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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

サマーコース、 自分の演奏 

早いもので、サマーコースから帰ってきて1週間ちょっと。 もし、8月末のコンサートが無ければ、本当はもう一つ行きたいサマーコースがあったのですが、この10日間の疲れを考えると、いかなくて良かった、と思います。


 『人前で演奏することにより、上達する』というポリシーを持つ、私の師匠とその友人が主催するサマーコースなので、期間中、数回の演奏のチャンスがあります。
 人数が増えてきたので、今年は、月曜日、木曜日、金曜日は、ピアノ受講者は、3つのグループに分けてコンサートを行いました。 その他に、最終日の日曜日には、午前中から夕方まで終了コンサート、その前日の土曜日には、リハーサル(時間調整)を兼ねての全体コンサート。

 私は、今回アシスタントとしても登録されていた為、月曜日は、子供たちのグループでのお仕事があった為、そちらに参加した為、自分の演奏はできずに終わりました。

 木曜日には、来年のコンクールのオーディションも含めて、演奏のチャンスが。
 私は、とにかく怪我のことがあり、これから秋のシーズンに向けて、エチュード含め、人前で演奏できるかを知りたかった為に演奏させて頂きました。
 ショパンの幻想ポロネーズと、エチュード 作品10-4。
 幻想ポロネーズは、6月末のコンサートで一度怪我のあとにあげたものの、あの時は、いっぱいいっぱい。
 今回、もっと緊張した中で弾く事が目的。
 それまでに、先週は手を酷使していた為、コーダあたりから、力が弱くなっていくのを感じました。
 それでも、怪我の後、一番充実していたように思います。 しかも、今回幻想ポロネーズを弾くとは思っていなかったので、2ヶ月振りに、1時程度の練習。
 師匠に伺ったら、やはり、後半から、左手の力が弱くなっていることがわかってしまったそうです・・・ こればかりは、仕方がありません。

 エチュードを師匠の前で弾くのは、いつ以来か・・・ 
 作品10-4は、1月のコンサートで久々に人前で弾きましたが、あの中で、現役の高校生とか、大学生に混じってショパンエチュードを弾くのは、プレッシャーもあるので。
 
 幻想ポロネーズで疲れ果てている手には少々無理も。 左手親指付け根の骨が動いて折れていたわけなので、オクターブの時に力も入りにくいのですが、それ以上に、細かい動きが鈍くなってしまったのです。 それでも、ずいぶん回復。
 骨折をしたバレエダンサーが舞台復帰までに10ヶ月近くかかることを考えると、骨折から5月弱で、エチュードを人前で弾けたのは、今の私の状態を考えると、上出来かもしれません。

 この日の夜、イリヤ先生のリサイタルの前に師匠の奥様、オルガから声をかけて頂いて、珍しく、彼女からポジティブな、もちろん、直す部分はあるけれど、今までやってきたことが実った演奏、と言われ、嬉しいばかりでした。 彼女からは、1度くらいしかレッスンして頂いたことはありませんが、長年にわたり、師匠と共に、私の演奏を聴いて下さっています。

 
 木曜日には、午後にもまた弾く機会があったので、良いチャンス、と思って、10年ぶりにやり直した、ショパンの作品10-8のエチュードも演奏。
 こちらは、エチュード一発勝負でした。 聴いて下さっていたベルコヴィチ先生から、ペダルを使いすぎ、といわれたものの、それなりに。 やはり、ショパンのエチュードは緊張します・・・ コンクールでは、作品10-4を使うことが多かったので、このエチュードは大して弾いていないのですが、10年前と違って、粒が揃うようになったな、というのが、私自身の感想。

 
 そして、金曜日には、グループごとのコンサートで、子供のグループのアシスタントはパスさせて頂いて、自分のグループに行って、ベートーヴェンの第32番のソナタの第1楽章。
 私のグループの担当は、師匠Dr.S。 師匠の前でこのソナタを弾くのは、10年ぶり。 怪我の後、これを人前で弾くのも初めて。 8月末のエディンバラのコンサートで弾くので、その確認の為に、これを弾かせて頂きました。
 私にとって、未だに、師匠の前で弾くのが一番緊張します。 とにかく、練習量も足りず、怪しい部分もありましたが、とりあえず、弾けたので、ホッとしました。 

 
 土曜日、日曜日は、チャイコフスキーのワルツ・スケルツォ 作品7を。
 今回、秋以降に使いたい曲を見ていただくのが目的だった為、ファイナルで弾く、5分程度の曲を、用意していきませんでした。
 初日に、師匠から、マズルカとか、いつもみたいな小品がないのか? と言われ、7月に日本で弾いた、チャイコフスキーをやり直すことに。 一応、楽譜は持っていたので、金曜日のレッスンの前に、30分弱の練習・・・
 師匠とこれを勉強したのは、10年近く前のこと。 当時とだいぶ演奏が変わっているので、これも、やり直すと面白い。
 
 私は、今回、ホールでのマスタークラスを一度も入れてもらえず、土曜日に、初めて、ホールのファツォーリに触れました。 あまり弾く機会が無い楽器なので、こういう曲を弾くのは弾きにくい。 この時の録音は、最後に頂けたので聴いてみましたが、安全運転しています。 この日の演奏を聴いて下さったヴァイオリンのマリーナ先生からはポジティブな感想を頂きましたが。 彼女は、師匠とか、ベルコヴィチ先生のような演奏をお好みです。 2、3年、私はヴァイオリンの伴奏をして、彼女のレッスンも受けていますが、非常に細かく、とんでもなく厳しい。 だからこそ、彼女にポジティブなことを言われるのは、嬉しいのかもしれません。

 そのまま、日曜日もこれ。
 重点的に、これだけを日曜日の本番前に45分程度さらったので、やはり、完成度が上がります。
 今では、こうして、1曲だけをコンサートにかけることが無いので、こういう機会は、1曲勝負で怖い部分もあるものの、貴重かもしれません。
 先生方は評価して下さったものの、私自身は、焦った演奏。 やはり、こういう曲で1曲勝負は、この年になるときついです・・・ 来年は、今から5分程度の曲の対策を練っておきます。

 学生時代に戻ったような気分になる、師匠、および、私が尊敬する先生方の前での演奏。 いつもとは、また違った緊張感を持ち、今だからこそ、良い時間でした。 きっと、これらが、これからのコンサートにいかされてくるはず。
 

Posted on 2013/08/26 Mon. 14:30 [edit]

category: サマーコース 2013年

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