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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

音楽表現を助ける手段 

 昨日の日中は、冬が終わったのか、と思うほど、暖かかったのですが、今日は少々下がり、夜には雨。
 恐れていた、花粉症らしき症状が出始めてしまいました・・・

今夜は、久々にバレエ・アソシエイション。 昨年の夏以来。 時間が無くていけなくていました。 今日も行けないはずが、急にレッスンのキャンセルがあった為に、行くことができました。

 バレエと音楽。 分野は違っても、同じ芸術。 頂点を極めたダンサーたちから発せられる言葉は、音楽の世界でも同じ。 自分がやっていることは間違っているわけではない。 ああいう方法でも良いのだ、とちょっと安心できる時間でした。

 お話の途中で、ルドルフ・ヌレエフの名前が出てきたのですが、終了後、仲良くさせて頂いているお友達、私に、
「あなたもルドルフのあの舞台は覚えているでしょ! 凄かったわよね」
 といわれたのですが・・・
「私、残念ながらルドルフを舞台では観たことがないのです」
「あら? どうして? あれを見逃したの?」
「私は若いから・・・」
 周りの方々爆笑。
 
 彼女は70代半ば。 ルドルフが生きていたら同じ位の年齢。 私が生まれたのは、ルドルフの全盛期は過ぎていますし、私が物心付いた時には、ほとんど舞台に立っていないのではないでしょうか?
 オペラハウスで親しくさせて頂いている方々は、私の年齢を忘れてしまうようです。

 
 自分の演奏の時も、子供たちにピアノを教える時も、それまでの経験、観たもの、様々なことが必要。
 例えば、 メロディーがあって、伴奏がある。 でも、そこに中声部が加わる(ロマン派の曲で)。 この中声部をちょうど良い大きさで出してほしい時、ちょっと大きく、といったら、凄く大きくしてしまうのがほとんどの子供たち。
 そこで、
「公園の緑色の芝生の中に、一輪だけ、ダフォディルの黄色いお花が咲いている。 このダフォディルが、中声部。 もし、芝生を覆ってしまうくらいたくさんのダフォディルが咲いていたら、芝生は見えなくなる。 芝生がメイン。 でも、枯れているダフォディルではなくて、咲いているダフォディルがほしいの」
  と言ったら、見事に伝わりました。 

 その他にも、バレエ鑑賞が好きな子には、それをたとえに出しますし、色々。
 
 でも、子供たちに何かを伝える為には、私自身がたくさんのことに触れないと、何も出てこなくなります。
 本当は、もっとヨーロッパを回って、色々な空気を吸いたいな、と思いますが。

 やはり、バレエを観ることが、今の私には、より多く、様々な感情を出していく手段なのかもしれません。
 というわけで、ロイヤルバレエは、明日から後半の舞台開始。 また多くを学ばせて頂くのを楽しみにしています。

Posted on 2013/03/06 Wed. 23:00 [edit]

category: 音楽

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