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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

8年ぶりに触った曲 

 昨夜は、色々と考え事をしていたら、向かったのは楽譜棚。
 取り出したのは、引っ越して、段ボール箱から本棚に楽譜を入れる時にしか触ったことがなかった、楽譜。
 
 約8年間、手に取ることができなかった楽譜です。 
 CDだって数人のピアニストの録音を持っているものの、8年間一度も聴くことができなかった曲。
 数年前、ユンディの演奏をフェスティヴァル・ホールで聴いたけれど、色々と思い出してしまって、くやしさ、カーディフのピアノ科主任に対するいやな気持ちばかりが湧き上がって、涙があふれるばかりだった曲。

 楽譜を開いたら、さまざまなことが蘇り、目の前が霞むばかり。
 寝られないから、夜中2時になって、電子ピアノに向かって、楽譜を広げました。
 そして、8年ぶりに弾いたら、もちろん忘れていた部分も多いのですが、指が自然と動くところも多くて、びっくり。 何よりも、8年前、最後に弾いた時にはまだテクニック的に苦労があった場所が、すんなり弾けるようになっていて、びっくり。

 電子ピアノなのに、カーディフの音大のレッスン室のスタンウェイに向かって、隣で師匠のDr.Sが伴奏部分を弾いて下さる音が聴こえてくるような感覚。

 Dr.Sと本格的にピアノの基礎を勉強して2年目(まだ、本当にまずい頃)に弾き始めたこの曲、情けないことに、Double Thirdsの半音階でさえ、全てに指番号を振ってありました。 ありえない・・・
 しかも、当たり前すぎるような楽語にまで、日本語で意味が書かれていました・・・ どれだけわかっていなかったのか、私・・・

 グリーグのピアノコンチェルトです。 初めて勉強したピアコンなので、これよりも良い曲がたくさんあることをわかった上で、私にとってはとても大切な曲です。
  
 というわけで、今日は一日教えだというのに、つっかえながら第3楽章まで通して、すっかり夜更かしをしてしまった昨夜でした。
 ずっと触れなくていた楽譜を開くことができてよかった。 ずっと音を聴いたことがなかったのに、冒頭のオクターブを弾いたら、曲が全て蘇ってきた。 音大生だったら、簡単に弾けるこの曲を、がむしゃらにやらなくては弾けなかったのが、私なのです。
 
 弾く予定は全くありませんが、弾いていてとっても気持ちがよかったから、時間がある時に少しずつさらってみようかな、なんて思っています。
 
 リストのエチュードとか、勉強したけれど、テクニック的にぎりぎりで、一度も人前で弾いていない曲がいくつかあります。 今、もう一度弾いてみたら、案外すんなり弾けるようになるのかも、なんて淡い期待をもってしまいました。
 
 それにしても、私の電子ピアノは、リストのソナタだの、コンチェルトだの、きっと本来の目的よりもずっと大きな曲を弾かされて気の毒になってきました。 
 ですが、基本的に音大時代、夜が一番集中して練習できた私なので、夜の練習、というのははかどります。
 サマーコース中も、もちろん、係りの人に追い出されるまで夜練習でした。
 

Posted on 2012/09/15 Sat. 22:00 [edit]

category: 音楽

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