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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

イングリッシュ・ナショナル・バレエ 『Strictly Gershwin』 1月12日(夜) 

1月12日(夜)のコリセウムにての、イングリッシュ・ナショナル・バレエによる公演です。


 私は、実はチケットを買っていなくて(安い席が最後まで大抵は残っているのがわかっているので)、開演10分をきったところでボックス・オフィスに到着。

 問題なくチケットを購入できましたが、ボックス・オフィスも、インターネットで事前予約をしていた人の、機械でのチケット受け取りも、長蛇の列。 あの狭いコリセウムの入り口付近に、まさしくうねった列を作って、劇場内の入り口に近づくのも一苦労でした。

 さすがに、19時30分開演には無理で、19時40分ごろやっと幕が上がりました。

 しかも、全員チケットを手にするのは無理、と判断したのか、携帯電話で見せられるコンファメーション・メールや、プリントアウトしてきたコンファメーションで劇場内に入ることができるようにしたようです。



 『Strictly Gershwin』 Derek Deane振付、 ガーシュウィン作曲


 第1部: ブロードウェイでのガーシュウィン


 序曲: クリスタル・コスタ、 ヤナー・アコスタ


 Someone to Watch Over Me: Adela Ramirez、 Juan Rodriguez、 歌; ハナ・リッチモンド


 Fascinatin' Rhythm: ダグラス・ミルス、 ポール・ロビンソン (タップ)


 Shall We Dance: クセーニャ・オフシャニク、 チャナ・アティムタイェフ


The Man I Love: Anais Chalendard、 ジェームズ・フォーバト


'S Wonderful: コーラス


An American in Paris: Anais Chalendard、 エスタバン・ベルランガ



第2部: ハリウッドでのガーシュウィン


 ラプソディー・イン・ブルー: 加瀬栞、 ヤナー・アコスタ


Embraceable You: (たしか、オーケストラのみ)


Lady Be Good: ダグラス・ミルス、 ポール・ロビンソン、 ベゴーニャ・カオ


But Not for Me: 男性二人のコーラス


It Ain't Necessarily So: Stina Quagebeur、 ネイサン・ヤング


Strike Up the Band: ダグラス・ミルス、 ポール・ロビンソン


Who Cares?: Seo Yeon Yu、 エスタバン・ベルランガ、 デジレー・バランタイン、 ファビアン・レイマー、

          クリスタル・コスタ、 ヤナー・アコスタ、 Adela Ramirez、 ジェームズ・フォーバト


A Foggy Day: ポール・ロビンソン(歌)


Summertime: ダリア・クリメントヴァ、 Zdenek Konvalina


I Got Rhythm: 演奏


Fascinatin' Rhythm Finale: ほぼ全員



 とても見ごたえのある公演でした。

 トウシューズを履いて、ほぼクラシックバレエのものから、イングリッシュ・ナショナル・バレエのダンサーもタップシューズ、ボール・ルーム・シューズをはいて踊るものまで、色々。

 

 これは、多分、アルバート・ホールでの方が、むいている公演だと思います。


ディーンの振付は、クラシックを意識していないものの方がよかったと思います。

 クラシックバレエの用語で振付けたものは、ただただ振付けただけのものになってしまっていました。


 第1部の一番最後の『パリのアメリカ人』は、出演者も多く、大規模なもの。

 中途半端な部分もありましたが。


 シャル・ウィ・ダンスを踊ったクセーニャ、これはロングドレスを着て、キャラクターシューズをはいて踊りましたが、とても伸びやかな、良い踊りをしていました。 彼女は、2007年だったか08年だったかのイングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクールの卒業公演で、『卒業記念舞踏会』のフェッテ競争を踊るのを観て、伸びそうな子だな、と思っていました(私が通っていた大学の劇場で行っていた為、私は会場係のアルバイトで舞台を観ていました)。 こうして、中央で踊るのを観ると、嬉しいです。


 

 The Man I Loveを踊ったジェームズ、彼は元々自信があって、結構ナルシストっぽい踊りをするダンサーです。 古典だと鼻につくこともあるのですが、こういうのは、まさしくぴったり。 全体を通して観ても、彼が一番この公演の中で魅せてくれた、と私は思います。この曲だけではなくて、他のものも、ひときわ際立っていました。

 

 第2部頭のラプソディー・イン・ブルーは、衣装も構成も素敵。

 基本クラシックで、ところどころ崩してありました。

 栞ちゃんがこういう曲で踊るのは想像がつかなかったのですが、似合いました。

 踊りがしっかりとしていますから、安心感が。

 彼女は、笑顔の種類が今は乏しいので(素敵な笑顔の持ち主ですが)、笑顔の種類がもう少し増えたら、もっと踊りに深みが増すのでは?と思いながら観ていました。

 群舞も皆同じ衣装ですが、華のあるダンサーです。


 相手のヤナー・アコスタは、他にもこの夜は色々と踊りましたが、前回12月末に『くるみ』で観た時よりも、このような踊りで魅せるものの方が今はあっているように思います。


Strike Up the Bandはタップダンサーが中央で踊るものでしたが、後ろに10名ちょっとのイングリッシュ・ナショナル・バレエのダンサー。 クラシックの動きではないのですが、一人アクセントのある気持ちが良い踊りをする人がいるな、と思ってオペラグラスを覗いたら、誠君でした。 彼は、日本の新国立劇場バレエで主役をしたりもしていましたが、ここでは群舞。 彼が小学生の頃、私が通っていたバレエ教室にいたので、こうして、舞台に立っている姿を観ると嬉しくなります。


 サマータイムは、女性ダンサーが変更。 

 男性が、今シーズンカナダ国立バレエから移籍してきたダンサー。

 楽しみにしていましたが、ほぼサポートのみ。

 とりあえず、サポートがしっかりしているダンサー、ということはわかりましたが、もっと踊るものを次回は是非観てみたいと思います。

 彼のプライヴェートのパートナーも他の曲でウェブ・ページには入っていたのですが、降板で変更でした。


 オケというか、指揮者がエンターテイメント性はあるものの、バランスがぐちゃぐちゃ。

 それが残念でした。

 
 今までイングリッシュ・ナショナル・バレエを観てきた中で、この演目が一番彼らがのびのびと、そして魅せる踊りをしていたように思います。

 

 今日でロンドン公演は終ってしまいましたが、ピュアクラシックバレエ以外を観たい時、エンターテイメント性があって、とても楽しめるものだと思います。

 

Posted on 2012/01/15 Sun. 06:22 [edit]

category: バレエ

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