06 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 08

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ひらめき 

まだまだ、冬のコートが手放せないロンドンです。
昨年のこの時期は、半袖で日中歩くことができた気がしますが。

 一昨日書いたように、手が不自由な状態での教え。
 いつもなら、両手で弾いてみせて(聴かせて)あげられるところを、口で説明しなくてはいけません。
 もちろん、右手で弾いて見せてはいますが、バランスなどは、どうしても難しい。
 よって、頭の中をフル回転。 その場その場で、言い方を見つけていきます。

 先週は、初めてバッハの2声のインヴェンションを勉強している、8歳の男の子への指示。
 今までの癖で、どうしても、左手が小さくなりすぎ。 ポリフォニーですから、左手を出していかなくてはいけない部分もあります。
 どうにか、右手だけでやってみせたのですが、うまく伝わらない。

 お姉ちゃんとよく、兄弟げんかをすることを伺っていたので、それを使用。

 右手がお姉ちゃん、左手が自分。
 「あなたは、お姉ちゃんに言われっぱなし。 言い返すとき(テーマ)も、「はい、お姉ちゃん、僕がいけません」、ってささやいているだけ。普段は言い返すのでしょ?」

 と言ってみたら、見事に伝わりました。
 特に、上と下のパートが掛け合いになっているようなところは、せりふを言いながら。
 仲直りするところもあるし、再び言い合いになって、最後は仲直り。

 その前のレッスンまでは、やっと通して弾くことができるようになった、という状態でしたが、バロックの形式、奏法を保ちつつも、音楽に色がつきました。
 もちろん、兄弟げんかをしたことが無い子たちには、他の方法で伝えます。
 私の場合は、あらかじめ考えていく、というよりも、その場でのひらめきがある方です。

 だからこそ、教えはおもしろい。
 今は、自分の演奏ができないからこそ、その分のひらめきが、生徒のレッスンに向かっているようです。


 イースターホリデー中なので、旅行、日本への一時帰国などで、生徒たちもお留守。
 ちょこちょこと教えはしていますが、まとめたりして、お休みになれることがある日も。
 外に出て行くと、人にぶつからないように気をつけたり、色々なことに時間がかかったりもしているので、家にいると、非常にぐったりとしています。
 そういう時も必要、と割り切って、愛しの紫色の腕と共にすごしています。

Posted on 2013/04/05 Fri. 15:51 [edit]

category: 音楽

TB: 0    CM: 0

05

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/2036-7d162161
Use trackback on this entry.

Trackback
list