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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

Braintreeでのコンサート(10月16日) 

 既に一週間近く経ちますが、10月16日の、エセックス、ブレイントゥリー(Braintree)でのコンサートです。

  ロンドン・リヴァプール・ストリート駅から、約1時間。
 私は、一つ先のストラットフォード(オリンピック・ストゥディアムがあるところ)から列車に乗る予定が、そこへ行く途中のOvergroundの路線の駅へ行ったらクローズ。 列車が線路から外れた? そうです。 偏頭痛&それに伴うほぼ徹夜で余計な労力は使いたくなかったのに、時間がなくて走る。 ストラットフォードで20分余計にみていたのにです。
 結局、乗換えを考えると、リヴァプール・ストリートへ行く方が確実。 という判断をし、久々にリヴァプールストリートから列車に乗りました。
 
 ブレイントゥリーへは、10月2日に行ったWithamから分かれる路線になり、そこは単線。 よって(なのか知りませんが)、1時間に1本しか列車が走っていないのです。 コンサートは1時から。 リハーサルは12時から。 結局10時50分に着く列車に乗れたので、一安心でした。


 プログラム

 バッハ: 平均律クラヴィーア曲集 第2巻 第1番 ハ長調
 チャイコフスキー: ロマンス ヘ長調 作品51-5
 チャイコフスキー: ワルツ・スケルツォ 作品7
 ショパン: ノクターン 作品62-1
 レスピーギ: 甘美なワルツ
 ショパン: 華麗なる大円舞曲 第1番
 ベートーヴェン: ピアノソナタ 第32番 作品111


 ピアノは、とても軽いタッチのブルットナー。 教会に置いてあるものとしては良い状態でしたが、とんでもない軽さで、コントロールに苦しむピアノです。 リハの時間があればまだしも、1時間のコンサートに対して、30分のリハーサル。 しかも、そのうちの20分は、結局本番で弾かなかった曲に費やした、というとんでもないコンサートでした。

 本来は、コンサートの最後の2曲、ショパンの華麗なる大円舞曲とベートーヴェンではなくて、ラフマニノフのエチュードと、プロコフィエフのソナタ 第6番を演奏する予定でした。 特に、プロコフィエフはリハーサルの時間のほとんどを費やしました。
   
 2週間前の10月2日と同じ主催者によるコンサート。 前回は、手の調子が悪くて、プロコフィエフをベートーヴェンに変更してコンサートを行いました。
 
 12時半、プロコフィエフのソナタの第4楽章を弾いてリハも終盤、という時になって、主催者の方がいらっしゃり、

「あなた、この曲を今日弾くの?」
「もちろんそうですが」
「この曲、私は好きではないし、お客さんもクラシックなんてわからない人ばかりだから、皆理解できないから、他の曲にして。 大体、誰もが知っている超有名曲が入っていないから、超有名曲に変えなさい」

 ・・・・・
 主催者の方は、歌の方。 プログラムは、9月上旬に送ってあったわけですし、2週間前にも会っているのだから、超有名曲、というのは、事前に言うべきでは?
 
 大体、プロコのソナタは、30分。 プロコの30分を超有名曲にするには、開演30分前、これ以上練習が不可能なのだから、さすがに無理。
 他の小品を1、2曲、超有名曲に変える策も出しましたが、とにかく、プロコをやめてほしいの一点張り。
 仕方が無いので、プロコをベートーヴェンの32番に変えることで妥協し、ラフマニノフもだめそうだったので、これを、ショパンの華麗なる大円舞曲に変えることで一件落着。
 信じられません。 しかも、プロコを弾く為に、奥の手まで使ってあったのに・・・

 華麗なる大円舞曲は、3週間ぶり。 ベートーヴェンは、第1楽章は、ゆっくりペダルなしで2日に1度は弾いていたのですが、第2楽章は、2週間前に弾いてから触ってもいません。 しかも、この軽いピアノだと、コントロールがどのようになるのか、全くリハなしだと不安な曲。 もちろん、楽譜もありません。

 ベートーヴェンのこのソナタを弾く時には、ある種の覚悟のようなものが必要で、徹夜状態で弾ける曲ではありません。 が、結論から言うと、へんな開き直りが良かったのか、2週間前よりも、ずっとまとまった演奏でした。 もちろん、第1楽章のテクニカル的な部分で、詰めていなかったので、まずい部分も多々ありましたが、第2楽章は、夏にベルコヴィチ先生のレッスンを受けてから、今回の演奏が一番まとまったように思います。

 
 バッハは、実に10年ぶりで解凍しました。 平均律では、このところ弾いている第1巻第8番が好きで、こればかり弾いていたのですが、今回久々に違うものを。 さすがに、フーガを10年ぶりに解凍するのはたやすい作業ではなくて、思ったよりも時間がかかりましたが。

 ショパンのノクターンで、また違うものが浮かび上がったので、ホッとしました。
 このノクターンも、弾くたびに違う顔が出てくるので、やめられません。 そろそろ、他のノクターンを、とも思っていますが。

 
 一週間、時間をかけてあったプロコフィエフを演奏できなかったのは非常に残念でしたが、主催者の方は、私の祖母に似ている部分があり(私の祖母は、音楽とは全く関係ありませんが)、不理屈だと思っても、私の祖母も方々で迷惑をかけているのだ、と思うと、素直に従うのみでした。

 2週間おきくらいにコンサートがありましたが、次は、11月の末。 4月に演奏する予定だったのに、骨折で演奏できなかった、2006年から呼んで頂いている教会での演奏です。 あそこは11月末では寒くて大変そうですが、大好きな場所のひとつなので、今から楽しみにしています。
 

Posted on 2013/10/21 Mon. 22:11 [edit]

category: 自分のコンサート

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