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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

サマーコース終了! 衝撃的な出会い 

 この1週間、ほぼ毎日晴天。 今日は気温も高くて、ゆでだこになっています。

 ご無沙汰しておりましたが、本日、無事にサマーコースが終了しました。
 非常に幸運なことに、今年のファイナル・コンサートはサウス・バンク・センターの中の、パーセル・ルームで行われたので、パーセル・ルームで演奏させて頂くことができました。

 2001年から08年までは毎年参加し、3年間のギャップがあって今年再び参加しました。
 正直、最後に2008年に参加した時には、ほぼ全ての先生方から、「みゆきのよさはどこへ行ってしまったの」というコメントを頂きました。 自分でももがいていた時期です。

 4年間、師匠のところへいったのは、3、4回ほど。 怪我があったりもしましたが、ほぼ独学でした。
 この状態で、今年再び参加すること、大きな不安がありました。
 ですが、先生のレッスンは受けていなくても、それまでに先生が築き上げてくださったもの、そして、舞台、という最高の勉強の場を多く与えて頂いていた為なのか、よい評価を頂ました。
 あの師匠が、先ほどお礼の挨拶をしたら、
「正直、演奏の上達に非常に驚いた。 自分自身であそこまで勉強できたことはすごい」
とのこと。

 月曜日のコンサートで、ショパンのノクターンを弾いた時には、私のことをできない頃からご存知のモスクワ音楽院のイリーナ先生が、
「豊かな音色、フレーズ、表現、今までミーシャ(Dr.S=師匠)があなたに教えていたことが花開いたわね」
とおっしゃってくださって、飛び上がるほどうれしかったです。

 毎日違った先生のレッスンを2回ずつ受けましたが、その中で、いや、初日に運命的な出会いをしてしまいました。
 多分去年あたりからここに来るようになった、多分ロシア人、20年以上イスラエル在住の先生に出会ってしまったのです。
 私は、モスクワ音楽院のイリーナ先生の教えを受けたくて、このコースに参加していたようなものですが、このイスラエル在住の先生、見た目はすごく怖い。
 第一印象は、「怖い」
 レッスン、どうしよう・・・ という感じだったのです。
 ですが、たまたまそのレッスンで弾いたショパンの幻想ポロネーズ、その夜のコンサートでのノクターン、そしてその後のマズルカ、その他、どうやら私の演奏を気に入ってくださったようでした。
 レッスンの翌日、
「あなたを教えたいから、イスラエルに勉強にいらっしゃい。 私はあなたの演奏が好きだから」
 と言われてしまいました。 私もこの先生の教え方が非常に好きで、こういうお言葉を頂いたことは、とても幸運です。
 
 まあ、この先生の指導は師匠の指導に似ているところもあり、きっと、いや絶対に私が師匠が叩き込んでくださった基礎があったからこそ、お声をかけてくださったのだと思います。
 一度のレッスンで、曲がみるみるうちに変わっていき、それが心地がよい変わり方だったのです。
 師匠に出会ったときと同じくらいの衝撃の出会いかもしれません。
 曲をいくつか仕上げて、まとめて1週間とか、イスラエルまでレッスンに行くことができたらいいな、と思っています。 

 今までに、いろいろな先生のレッスンを受けてきましたが、こういう気持ちにはなったことがありません。 もちろん、モスクワのイリーナ先生にはずっとモスクワに誘われているし、彼女のレッスンが私も大好きですが、今回の先生の方が求めている方向が一緒。 ただ、モスクワのイリーナ先生の指導も私には非常に必要なものですが。

  彼女が、イスラエルではなくて、どこか近くのヨーロッパにお住まいだったら、どんなによいか、と思いますが。

 定期的なレッスンを受けていない分、この1週間は非常に貴重で、今まで以上に多くを学んだような気がします。
4年前の二の舞はしたくない、と思っていましたが、4年前とは正反対の評価を頂けたので、また真摯に学んでいこう、と思います。
 
 師匠のレッスンは一度だけでしたが、師匠の前で、いつものようにlittle girlになってしまうのではなくて、レッスンでもきちんと演奏ができたので、成長したな、と自分自身に感心しました。
 
 明日はとりあえずレッスンを入れていませんが、ロンドンに帰ってきている生徒のレッスンが今週から始まります。
 5週間ほど生徒のレッスンをしていないので、みなさん練習しているのでしょうか・・・
 子供たちに会うのが楽しみな反面、私自身がこのコースを受けた直後、どうなるのかしら、と少々不安です。

 さて、私自身、この1週間の復習をしつつ、1月のリサイタルに向けてショパンを仕上げて、そして、イスラエルの先生からこれからのレパートリーのアドヴァイスをいただけるようなので、それを心待ちにしたいと思います。

 コースの会場は電波のつながりが非常に悪くて、最低限のメールを見るだけで終わっていました。
 時間があったら、メモしていたことをここに記録していきたいな、と思っています。

Posted on 2012/08/19 Sun. 18:53 [edit]

category: サマーコース 2012年

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Comments

 

みゆきさん、コンサートがパーセルルームで行われたとか、行きたかったですね。知らなくて残念。みゆきさん、どうしているかなと思ったことも何度かあったけど、メールすればよかったなと今、後悔しています。素晴らしい出会いがあってよかったですね。また、バレエもシーズンが始まりますね。また、オペラハウスでお会いしましょう。

URL | 胡蝶蘭 #- | 2012/08/21 04:45 | edit

胡蝶蘭さんへ 

パーセル・ルームでのコンサートは、一人1曲ずつで、当日の朝まで誰が弾くかわからなかったのです。 
あのような出会いは、いつでもできることではないので、とても素晴らしいものを与えて頂いた、と思います。 距離さえもう少し近ければ、という思いです。 バレエシーズン、あと1ヶ月ちょっとですね! すっかりピアノばかりで、バレエ熱から少々遠ざかっていますが、またシーズンが始まったら、がっつりとオペラハウスに通いたいと思います。
またお会いするのを楽しみにしています。

URL | Miyuki #wdT3oDb. | 2012/08/22 02:53 | edit

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