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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ドイツロマン派への挑戦 

 ずいぶん秋の気配のイギリスです。
 それでも、昨日は半そでで昼間はいることができましたが。

 昨日は、楽譜屋さん巡り。
 普通の楽譜屋さんで在庫がなかったものが、駄目元で行った中古楽譜屋さんで、探していた版で見つかったので、ラッキーでした。 しかも、そこを出たら、ロイヤルバレエの某ダンサーとすれ違いました。
 完全にバレエから離れている今ですが、ダンサーのお姿を見てしまうと、あと1ヶ月ちょっとでシーズンが始まるのだ!と楽しみになりました。
 
 イスラエルのイリーナ先生から課題の指示のメールを頂いて、気持ち新たに、という感じです。
 大抵の楽譜はそろっていますが、今回先生から言われた3曲中、2曲は楽譜を持っていなかったので、楽譜屋巡りをしたのです。
 
 サマーコース中、先生に今まで勉強した曲の主なものを聞かれ、メールでそのリストを送ったので、それら、そしてコース中に聴いた私の演奏を参考に選んでくださいました。
 学生を終えてから、自分が弾きたいものを弾いていたので、こうして誰かに選んでいただく、というのは非常に楽しいことです。

 私のレパートリーから判断なさったのでしょう。 見事に抜けている、ドイツロマン派がきました。
 予想では、ブラームスとラヴェルあたりかな?と思っていたのですが。
 聴くのは大好きです。 でも、どうしても、ショパン、ロシア物に偏っていました。
 
 ブラームス: 4つのバラード 作品10
 ブラームス: シューマンの主題による変奏曲 作品9
 シューマン: フモレスケ

 ブラームスの4つのバラードは大好きな曲で、いつか弾きたい、と思って、楽譜も持っていました。
 変奏曲にいたっては、?? CDを聴いたら思い出したしだい。
 シューマンのフモレスケは・・・

 シューマンは聴くのは好きです。 クライスレリアーナ、謝肉祭、ウィーンの謝肉祭の道化、交響的練習曲。
 いつか弾いてみたいな、と思いつつも、シューマン独特の歌いまわし、というか、性格がつかめなさそうで、てをつけたことはありません。
 ですが、師匠のDr.Sにも、修士号の時にお世話になったゴードンにも、協奏曲の選曲をした時、シューマンを進められていました。 でも、複雑、と言ってやりませんでした。

 いつかは勉強しなくては、と思っていましたが、ついに。
 しかも、一番嫌いなフモレスケ。
 これには理由があり、10年ほど前、カーディフの音大に行った時、主任の生徒でこの曲を弾いている人がいました。 私はそれまでこの曲を聴いたことがなくて、何度も彼女の演奏を聴いて、世の中にはなんとつまらない曲が存在するのだろう。 しかも、長いし。 と思っていました。
 当然、CDを聴いてみよう、とも思いませんでした。

 あの先生が選んでくださったのだから、と思って、まずはyoutubeで聴いてみたら、悪くは無い!
 単一楽章で30分弱。 どんどん性格が変わって行く。 きっと、先生は私の幻想ポロネーズのあの性格の移り変わりのつなぎを高く評価してくださっていたから、この曲を選んでくださったのでは?と思いました。

 今は大好きな幻想ポロネーズだって、初めてこの曲を日本で1年間習った先生の門下生発表会で音大生が弾くのを聴いた時、すっごくつまんない曲、と思ったのです。 だから、Dr.Sに言われた時にはやる気がなかったのですが、今では私のとっても大切な曲です。
 ということは、やってみたいな、と思い始めました。
 何度もCDを聴いて、楽譜を見て、少しずつイメージができてきたところ。

 このイスラエルのイリーナ先生には、
「あなたは、考えながら弾いているわけではないのに、イメージがあふれ出てくる。誰でもできることではないから、よいこと。 でも、それをコントロールすることを覚えなさい」
 といわれていました。
 きっと、このことを学ぶのにも、この曲は大切なものを含んでいるように思います。
 
 シューマンといえば、最初は、アラベスク、アベッグ変奏曲、蝶々、あたりから入ることが多いですが、それらをすっとばして、最初にフモレスケ。
 どうなるのかわかりませんが、来年には先生のところへいけるように、勉強したいと思います。
 (でも、全部で1時間20分ほどの量。 時間が足りるのか?)
 
 でも、まずはショパン。 譜読みしなくてはいけないものが、4曲あるので・・・

 ドイツロマン派は、やはり全然違う。
 楽譜を眺めながら、今までとは全く違う書法に少々戸惑っています。
 これらを弾けるようになったら、きっと違う世界が広がってくると思うので、やれるところまでがんばってみよう、と思っています。
 
 
 

Posted on 2012/08/29 Wed. 22:02 [edit]

category: 音楽

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