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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

バレエ鑑賞で学んだ現代曲 

 一気に気温が下がってきているロンドンです。
 徐々に、クリスマスの飾りできれいになってきていますが、リージェント・ストリートすら行っていません。 

 とにかく、1週間があっという間です。 そして、今週は、夜遊び(いや、お勉強=ロイヤルバレエ)も多くて、やることが溜まってしまいます。

 
 このところ、感想を書いてはいませんが、相変わらず、オペラハウス通いは続いています。
 今シーズン最初のミックス・ビルが終わって、現在は、マクミランのミックスビル中。
 マクミラン・ミックスでは、大好きな、『コンチェルト』(ショスタコーヴィチ作曲 ピアノ協奏曲第2番)、『レクイエム』(フォーレ作曲、同名の曲)に加えて、初めて観る、 『姉妹(5人姉妹)』(フランク・マルタン作曲、ハープシコード協奏曲)を堪能しています。
 これらは、元々バレエの為にかかれた曲ではありませんので、私の修士論文のトピックの一つ、既製の音楽にどのように振付けられているのか、という論点から観ています。

 驚いたのは、前回のミックス・ビル。
 リバーマンのピアノ協奏曲にリアム・スカーレットが1月にマイアミバレエに振付けた作品。
 リバーマンのピア・コンはカーディフ時代にCDで聴いただけだと思います。
 当時の私には、リバーマンはバリバリ・コンテで、全く理解なんてできませんでした。

 それが、今回は、いたって普通(超現代曲には聴こえない)に聴こえました。
 
 それどころか、このところわけあって、今まで避けていた1980年代以降の作品を物色していますが、ちょっと前に比べて、耳になじむようになってきました。
 これも、全て、ロイヤルバレエをはじめ、バレエ鑑賞のおかげ。

 4月だったか、ウィールドンの『ポリフォニア』を上演した時、リゲティの練習曲、リチェルカータなど、それまで何度聴いても全くわからなかった曲が、曲、として聴こえ始めました。
 購入は見送ったものの、先日、楽譜店で思わずリゲティの楽譜を手に取り、中をみました。
 大学時代の私を知る友達は、この行動にひっくり返るでしょうね。
 
 今まで理解不可能だった現代曲、ロイヤルバレエの新作を始め、多く耳にするようになりました。
 バレエで強制的に音楽を聴かなくてはいけないため、普段なら1度しか聴かないようなものを何度も聴くことになります。
 私にとっては、ビジュアルがあると、それだけ、わけわからぬ現代曲の理解力が増すようです。

 今日だって、久々に生徒の楽譜を買いに行き、流れていたストラヴィンスキーの『結婚』、曲目と作曲家が浮かぶ前に、バレエの振付が浮かびました。

 カーディフ時代は、作曲科の人たちの新作コンサートなどで、頼まれて新作を弾くこともありましたが、とっても苦手で、なるべく逃げていました。
 それどころか、大学2年生の試験で、プログラムに1970年以降の曲を含めなくてはいけないのに、師匠も私も苦手で、武満の『子供の為の小品』でお茶を濁したほどでした。

 グレード1、2あたりの曲で、ジャズっぽいのとかが入ると、音は単純でも、自分の模範演奏が下手で情けなくなります。
 ジャズは大学時代に必須だったのですが、とんでもなく下手でしたので。

 
 私にとっては、多くを与えてくれるのが、やはりバレエ鑑賞です。
 やめられません!
 

Posted on 2012/11/28 Wed. 23:27 [edit]

category: 音楽

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