のお力。
 奥様がおっしゃるように、
「あなたたちは、お互いに最高の先生であり、生徒である」
という言葉のそのままです。


 レッスン後は、抜け殻。 お腹が猛烈にすいた事以外は、死亡。 でも、私はその1時間半後から教えがあったので、とりあえず、忘れないうちに、バスの中で注意されたことを楽譜に書き込んでいました。

 まだまだ先生から学ばせて頂きたいことがたくさんあります。
 次はそれほど間をあけずにレッスンへ行くことができたら、と思っています。

Posted on 2014/04/03 Thu. 23:43 [edit]

category: 音楽

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