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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ 『ジュエルズ』 シーズン開幕 

 やっと待ちに待ったロイヤルバレエの2011/12シーズンが開幕しました!


 今回は、華やかな、バランシンの『ジュエルズ』で開幕です。


 久々に、顔なじみの方々にもお会いできておしゃべりが尽きませんでした。


 ジュエルズは、1967年に初演された、ストーリーの無いバレエです。

 『エメラルド』では、フランスを、『ルビー』では、アメリカを、そして、『ダイヤモンド』ではロシア、サンクト・ペテルブルグを。

 とにかく、フォーメーションが美しいバレエ作品です。


『エメラルド』 フォーレ作曲 ぺリアスとメリサンド、シャイロックより抜粋


 タマーラ・ロホ、 平野亮一

 リヤーン・ベンジャミン、 ニァマイア・キッシュ


 ディアードル・チャップマン、 サマンサ・レイン、 アレクサンダー・キャンベル


 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、金子扶生、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 カミール・ブレイチャー、 フランチェスカ・フィルピ、 ナタリー・ハリッソン、

 ピエトラ・メロ・ピットマン、 セリサ・ディウアーナ、 オリヴィア・コウリー


 

 久々のオペラハウス、これは序曲がとっても短いのですが、幕が上がる前の瞬間、特に久々のバレエ鑑賞ですから、どきどきするものです。

 幕が開くと、プリンシパル・ファースト・カップル(タマーラと亮一さん)、そして10名の女性群舞。

 

 とりわけ、テクニック的な見せ場があったりする作品ではありません。 が、特に1曲目で女性群舞が創るフォーメーションが大きな宝石のように見えます。

 

 ホリデー明け最初の舞台、ということもあるかもしれませんが、ダンサーが皆リフレッシュして、いつもよりもきらきらとしていたのが、印象的でした。


 今回、本当はフェデリコ・ボネッリキャストされていましたが、怪我の影響もあって、亮一さんにキャスト変更。 

 まだまだ硬い部分ももちろんありますが、普段、あまり踊っているところを観る機会はないので、興味深かったです。

 タマーラが珍しくこのような作品で笑顔だったのが印象的です。

 

 カンパニー最年長(キャラクター・アーティストを除いて)のリヤーン、あの小さな体で、語ります。

 彼女は顔が・・・とおっしゃる方も多くいますが、あの気持ちがよい踊りをみせられたら、私は気になりません。

 小柄なリヤーンと、長身のニァマイア、2010/11シーズン最後の『ヴォランタリーズ』でも一緒に踊っていますが、思っているよりも今回の方が身長差は気になりませんでした。


 バーミンガム・ロイヤル・バレエからソロイストとして移籍してきたアレクサンダー、早速活躍です。

 背が低めで、下半身が重め。

 とりあえず、安定したテクニックがありそうなダンサーです。

 移籍、といっても、姉妹カンパニーのようなところからなので、他の移籍してくる人たちに比べてスタイルの違いがないので、違和感はありません。


 久々に、ディアードルの踊りが見られて嬉しい。

 彼女も気持ちが良い踊りをするダンサーです。


 『エメラルド』、この後の2つの作品に比べて見せ所は少ないものの、だからこそ、あれを踊るのは難しいのだろうな、と思ってみていました。




『ルビー』 ストラヴィンスキー作曲、 ピアノとオーケストラの為のカプリチオ


 セーラ・ラム、 スティーヴン・マクレー

 ゼナイダ・ヤナウスキー


 アイオーナ・ルーツ、 エマ・マグワイヤ、 ピエトラ・メロ・ピットマン、 メリッサ・ハミルトン、

 クラウディア・ディーン、 サマンサ・レイン、 ロマニー・パジャック、 サビーナ・ウエストカム

 アレクサンダー・キャンベル、 ヨハネス・ステパネク、 ベネット・ガートサイド、 リカルド・セルヴェラ


 『エメラルド』とは違って、歯切れよく、リズミカルな作品です。

 幕が開くと、トール・ガール(ゼナイダ)と12人の男女。

 

 この作品の音楽性、バランシンが音楽家でもあったのだな、と改めて思わさせられます。

 ゼナイダは私にとって、Under usedでもったいない・・・と思うダンサーですが、こうしてやはり踊るのを観られるのは嬉しいです。

 彼女も気持ちが良い踊りをしますし、音楽性豊かなダンサー。

 セクシーさ、チャーム、一気にひきつけられます。

 

 スティーヴンは、デビューとは思えないほどのできばえ。

 ちょっとしたアクセント、切れ、目つき、きっとこの踊りに必要なのだろうな、と思うところがはまります。

 第3楽章での、シェネ、というか、回りながら引っ込むところ、あまりのスピードにあっけに取られ、思わず客席から拍手が沸きあがったほどでした。


 セーラはきれいなダンサー。 でも、優等生すぎ。 もう少しnaughtyさ、というか、良い意味での崩しがあった方がよいのでは、と思いながら観ていました。


 このようなストーリーが無い作品でもキャラクターが絶えないのがヨハネス。

 そして、エマとアイオーナもこのような作品でチャーミングさを見せるダンサーたちです。

 


『ダイヤモンド』 チャイコフスキー作曲 交響曲第3番 第2-第5楽章


 アリーナ・コジョカル、 ルパート・ペネファーザー


 ユフィ・チェ、 小林ひかる、 イッツィアー・メンディザバル、 ヘレン・クロウフォード

 ヴァレリー・フリストフ、 トーマス・ホワイトヘッド、 ヨハネス・ステパネク、 蔵健太


 エリザベス・ハロッド、 シャーン・マーフィー、 クリスティン・マクナリー、

 ナタリー・ハリッソン、 フランチェスカ・フィルピ、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、

 メリッサ・ハミルトン、 ロマニー・パジャック、 ピエトラ・メロ・ピットマン、

 ローラ・マックロック、 オリヴィア・コウリー、 リヤーン・コープ


 他男性12名



 音なしで幕が上がると、12名の女性群舞。

 ただただ美しい。


 昨年の12月頃から怪我で降板していた、エリザベス(スティーヴンの奥様)が復帰。 私は彼女の踊りが好きなので、こうして復帰してくれるのは嬉しいです。 

 リヤーンがとっても大人っぽい踊りになって、一瞬誰だかわかりませんでした。

 

 第3楽章(バレエでは第2楽章)はプリンシパルカップルのパ・ドゥ・ドゥ。 

 アリーナが珍しくよく観えました。

 

 1年経って、イッツィアーがカンパニーの中で浮かなくなったな、と思います。

 ひかるさんとユフィちゃん、違うタイプのダンサーたちなのに、一緒に踊ると、うまくかみ合わさるな、と思ってみていました。


 最終楽章で、男性群舞も出てきて、群舞(たしかソロイストも)の14組が7組ずつ左と右から歩いてきて、中央ですれ違う時に手をアンオー(上に上げる)にするところ(ラーシー、ド♯レミー、ファ♯ソ♯ラミー)、何度観ても好きなところです。


 というわけで、今シーズン最初のバレエ鑑賞でした。

 久々にバレエ記事を書くと、日本語の形容詞をかなり忘れてしまったことに気が付きます・・・

 

 そのうちまた調子を取り戻すと思います。

 

 

Posted on 2011/09/20 Tue. 06:57 [edit]

category: バレエ

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Comments

1. 無題 

開幕とみゆきさんのレポを待っていました!
ダンサーみなさん元気にスタートしたようでうれしいです(フェデリコは大事をとったようですが)。
スティーブンのシェネ、日本公演でも度々拍手でました。思わずしちゃうくらいすごいですもんね。
エリザベスが復帰しててうれしいです。

URL | asaco #79D/WHSg | 2011/09/22 08:16 | edit

2. asacoさんへ 

やっと開幕です! が、まだ1度しか行っていません。
スティーヴン、男性であのシェネは滅多にいませんものね。
リズ、降板が長かったですからね。
まだ復帰できないでいるダンサーたちに早く帰ってきてほしいなと思っています。
来週からは行く回数も増えるので、なるべくレポを書きたいと思うので、またよろしくお願いします!

URL | Miyuki #79D/WHSg | 2011/09/24 23:24 | edit

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