05 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

スッキリ爽快系、そして振り返る 

先週からうって変わって、一気に涼しく(寒く?)なってきました。
 
 今日は、時折雨だったこともあるかとは思いますが、ヒートテックに薄いセーター、ウールのショールで寒かったので、ウールのケープが必要なのかもしれません。 あと1ヵ月半もしたら、冬時間が始まりますしね。

 弾く量さえ間違えなければ、左手の骨折の後も調子がだいぶよさそうです。
 8月頭に比べて、手首の柔軟さは戻ってきたものの、親指の動きは、怪我前に比べると、まだまだ戻っていません。 それでも、ギブスを外した直後とは、雲泥の差。 思うようにいかず、もどかしくもありますが、これは、仕方が無い。 3ヶ月前と比べて、動くようになっていることに感謝するしかありません。

 というわけで、リストのメフィスト、プロコの戦争ソナタ、ラフマのエチュード、などスッキリ気分爽快な曲に手をつけることができるようになりました。
 プロコのソナタは、最後に弾いたのが6年前の6番のソナタ。 この間、右手小指靭帯損傷の怪我もしているので、こういう曲は怖くて弾くことができませんでした。 今回、右手はこの1年間痛みが出ていないので、思い切って再挑戦することに。
 6年経っていると、解凍は大変です・・・ ですが、これは私に非常に合う曲で、楽しい。
 
 テクニックがつくのは、10代のうち、といわれているこの世界で、20代に入ってから、師匠と基礎をやった私は、その時期に当然間に合いませんでした。
 この1年半、30代で一番テクニックが伸びたように思います。
 よって、以前勉強した曲がテクニック面で弾きやすくなってきました。 
 
 この数年、ショパンを多く弾き、チャイコフスキーをはじめ、いわゆるサロンピースを多く弾いてきました。
 大曲に再び手をつけ始めた途端での、骨折。
 夏までは、我慢していましたが(といっても、ギブスが外れて、ピアノを弾けるようになって、3ヶ月ちょっと)、とりあえず、現在60代前後の私が尊敬する先生方がお元気なうちにレッスンを受けておきたい曲をピックアップ。 サマーコースでの1週間を通じて、余計にそのように思うようになりました。
 楽譜をめくっていると、師匠から昔やりなさい、といわれて、ちょっと譜読みに手をつけた曲が多くありました。 要は、結局のところ、私が今弾きたいな、と思う曲と、師匠が私にその昔勧めてくださった曲は同じなのですね。 当時は、全く歯が立たず、お蔵入りでしたが。
 そういえば、サマーコースの際、師匠から、
「ベートーヴェンをやるのであれば、第31番(Op.110)をやったらどうか? そして、みゆきの性格に合わないけれど、第3番(Op.2-3)もおもしろいかもしれないよ」
と言われました。
 
 私の性格に合わないって・・・ 初期のソナタは、第2番で懲りたので、今はあまりやりたいと思わないので、当分放っておきますが。
 
 とりあえずは、解凍をして、それから、新曲の譜読み。 というよりも、解凍もそうですが、9月のコンサートの曲の分量がそれなりにあるので、そちらが最優先です。 何が何だかわからなくなってきています。
 
 でも、修士号を終えた頃から、こういう大曲は私が弾かなくてもいい。 人が弾かないようなサロンピースを紹介していこう、と思っていました。 私のピアノは、小品にあうと思いましたし。
 5年経って、もう一度、こういう曲に挑戦してみたい、と思えたのは、私自身が何かを乗り越えたからかもしれません。
 こういう曲のCDは、この数年ほとんど聴いたこともありませんでした。 聴いたら、きっと弾きたくなってしまうから。
 
 このところ、むさぼるように音源を聴き、楽譜を広げ。 
 学生時代のように練習する時間もありませんし、怪我のこともあるので、きちんとセーブしながらの練習。
 でも、学生時代、1時間かかったことが、今は20分でできるようになってきている。
 今の力で、18歳に戻って、大学生をやり直したい、と思ってなりません。 サマーコースで、15歳くらいの子達の演奏を聴いて、私が大学生のときに苦労したことが楽にできてしまっているのを見て、羨ましい、と心底思いました。
 正直、とても複雑な気持ちが一週間続きました。
 でも、時間は戻せないのですから、反対に、21歳で基礎を始めても、30代で、先生に定期的についていなくても、テクニックが伸びる、ということを示せたら、と思います。
 
 もちろん、その根本には、師匠のあの指導があるわけですが。 
 イスラエルの先生からも、「ミーシャ(師匠)とあなたは、特別な関係。 指導者も、生徒も、あなたたちのような関係を望んでいる。 でも、そうなれるのは、ほんの一握り」といわれてきました。
 以前、師匠の奥様にも、「あなたたちは、お互いに最高の指導者であり、最高の生徒である」と言われたことがあります。
 
  
 不出来な生徒ですが、しかも、連絡も滅多にとりませんが、先生方に言わせると、私は師匠の教えを非常に守り、その基礎が造られている、しかも、それを無理にしているのではない、ということらしいです。
 必死でしたからね。
 その代わり、ちょっと前までは、日本人学生から、「どうして、日本人なのに、日本人のように弾かないで、ロシア系で弾くのか?」と不思議がられたことが何度もありました。 仕方がありません。 私の基礎を作ったのは、ロシア人教師だったのですから。

 というわけで、さっさと曲を仕上げて、師匠のところへ伺いたいと思います。 そして、事情が許せば、イスラエルの先生のところへも。
 
 
 

Posted on 2013/09/10 Tue. 22:49 [edit]

category: 音楽

TB: 0    CM: 0

10

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2122-dd1cb786
Use trackback on this entry.

Trackback
list