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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

残念 

10月も半ばを過ぎたというのに、今年はまだホットウォーター・ボトルも使っていませんし、ダウンコートも着ていません。 10月には雪、という情報も出ていたのでとりあえずはほっとしています。


 先日も書いたように、9月に日本から帰ってきてから、立て続けに新しい生徒が増えました。 最初の手ほどきからの子もいれば、他の先生に習っていた子。 そして、久々に楽典、和声などの学科も入ってきています。

 

 手ほどきを始めた子で、とても物分りもよく、小学生、ということもあって、かなりスムーズな導入になり、これからが楽しみだな、と思っていた子がいました。 ちょうど夏に日本にご帰国なさった楽しみに教えていたご家族の後なので、神様のプレゼント、と思っていました。

 が、ロンドンの駐在員のお子さんを教える時の、致命的なこと、急なご帰国、ということになってしまいました。


 こればかりはどうにもならない。 でも、帰国までぎりぎり5回のレッスンができるうちにおっしゃっていただけてよかった。 

 こういう状態になった時、いずれにしても短期間しか習っていないから、帰国が決まったからピアノも終わりにします、という場合と、だからこそ、レッスン時間を長くして、ぎりぎりまでレッスンしたい、という二通りの方がいらっしゃいます。

 今回は後者。


 駐在員の方を引き受ける時、いつかはご帰国なさる、という、覚悟のようなものをもってお引き受けします。

 それでも、がっかりする時にはがっかりする。

 

 お母様から、「先生も一緒に連れて帰りたい」とおっしゃって頂いたのが、一番嬉しいこと。 夏にご帰国なさった女の子からも、同じことを言われました。

 今一番欲しいもの。 それは、ドラえもんのどこでもドア! 

 私だって、後ろ髪が引かれる思いです。 せめて、日本とイギリスがパリ、ロンドンくらいの距離であれば・・・

 

 

 教えの後にぐったりとする私を見かねて、同業者の友達からは、どうせ駐在員は帰国するわけだし、もっと適当に教えればよいのに。 一生懸命教えるからつらくなるんだ、といわれます。 でも、それだけはできない。

 自分自身に後ろめたく、自分自身が嫌いになることだけはしたくありません。

 そして、こちらが一生懸命、誠意を持って接すれば、子供たちもきちんとやる、というのがわかるのです。

 

 きっと私には、あのとてもではないけれど、音楽大学に進む力の無く、20過ぎで日本だったら(いや、世界的にみても)ピアノに進むことは無理だ、と思われる私のことをどうにかしてくださった恩師、Dr.Sのことがいつも目の前にあると思うのです。

 無理を不可能に変えた。 だから、私も自分の生徒たちとは、真正面から向き合っていきたいな、と思うのかもしれません。


 

 出入りが激しいのも、ロンドンならでは。 でも、同時にもし日本にいたのなら、絶対に出会うことがなかった生徒たちに出会えているので、それはそれで、ここの良さなのかもしれません。

 

Posted on 2011/10/18 Tue. 06:37 [edit]

category: 音楽

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