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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ『眠りの森の美女』ひかるさん、フェデリコ 

5週間ぶり位で、ロイヤルオペラハウスへ行ってきました。
 たまたま、いつもの場所を売って下さる方がいらしたので、チケット確保!!

 久々ですが、私たちが待ちに待っていた共演なので、少し書いてみようと思います。


140321


 あまりに久々、たまたま隣だった仲が良いおじちゃんとカーテンコール中にしゃべっていた為、あまり良い写真ではありませんが、折角なので。

 『眠りの森の美女』

 私たちが(もちろん、ご本人もでしょう)待ちに待っていた、小林ひかるさん、フェデリコ・ボネッリのご夫妻でのオペラハウスでの主役共演でした。 先週、キャスト変更で既に踊られたようですが。

 昨年の4月頃、『ラ・バヤデール』で怪我のダンサーの代理で、ひかるさんがニキヤを踊った時に、フェデリコがソロルを踊る、という表示がでたのですが、2日位して、今度はフェデリコの怪我で、また変更。
 あの時は、私たちは楽しみで、やっと!!と思ったものです。

 どちらも主役を踊っているのに、一緒に共演できていなかったのは、このご夫妻だけのはず。 スティーブン・マクレー、エリザベス・ハロッドご夫妻は、数年前に、ランクが違うのに、『くるみ割り人形』で、ハンス・ピーター、クラーラを急遽共演して、オペラハウスでの共演をしているのですから。

 フェデリコは、第2幕で舞台に出てきた時、まさに、プリンスです。
 あの佇まいはさすが。
 第2幕では、笑顔過ぎるかな、と思うこともありましたが、とにかくお二人の息のあったパ・ドゥ・ドゥでした。

 第1幕で、ひかるさんは、再び少々硬くなってしまっていましたが(でも、ローズ・アダジオでのバランスはきれいに決まりました)、第3幕はのグランのアダージョでは、フェデリコに身をまかせ(良い意味で)、本当に幸せそう。
 
 フェデリコは、グランのヴァリアシオンで、私が今まで見てきた中で、一番良い彼の踊り。 迷いが全く無く、勢いだけでもなく、見ていて非常に気持ちが良い踊りでした。

 
 第3幕でのひかるさんは、最後ちょっとお疲れでしたが、それでも、幸せあふれ、踊りも素敵でした。
 
 とにかく、技術とか表現力なんていうことはどこかにいってしまうほど、この『眠りの森の美女』という幸せ溢れる作品を、作ったものではなくて、自然にみている人たちを暖かい気持ちにさせてくれ、こちらも笑顔になれるお二人でした。
 フェデリコのひかるさんに向ける眼差しが愛しく、やさしい。 幸せですね、ひかるさん。

 彼らは、これまでの間、本拠地のオペラハウスでの共演ができなくて、待って待ってやっと、だからこそのあの幸せ溢れる舞台だったのかもしれません。

 
 写真に写っていますが、カラボスは、ヘイリー・フォーキット。 今シーズンの『眠り』がカラボス・デビュー。 最初は硬かったものの、すぐに持ち味を出しました。 演技力がある方なので、あと数回やれば、もっと良くなるでしょう。

 怪我が非常に多いようで、舞台はさびしかったです。

 まず、プロローグでのリラの精のお付きのフェアリーは、8人のところ6人。
 第1幕のオーロラ姫の友人は、8人のところ、6人。 しかも、その1人は、リラの精。 ありえません。
 第2幕の森の精(ニンフ)たちは、16人のところ12人。
 第3幕のリラの精のお付きのフェアリーは、なんと8人のところ、4人。 

 初めてご覧になる方は、気づかないかもしれませんが、何度も観ていると、たとえ、私にとってこれが今シーズン初であっても、違和感がありすぎました。 大丈夫なのでしょうか、ロイヤルバレエ。
 群舞に、マリアネラの若い頃ととっても似ている方がいましたが、学生か? クリスマス頃、数人ロイヤルバレエに途中入団があったので、あまりこのところ観にいけていない私には、新顔が多かったです。

 プロローグのフェアリーは、若いダンサーも多くて見ごたえもありましたが、あれはいかがなものか・・・
 隣にいる仲の良いおじちゃんと、何度も顔を見合わせてしまうものでした。5番目のフェアリー(黄金の松)のリズ・ハロッドが、しっかりと引き締めてくれましたが。


 というわけで、久々のオペラハウスは、がっかりする部分も多く、この1年持っている芸術監督に対しての疑問符が大きくなるばかりでしたが(キャスティングについて)、第3幕の最後、ひかるさんとフェデリコが幸せのパ・ドゥ・ドゥをみせて下さったので、良いことにしたいと思います。
 
 それにしても、フロリナ姫と青い鳥のパ・ドゥ・ドゥ、私の中では、ユフィちゃんと、ブライアン・マローニーの組み合わせが、音楽性豊かで、エレガントで大好き。 彼らを観る為に、『眠り』を観に行ったことは、過去何度あることか。 ブライアンの引退により、これも適わなくなってしまいました。 舞台を観ながら、過去を思ってしまいました。

Posted on 2014/03/21 Fri. 23:07 [edit]

category: バレエ

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