07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

水の都で、バレエ史上大切な二人に会いに 

順不同ですが、先にヴェネツィアのことを。

 たった6時間のヴェネツィア滞在をした、11月23日。 
 ヴェネツィアは、この時期、水位がとても高いらしく+悪天候も伴い、この街へ観光メインで来たわけではない私は、いわゆる、街歩きを諦めました。
  
 さすがの観光地で、水上バスは、片道、€7. 後は、時間単位で買うのですが、12時間乗り放題最低で(たしか、60分というのもあったようには思いますが)、€18. というわけで、これを買って、水上バスに乗っていく場所ばかりみていました。

 たった6時間なので、あらかじめ、前日の夜に行く場所を絞っておきました。
 サンタ・ルチアの駅前から、本当は1本の水上バスで行けると思っていた場所へ。
 結局のところ、20分に1本の水上バスは来なくて、案内所へ行ったら、水位が高いこと、悪天候で、走っていない経路がある、とのことでした。 よって、思っていた以上に時間がかかってしまいました。

 真っ先に行ったのは、島全体がお墓の、サン・ミケーレ。 水上バスでは、ヴェネツィアンガラスで有名な、ムラノ島へ行く途中の、『墓地(チミテーロ)』という停留所で降ります。

131123-1


 本土から見える、サン・ミケーレ。 壁で囲まれています。

 先日、パリでもお墓参りをしてきましたが、11年前、初めて遊びにいったウィーンでも、真っ先に向かったのは、偉大な作曲家たちが眠る、ウィーンの共同墓地でした。
 なんというのでしょう、罪滅ぼし? 故人にすがる?? 彼らの素晴らしい曲を演奏させて頂いて、お礼参りをしたいのです。
 

131123-2


 船着場が、墓地の入り口。 入って少ししたら、こういう空間が。
 

131123-3


 墓地の区画が分かれているようで、私はあらかじめ、目的のお二人が眠る区画を調べておいたのですが、案内板がきちんとあり、迷うことはありませんでした。
 入り口に、墓地の地図もあり、有名人のお墓の場所が示されていました。
  
 この案内図をみたら、私の目的のお二人は、わかりますね。
 目的は、バレエルッスのディアギレフと、作曲家のストラヴィンスキー。 
 このお二人がヴェネツィアに眠っていることは知らなかったのですが、フランスから帰ってきて、そういえば、ラヴェルとか、どこのお墓にいらしたのかしら?と思って検索をしたら、凄いサイトを見つけてしまいました。
 それで、そのサイトを何気なく見ていたら、ストラヴィンスキーがヴェネツィアに眠っていることがわかったのです。
 なので、ぜひ行かなくては!と思ったのです。
 
 その凄いサイトは、墓マイラー巡礼
 音楽家だけではなく、幅広い方々を網羅していらっしゃいます。 世の中には凄い人がいらっしゃるものです。

131123-4


 相変わらず、傾いた写真ですが、これもお墓なのです。 初めて見ました。
 白いアパート型の墓石に、色とりどりのお花。 維持が大変?と思ったら、なんと造花だったのです。
 日本の墓地で、造花を使うのは私は大反対です(私の祖父はかわいそうに、造花を供えられていましたが・・・)。 でも、ここでは、それがあまり気になりませんでした。 きっと、日本の墓地とは違う雰囲気があるからかもしれません。
 


131123-5


ストラヴィンスキー、の道しるべが。
 

131123-6


 とってもとってもシンプルな白い石のお墓。
 Igor Stravinskyと書かれた文字が。

 雨だったのですが、お墓の前で、しばしば、ストラヴィンスキーに罪滅ぼし。
 いや、感謝の気持ちを伝えたのかもしれません。 大学時代に、『火の鳥』のオケピアノを経験していますし、4年前の今頃は、このソロピアノ版に苦しめられ、一昨年の今頃は、『春の祭典』の最後の部分のピアノソロ版を泣きそうになりながらさらっていました。
 でも、今では、大好きになりました。 この曲に出会わなかったら、私のコンテへの道は閉ざされたままだったと思います。
 ちょうど、オペラハウスで、マクミラン版の『春の祭典』を観たばかりですし、感謝の思いを伝えるばかりでした。


131123-7


 
 隣には、おそろいのストラヴィンスキーの奥様のお墓も。
 周りには、ロシア人のお名前のお墓も多くありました。

131123-8


 同じく区画内に、ディアギレフのお墓が。
 バレエ史上、なくてはならない存在です。
 まさか、彼のお墓にもお参りできるとは思ってもいませんでした。
 
 左側には、1足のトゥシューズが捧げられていました。
 ロシア語でメッセージが書かれていました。


131123-9


 墓石の屋根の下には、2足の男性のものと思われる白いバレエシューズが。
 色々な思いを持って、お墓に訪れているのでしょう。

 
 暴風の中、短いヴェネツィア滞在なのに、何をやっているのか??という感じですが、きっと、お墓参りをしないで帰ったら、後悔すると思うので。 ヴェネツィアは、是非、純粋なるホリデーで来たいと思っていますし。

Posted on 2013/11/26 Tue. 10:50 [edit]

category: イタリア

TB: 0    CM: 0

26

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2165-ac3446d3
Use trackback on this entry.

Trackback
list