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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ 『ジュエルズ』  

雲ひとつ無い青空が広がり、すっかり夏のワンピースで過ごした一日でした。


 今夜は、オペラハウス。 シーズン2度目のメインハウスでの鑑賞です。

 先週土曜日にこのセカンド・キャストの第1回目の公演でしたが、私は教えで行くことができなかったので、私はこのキャスト、今日が初めての鑑賞でした。


 『ジュエルズ』 ジョージ・バランシン振付


 『エメラルド』 フォーレ作曲 ぺリアスとメリサンド、 シャイロックより


 ロベルタ・マルケス、 ヴァレリー・フリストフ

 マーラ・ガレアッツィ、 ベネット・ガートサイド


 エマ・マグワイヤ、 ヘレン・クロウフォード、 ダーウィッド


 エルザ・ゴダード、 ロマニー・パジャック、 金子扶生、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 クレア・カルヴェート、 ナタリー・ハリッソン、 フランチェスカ・フィルピ、

 セリザ・ディウアーナ、 オリヴィア・コウリー、 ピエトラ・メロ・ピットマン


 ロベルタは前回のこの作品上演の際、非常にチャーミングかつ輝きをもって踊ったと思うのですが、今日はどちらかちうと表情も笑顔ではなくて、大人っぽさを出していたように思います。

 この女性のソロ、手首をよく使うのですが、この部分はわかりやすく、大きめの動きです。

 ヴァレリーは相変わらず、やることはやっているのですが、何かが足りない。 

 

 マーラは流れがあるのですが、止まるところは止まって欲しい。 どうしても、流してしまっている印象になります。 彼女の場合は、何を観てもこの点が気になります。


 トロワ、今シーズンよりファースト・アーティストに昇進したダーウィッドがキャストされました。 彼は2008年に入団し、高い身体能力(男性の割には股関節が柔らかい)なのですが、なかなか良い役にキャストされることはありませんでした。 昨年、『シンデレラ』の秋の精の騎士でキャストされるようになり、今年の冬には、『くるみ割り人形』で高田茜さんと共に、デビュー予定。 

 今回は、ここでキャストされるとは思っていなかったので、驚き。

 こうして踊ることができるのが嬉しい、という気持ちも強いのでしょう。 終始、喜びがあふれる踊りでした。

 ジャンプ(特にグランジュッテ)がきれい。

 ピルエットからのザンレールは一度目がかなり体が斜めになり、ドキッとすることもありましたが、それ以外は安心して観ていることができる踊りです。


 エマも体全体を使うことができるようになり、なおかつ彼女の持ち味の流れるような腕の動きが目立ちました。

 

 全体的に、大きな見せ場がある作品ではありませんが、だからこその難しさがあると思いますし、観れば観るほど好きになってきた作品です。



『ルビー』 ストラヴィンスキー作曲、 ピアノとオーケストラの為のカプリチオ


 ユフィ・チェ、 リカルド・セルヴェラ

 ローラ・マックロック


 アイオーナ・ルーツ、 ヤスミン・ナグディ、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 セリザ・ディウアーナ、

 クラウディア・ディーン、 ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 ロマニー・パジャック、サビーナ・ウエストカム


 ダーウィッド、 アンドレイ・ウスペンスキ、 リアム・スカーレット、 蔵健太



 ユフィちゃんは、2009年6月にこれが上演された時にデビューしましたが、今回はあの時とは比べ物にならないほどよくなりました。

 彼女の持ち味である音楽性、ウィット、セクシーさ、そしてエレガンス。 エレガントでありつつも、遊ぶところは遊ぶ。

 この変化が、前回の時よりも、ずっと明確になったように思います。

 もちろん、まだまだよくなるな、と思う部分は多くありましたが、凄く変わったな、と思うのは、踊る、のではなく、魅せることができるようになってきたことのように思います。

 

 リカルドは、相変わらずキャラクターがあるので、それがおもしろさを創り上げます。

 

 ローラは今回は埋もれてしまっていました。 もう少し体を絞れると・・・

 

 何度観ても、振付がよいし、楽しむことができる作品です。

 



『ダイヤモンド』 チャイコフスキー作曲、 交響曲 第3番 第2楽章から第5楽章


 マリアネラ・ヌニェス、 ティアゴ・ソアレス


 サマンサ・レイン、 小林ひかる、 エマ・マグワイヤ、 メリッサ・ハミルトン

 平野亮一、 アレクサンダー・キャンベル、 ヨハネス・ステパネク、 アンドレイ・ウスペンスキ


 エリザベス・ハロッド、 金子扶生、 クリスティン・マクナリー、 セリザ・ディウアーナ、

 クレア・カルヴェート、 ジャクリーヌ・クラーク、 ナタリー・ハリッソン、 オリヴィア・コウリー、

 リヤーン・コープ、 ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 サビーナ・ウエストカム


 

 彼らの結婚後、私が舞台を観るのは初めて。 マリアネラがいつになくきらきらしていました。

 くるくると変わっていく表情。 彼女の場合、それが最初から計算されていないもの、というのがわかります。 これについては賛否両論があると思います。 が、私自身も、最初から全てを計算しておいて演奏するのではなく、もちろん、枠組みはあるけれど、その場その場で色々な情景が浮かぶピアニスト。 だからこそ、マリアネラのような、自然な表情の移り変わりを見るのがすきなのかもしれません。

 ティアゴが、かなり陰が薄かったのが気になりますが・・・

 

 というわけで、大満足な舞台鑑賞でした。


 

 

 

Posted on 2011/09/29 Thu. 06:25 [edit]

category: バレエ

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