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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

生徒の上達と酷いバス 

 日本は東京周辺でも雪が降ったようですね。

 

 ここで、数度書いた、私の生徒の7歳の男の子、ちょっと前までは、ピアノが好き、というよりも、私が好きでピアノを習っていたようなところがあったのですが、このところ、変わってきました。


 先日グレード試験を受けて今は結果を待っている状態なのですが、次のグレードに向けて、まずはスケール、アルペジオを進めています。


 王立音楽検定が、各グレードのスケール・アルペジオの教本は発行しているものの、私の生徒は使っていません。 ルールを説明して、一応ノートに書くものの、頭で覚えてもらいます。 そうでないと、いつまでたっても、正しい指使いを覚えません。


 この7歳の男の子(一時は、私の同業の友達に、”女ったらしの生徒”と命名されていた・・・)、教えたことも無いスケールを自分で弾けるようになってしまいます。 しかも、正しい指使いで。 指使いのルールは、最初にスケールを始める時に、厳しく覚えさせます。 だからなのか、よくわからないのですが、この子にとって、スケールとは凄く簡単で、ゲームみたいなもの。


 今日のレッスンでも、「僕、変ロ短調と、嬰ハ短調は自分で弾けるようになったよ」とみせてくれました。

 この子の場合、スケールを辞めさせるのが大変です。

 しかも、アルペジオも大好き。

 すぐに弾けるようになります。


 他の先生方から移ってきた生徒の場合、いつも、スケール、アルペジオは戦いです。

 が、私は非常に早い時期からスケールを導入してしまうからなのか、あまり苦労する子は今までにいませんでした。

 ですが、この子はその中でも特別。 

 グレード2が終ったばかりですが、スケール、アルペジオは、グレード5の途中までできています。


 その子にとって、一気に伸びる時期、というのがあるのでしょうね。

 新しい曲も、きちんと最後まで両手で弾いてあってびっくり。

 もう、読譜に問題がありませんし、読譜が億劫、とも思わないようです。


 思え返せばこの2年間半、「ピアノなんか大嫌い!」と言って腕を組んで動かなかったり、私に、flirtしてきたり、ととにかく、色々とありました。


 が、私はこの子を諦めなくて本当に良かった。

 何度、やめよう、と思ったかわかりません。

 レッスン前日の木曜日の夜は嫌で嫌で、何度母に助けを求める情けない電話をかけたかわかりません。


 でも。こういう瞬間があるから、この仕事を続けられるのでしょうね。



 今日は、バスが2本来なくて、学校帰りの子供たちと重なり、バスがいっぱいだったのに、信号待ちでバスが止まった時に子供たちが非常用ボタンを押して乗り込んできて、運転手が怒って道の真ん中でエンジンをきってしまいました。 10分間全く動かず、子供たち(ティーン)の態度は非常に悪く、やっと10分以上経って学校の先生がきました。 もちろん、後ろは大渋滞。

 そして、バスから降りるように言ったのですが、もちろん、降りるような子供たちではありません。


 無理やり降ろし、降車口近くにいた私は、非常に頭にきていたため、そして教えにも遅れるのが確実だった為に、つい、先生を呆れた顔で見たのでした。

 そうしたら、この先生が、私に、

「なんかもんくあるのか!」

と言ってきたので、

「毎回毎回、お宅の生徒たちの態度が非常に悪くて、こっちは迷惑しています」

と言ったのです。

そうしたら、

「こっちは、学校の先生なんだ。 学校のことでいっぱいなのに、ロンドン・トランスポートの面倒まで見られるわけはないだろ」

と怒鳴られました。

 

 バスが2本来なかったのはロンドン・トランスポートの問題ですが、生徒たちの態度の悪さ(私は座っていたにも関わらず、何度も押され、頭上で大声で話されるから、頭が痛い)は、ロンドン・トランスポートの問題ではありません。


 こういう先生がいる学校だから、ああいう生徒たちになるのでしょうね。

 全て分かったような気がします。

 この国は、以前から書いているように、中学、高校は頭の中身と態度が比例しています。

 先生の質も比例するのでしょうね。


 バスが非常に遅れたせいで、次のバスも、帰宅途中の生徒たちと一緒になってしまいました。

 よって、騒がしいバスで、しっかり偏頭痛。


  

 こういう日に、このように、きちんと弾けるようになった生徒をみると、その疲れが一気に吹き飛びます。


 きっと、Dr.Sは、物凄い勢いで伸びていく私を見るのが面白くて、あれだけのレッスンをしてくださったのでしょうね。 夜10時までレッスンしていただいて、翌朝7時半からのレッスン。 あの時だから先生も私もできたこと。

 私が、大学院でゴードン先生についてから、おもしろくなくて(何しろ、ゴードンのことを敵のように思っています)、グジグジしていますが、久々に先生のところにレッスンに行きたいな、なんて思います。

 もっとも、私も段々教えが増え、先生もお忙しくて、お互いに時間があわないのがいけない一番の理由ではありますが。

 

 

Posted on 2011/12/09 Fri. 04:36 [edit]

category: 音楽

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