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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

お勉強 

 生徒側の都合で、夜9時からのレッスンでした。 小学校1年生でこの時間はやはり遅く、それまでもずっと家庭教師が来ていた彼女は、とっても疲れていました。


 生徒のお母様方とよく話すのですが、お勉強の仕方、考え方、というのはもちろん、各ご家庭様々。

 私はこうして高校の頃からイギリスに来ているので、ほぼ100%日本人のお母様方には私の母が教育熱心だ、と勘違いされます。

 我が家は全く違います。

 以前にもここに書きましたが、小学校から言われて中学受験をしなくてはいけなくなるまで、勉強なんてみたことが無い親です。 別に放任ではありませんので。

 田舎の小学校でしたし、真面目だったので、小学校のお勉強は別に問題がなかったのです。

 

 もっといえば、幼稚園ではんこ作文があったので、ひらがなは読めていましたが、小学校にあがるまで、字を書くことはできませんでした。 田舎の学校でも、ほとんどの家庭は小学校に上がる時には字がかけるようにしてあります。 私はクラスで多分、2、3人、とってもお勉強ができなかった子達と一緒に字がかけない子供でした。

 それは、学校というのはお勉強を教わるところだし、入学後に字を書くことを学ぶのだから、それまでにかけなくても構わない、という母の考えがあったからです。


 イギリスに来たのだって、親の意思ではありません。 最初にロイヤルバレエの衣装部に手紙を書いたのだって私の考えですし、英語ができないのにイギリスに来ることにしたのも私の考えです。

 でも、高校生の頃にイギリスに来た、というと、そしてきちんと目的があった、というと親がそうさせた、と勘違いされてしまいます。


 私の生徒たち、というのは、現地人、ハーフでこれからもイギリスの学校に進学する予定の子供たち、そして、駐在員で数年後には日本に帰る、でも現在は現地校に通い、土曜日の日本の補習校に通う。


 独身なのに、やたらと現地の中学校の入試事情に詳しい私はよくお母様方から相談を受けたりするのですが、きっとイギリスの中学入試って、日本の感覚でいてはいけないような気がするのです。

 単にお勉強ができる子供を求めているわけではないように私は思います。


 私の師、Dr.Sと奥様のオルガのピアノの生徒さんたちというのは、いわゆるこの地域でできる学校へ通っている子たちがほとんど。

 男女の私立各2校、グラマースクールという公立の選抜校、それらに行く人たちがほとんど。 だから、私は数年前までは、これらの学校が入るのが難しいところ、とは全く知りませんでした。

 イギリス、というのは、公立の中学で入試があるのです。 誰でも入れる学校は問題を多く抱えているのです。

 先生方の生徒さんたちのお母様方が色々と私に情報を入れてくださった為、やたらと詳しくなったのです。


 入試は大抵は第2審査まであり、第1次試験で何を見るのかというと、IQ。 要は、IQが高くないと次に進めない、というのが一般的。

 この第1次試験の問題集、結構面白くて私も買ってきてたまにやるのですが、IQといっても範囲が広く、イギリスらしいな、と思います。


 イギリスの試験なんて、穴埋め問題なんて見たことがなくて、ひたすら書かせる試験ばかりです。

  大学の時の期末試験なんて、音楽史の試験が3時間、白紙を渡されてひたすら問題に答える、という試験ですから。


 できる子って凄いな、と思うのは、昨年大学生になったオルガの生徒。

 彼は、Aレヴェルという、イギリスの大学に入る為の共通試験(オックスブリッジが面接試験があり、音大などの実技系の大学が個々の試験を行うほかは、各大学での入試はありません)の真っ最中にピアノの発表会に出て、しかも、ケンブリッジの医学部に進学しました。

 これくらいの余裕がある人がやはりオックスブリッジに進むのだな、なんて感心してしまいました。

 

 勉強って、自分がやらないと、と思ったらやると思うのです。

 私は中学、高校時代はバレエと部活に明け暮れて、全然勉強しませんでした。

 成績だって悪かったですし。

 でも、大学生になって、自分がやらなくては、と思ったらがむしゃらに勉強できた。

 それまでに頭の引き出しをからっぽにしておきましたからね。

 

 子供のうちに(小学校1年生とかその前に)勉強を一生懸命している子供たち、凄いな、と思わずにはいらません。

 私だったら家出をしたかも・・・

Posted on 2011/09/23 Fri. 06:36 [edit]

category: 日常

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