07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

1周年 

 朝は、素晴らしい青空でしたが、途中、何度か(私が移動をしていたからかもしれませんが)、ヘイル・ストーン。 多分、あられかひょうのどちらかです。 そして、再び青空になって。 繰り返していました。

 タイトルの1周年。 昨年の3月22日は、私が転んで左手を骨折をした日。 といってもその時にはわからなくて、イギリスの病院は、すぐには診てもらえないので、病院へ駆け込むこともせず、翌日、確実にレントゲンをとっていただける病院へ行って、専門医がいらっしゃらなかった為にわからず、これが土曜日だった為、週明けの月曜日まで、レントゲンの結果は待たされました。 あの時は、痛み止めも効かなくなって、痛いし寝る時に掛け布団が手に触れるだけでも我慢できない痛さで、途方に暮れたものでした。

 レントゲンをみせられて、ドクターがお話をして下さっても、商売道具の手をやってしまった、というショックのみ。 でも、ポジティブなので、レントゲンの話を伺いながら、初めて見る、自分の手の指の骨にしか興味はいかなくなってしまって、話半分に聞いていました。 よって、半年後、ドクターから完治までに最短18ヶ月、と言い渡され、呆気にとられた私に、再び説明をして下さって、私が思っていたよりも、多くの骨が折れていて、靭帯も痛めていたことを、ここで初めて知りました。
 そこにいらした、看護師の方は、複雑骨折にびっくり。 それをわかっていなかった私にも驚いていらっしゃいました。 すみません・・・
 
 
 かなりの高い確率で、手術を行う怪我でしたが(5本以上折れていたようです)、私は手術無しで、看護師さんにおさえられて、泣き叫んだものの、ドクターが私の手をひっぱったり、曲げたりしながら、骨を元に戻すことができたようです。 イギリスでは、レントゲンを治療の後にとらないので、実際、どうなっているのかは、未だにわかりません。
 でも、外見からは、普通の手の形をしています。

 手が商売道具、ということを考慮して下さり、通常は、私の怪我だと、肘の下までのギブスですが、私は、肘を直角に曲げて、脇のすぐ下までギブスでした。 生徒たちをはじめ、多くの方々を驚かせてしまいました。
 ですが、イギリスのギブスは、カラフルで、色を選ぶことができる、ということを在英15年目にして初めて知ることができたのは、収穫でした。

 6週間のギブスをつけて、右手だけの生活は簡単ではありませんでした。 ギブスが取れたら、元のように左手を使えると思っていたのに、まったくそのようなことはなくて、がっかりでした。

 それでも、ギブスを外して5週間で、50分のコンサートに出演できたことは、火事場の馬鹿力でしょう。
  
 怪我から7ヶ月で、コンクールにも参加。 コンクールに使いたい曲が、未だに不自由な左手親指付け根の為に、弾けなかったりもしています。 エチュードなどは、とにかく、今の手で弾けるもの、というのが選択の一番の重要なことなので、それを元に新しい曲選びをせざるをえません。

 親指の付け根の骨は、動いて折れてしまっていたので、仕方がないと思っています。 右手と比べて、親指と人差し指の開き具合が、40度位違います。
 手首は、ずいぶんと曲がるようになりました。

 まだまだ左手の感覚が鈍くて、できないことも、危なっかしいことも多くあります。
 この1年はあっという間。 最短であと6ヶ月。 でも、これだけピアノを弾いているから、1年は覚悟かな、と思っています。

 怪我の間、多くの知らない方々に助けられました。 生徒のお母様方にも、本当にお世話になりました。 生徒たちには、両手で弾いてあげられなくて、申し訳ないことをしましたが、誰一人、だからやめる、ということもなく、片手でバランスが悪い私に耐えてくれました。 そして、多くの方にご心配をおかけ致しました。

 修士号の時に師事していたゴードン先生には、ご心配をおかけするから黙っていたのに、同門の友達から先生に話が伝わってしまいました。 数年前に、右手の小指の靭帯を切っている私は(これは、けんかで)、先生はこの怪我のことを覚えていらして(こういうことはさっさと忘れて、私の経歴を簡単に覚えて頂きたい)、ギブスが外れてからお会いした時に、「これ以上、怪我をしないこと」と、しっかりと言い渡され、約束させられましたが、こればかりは・・・
 ちなみに、師匠は、本当に怪我のことをわかっていらっしゃるのか、なぞです。 ギブスの時の写真もみせたのですが。

 油断せず、いたわりながら、ピアノを弾きつづける為に、この手と過ごしていこうと思います。
 来年には、日本でレントゲンをとる覚悟です。 今年は、まだ知りたくありません。

 

Posted on 2014/03/22 Sat. 23:45 [edit]

category: 日常

TB: 0    CM: 0

22

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2229-cb9147ef
Use trackback on this entry.

Trackback
list