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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

長年の夢が叶った!! 

島国で生まれ、島国で生活をする私にとって、長年の夢がありました。
 それは、徒歩で国境を越えること。(もう一つは、泳いでドーヴァー海峡を越えて、フランスへ行くこと)

 子供の頃、映画の『サウンド・オブ・ミュージック』の最後の場面での国境越え(映画では、敵地に向かってしまっているようですが)。 島国の私には、とんでもなくすごいことのように思えたのです。

 今回、それを叶えることができました(あくまでも、目的はコンクールでしたが)。


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 私が滞在していた、ゴリツィア(Gorizia)は、国境の街。
 スロヴェニアのNova Gorica(新しいゴリツィア)がすぐお隣。

 これが、モニュメント的な国境の境目。
 体半分はイタリア、半分はスロヴェニアにいることができるのです。
 
 帰国前日に、午前中子供の部のコンクールを観に来ていた日本人参加者を誘って行ってみました。


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 日本だったら、どこにでもありそうなフェンス。
 これが、国境の境目なのです。

 ちなみに、現在はシェンゲン協定(条約?)により、イタリアとスロヴェニアはパスポートコントロールなしに行き来をすることができます。
 よって、今回は、私のパスポートには、スロヴェニアのスタンプはもらえません(パスポートがスタンプ帳のように勘違いをしている人)。
 

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 反対側も同じように。

 これを知りたかったのです。
 私の長年の疑問は、国境、というものはいったいどうなっているのだろうか?ということ。
 もちろん、パスポートコントロールがあるところは納得できます。
 でも、それ以外は? ベルリンの壁のように壁があるのか?? それとも何も無いのか? 何も無かったら、誰もが行き来できてしまう(シェンゲンに入っていなかったら)。
 もちろん、全体的にどうなっているのかはいまいちわかりませんでしたが、この付近は、こうしてフェンスがありました。
 これは、2004年以降のものなのか? このフェンスだったら、私だってよじ登って越えられてしまいますよ? 密入国が簡単にできすぎます。

 お隣に住んでいても国が違う。
 実際に見て、目は理解しても、頭も心も理解に苦しみます(私はこういう部分は非常に子供)。
 日本のラジオの子供相談室に、投稿しましょうか?
 
 

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 最初の3枚の写真は、このNova Goricaの駅前。
 駅の前、10mほどが、スロヴェニアで、それからこちらはイタリア。
 私にとっては、本当に目が飛び出るほど感激なことなのです。
 

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 スロヴェニア側から見た、駅の反対側。
 実は写真の時系列はおかしくて、スロヴェニアへ入る時は他の通りを使って、帰り、スロヴェニア側から、イタリアへ来ました。

 この駅は、イタリアを向いている方にしか入り口がありません。

 スロヴェニア側から来ると、ぐるっと回るしかないのです。
 が、地元の学生が、線路の上を通って駅に向かっていたので、私たちも便乗。
 柵も何も無いので、簡単に線路を渡れてしまうのです。
 もちろん、最大の注意を払って、線路をまたいで、駅に着きました。
 さすがの私も、こうして線路の上を歩くなんて、初めてです。
 
 古めかしい貨物列車が並んでいて、気分は、アウシュビッツへ連行される人。
 今の時代でよかった・・・
 私がアウシュビッツとか、線路を渡る、とか変なことばかりいうので、一緒にいた日本人の方は、言葉を失っていらっしゃいました。 すみません・・・

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 懐かしいスロヴェニアの駅。 
 どこも似ています。
 
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駅の近くには、なんだか不思議な形の建物も。
 この山のどこかに国境があるはず。
 もちろん、行ってみたかったのですが、やめておきました。

 ちなみに、Nova Goricaの街中は、駅から多少離れているようでした。
 おなかがすいていたので、近くのショッピングモールのカフェでランチをしながら、一緒に行った参加者の1人と教え、ピアノについて、すっかりと話し込んでしまいました。

 スロヴェニア語はロシア語と似ている部分もあるので、カフェでも、チャイといえば紅茶が出てくるし、少し気が楽なのです。
 本当は、スロヴェニアのレストランに行きたかった(昨年のコンクールでのスロヴェニア滞在で、非常に気に入った)のですが、見つからなくて、非常に残念。

 
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 これは、行く時に通った道路にあった、スロヴェニアに入った、という標識。
 日本の、高速道路の県境と同じような標識です。
 もちろん、パスポートコントロールがあった面影はありますが。


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 ここは、11月19日に、ホテルから歩いて10分もかからないところにあった、国境。
 スーパーマーケットが見つからず、お散歩。
 
 この時には、かろうじて晴れていたので、スロヴェニアへ行くことに。

 写真左側の建物は、警察。 国境警察?
 パスポートコントロール跡に付随している事務所には人もいました。
 
 わかりやすくいえば、日本で言う関所跡、といった感じでしょうね。
 ここが、再び、自由がなくならないことを願うのみです。
 

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 徒歩で、パスポートコントロール跡を通りました。
 ちょっとドキドキして、島国の人間はパスポートを見せないで他の国へ行くことに対して罪悪感を感じて、事務所を覗いてみたりしたのですが、問題なしでした。

 スロヴェニア側から見た、国境。
 ですが、このパスポートコントロール自体は、イタリアにあります。

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 ここで、スロヴェニア。
 もし、この国境のマークがなければ、私は、自分が国境を越えたことに気がつかないかもしれません。
 多少の空気の違いはありましたが。


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 国境を越えてすぐのところに、スーパーマーケットのマーク発見。
 昨年の滞在ですっかり覚えたチェーン店。
 
 イタリア側でスーパーマーケットがこの時点ではみつかっていなかったので、いくつか買出しをしてきました。
 
 感動的でした。
 国境から歩いて5分もかからないところにあるスーパーマーケットでも、もう全てスロヴェニア語。 当たり前といったら、当たり前。 でも、凄いな!と思うばかりでした。
 

Posted on 2013/12/02 Mon. 21:47 [edit]

category: イタリア

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