09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

クリスマスの思い出 

雪がちらつくかしら?と思うような天気でしたが、そうはならず。


 この週末のバレエ鑑賞について、書こうと思いつつ、止まっています。


 こちらは、ほとんどの学校が先週金曜日でおしまい。

 いくつか、水曜日まである学校もあるようですが。

 よって、今週は、レッスンがかなり変わります。


 なぜか、この2週間があっという間に過ぎてしまい、まだクリスマス・ディナーを食べに行っていない(一人分作るのは大変なので、クリスマス前にディナーをどこかで食べています)ですし、ミンス・パイもミュルド・ワインも飲んでいません。 アルコールは非常に弱いのですが、ミュルド・ワインだけは大丈夫なのです。

 

 

 以前にも書いているとは思いますが、イギリスのクリスマスの話を。

 イギリスのクリスマス、というのは、一昔前の日本のお正月のような感覚。

 ロンドンですら、25日は、空港へ行く為のバス以外は、公共の乗り物はストップします。

 

 私は、一年目のケント時代、ホームステイの時に経験したクリスマスが一番です。 

 24日は、静かに過ごし、25日の朝、ターキーを焼き始め、教会のミサへ行き、午後からディナー。

 メロン、小エビ、ハムのスターターに、ロースト・ターキー、ロースト・ベジ、クランベリーソース、グレイヴィーのメインディナー、そして、先日書いた、クリスマス・プディングと、トライフルのデザート。


 テーブルには、クリスマス・クラッカー(これを説明するのは難しい)が置かれ、隣の人とクリスマスクラッカーを持って、全員が円になり、同時に引っ張ります。 クラッカーのはじける音が聞こえ、中に、ちょっとしたおもちゃのようなものと、紙でできた、王冠が入っています。

 その王冠を被って、ディナー。 

 この時期、レストランで、色とりどりの紙の王冠を被って、お友達、同僚とのクリスマス・ディナーを食べている様子を外からよくみかけます。

 日本では、おせち料理は元旦前には食べませんが、イギリスでは、25日は家族のディナーですから、それまでにもクリスマス・ディナーを食べることになります。


 その後、ドロウウィング・ルームでプレゼントを開けて、ボード・ゲーム(もちろん、モノポリー!!)をして、楽しく過ごしたものです。

 

 ターキーは大きいので、クリスマスの後の昼食は、ターキー・サンドウィッチが続きます。

 日本で、お正月過ぎても、御節の残りを食べたり、お餅を食べたりするのと似ていますね。


 

 友達との楽しい思い出が多いのが、マンチェスター時代。

 大学1年生で、音大のお化けが出てきそうな古い寮に住んでいました。

 私たちの年から新しい寮ができる予定でしたが、もちろん、そうはならないのがこの国。

 レンガ造りの素敵な寮でした。


 チャペルがついていて、アドヴェントの時には、チャペルでキャロル・サーヴィス。

 さすがに音大の寮ですから、歌声がきれい。

 イギリスでよく知られているクリスマス・キャロルは、日本でのものとは違うものも多いのですが、これが、とっても素敵です。

 サーヴィスの後は、娯楽室で、ミンス・パイとミュルド・ワインが出されました。


 そして、寮の食堂で、クリスマス・ホリデー前に、クリスマス・パーティー。

 ドレス・コードは、ブラック・タイで、みなドレスアップして、お食事。

 お皿にきれいに盛られてくるのではなくて、目の前には、プレートがあるだけで、ターキー、付け合せのお野菜をその場で置いてくれます。


 ディナーの後は、娯楽室に移動し(寮ですが、バーがあるのです)、おしゃべりをしている間に、食堂のテーブルは片付けられて、ディスコになります。

 寮ですから、疲れたら、上の階の自分の部屋へいけばよいだけ。

 明け方まで踊りまくったものです。


 今、オックス・ブリッジを除けば、あのような学生寮、というのはほぼ消滅していると思います。

 よって、あの経験はとっても貴重。

 カーディフでは学校の学生寮もありませんでしたし、クリスマス前に学校の食堂でクリスマス・ディナーが献立に加わる以外、何も無かったはずです。

 

 あの時に、今の英語力があったらよかったな、と切実に感じます。


 一年目のケント時代には、メンバーになっていた、地域のオーケストラのクリスマス前のコンサートも楽しい思い出。

 私は、打楽器担当だったのですが、お調子者が多いのが、打楽器。

 誰かが打楽器の人数分(確か5人くらい)サンタクロースの帽子を持ってきて、ルロイ・アンダーソンの『そりすべり』を演奏する時、指揮者が指揮棒をおろした瞬間に、いっせいに帽子を被って、指揮者ににらみつけられたものです。

 この曲の後の休憩中、打楽器の男の子たち3人は怒られていました。

 私は、主犯ではないので、注意されませんでしたが。


 それにも懲りず、後半の、『3人の王様』という曲で、バーガー・キングで紙の王冠をもらってきて、それを再び被ったので、私ともう一人以外は、かなり怒られたそうです。

 が、これは、毎年打楽器がやっていることで、毎年やって、毎年怒られ、を繰り返していたそうです。


 打楽器があまりにも面白くて、一時は打楽器を勉強して、ロイヤル・オペラ・ハウス・オーケストラに入りたい!と思ったこともあるほどです。 それが、結局はピアノになりましたが。


 こうした楽しみが無い今、クリスマス・イブまで、ロイヤルバレエの『くるみ割り人形』の鑑賞をすることにします。

 

 

Posted on 2011/12/19 Mon. 06:55 [edit]

category: クリスマス、行事、習慣

TB: 0    CM: 0

19

Comments

Comment
list

Post a comment

Secret

Comment
form

Trackbacks

TrackbacksURL
→http://miyukikato.blog.fc2.com/tb.php/1781-495b5ced
Use trackback on this entry.

Trackback
list