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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

マリインスキーバレエ バランシン、ロビンズ作品プログラム 

肌寒い一日になりました。

夕方遅くには、雨も。


 さて一昨日観てきた、マリインスキー劇場バレエのミックス・ビルです。

 実は、一昨日があまりにもよかったので、昨日も安いチケットがあまっていたので行ってしまったのでした。


 8月4日 ロイヤル・オペラハウスにて。


 『スコッチ・シンフォニー(Scotch Symphony)』 ジョージ・バランシン振付、 メンデルスゾーン作曲

 交響曲第3番 『スコットランド』より、第1楽章以外


 アナスタシア・マトヴィエンコ、 アレクサンダー・セルゲイェフ

 ヤーナ・セリーナ (キルトを穿いた女性)


 他、8組の男女の群舞


 

 舞台左右奥には、5段ほどの階段が。でも、これはあくまでも飾り。

 

 幕が開くと、群舞の男女が立っています。

 男性は、キルトと、ジャケット。 スコットランド衣装

 女性は、薄いピンクのロマンティックチュチュ。


 最初の楽章の途中で、キルトを穿いた女性が加わります。 彼女は、キルト、靴下、赤いトゥシューズ、という格好。


 次の楽章に入る時に、男性プリンシパルが黒タイツ、黒のトップス、斜めにタータンチェックのスカーフをかけて現れます。 そして、しばらくすると、女性プリンシパルが淡いピンクのロマンティックチュチュで出てきます。

 この楽章はこのプリンシパルカップルと、途中で男性群舞8名が出てきて踊ります。


 最後の楽章は、キルトを穿いた女性以外全員。


 ストーリーは無いのですが、あります。 同じくスコットランドを舞台にした、『ラ・シルフィード』の物語が見え隠れしているのです。


女性プリンシパルは、シルフィードなんだろうな、と思って観ていました。


 正直、マリインスキーの群舞の女性たちがバランシンを踊りこなしている、とは思いませんでした。

 ロイヤルバレエだってバランシン、というわけではないと思いますが。

 もう少しダイナミックな動き、切れのある動きが欲しかったな、と思います。


 男性プリンシパルを踊った、セルゲーイェフはきれいな踊りをするダンサー。

 少々、ひざが内側に入るのが気になりましたが。


が、作品そのものが美しくて、心引かれるものがありました。



『イン・ザ・ナイト(In the Night)』 ジェローム・ロビンズ振付、 ショパン作曲

 ノクターン、 作品27-1、55-1、55-2、 9-2


27-1: エフゲーニャ・オブラツソーワ、 フィリップ・ステーピン

55-1: アリーナ・ソーモワ、 エフゲニー・イヴァンチェンコ

55-2: ウリヤーナ・ロパートキナ、 ダニール・コルサンチェフ

9-2: 全員


ピアノ: ルドミラ・スヴェシニコーワ


 ずっと観たくていた作品です。

 舞台装置はありません。 背景は黒に、ところどころ、小さな電球がついているだけ。


 ストーリーがあるわけではないのですが、言葉が聞こえてきそうな舞台でした。

 衣装は、元ロイヤルバレエ芸術監督のアンソニー・ダウエルがデザインしたもの。

 女性はロングドレス。


 27-1を踊ったエフゲーニャの柔らかさ、意味のある動きが好きでした。

 

 正直、ダンサーを観る、というよりも、この作品を観たい、というのが目的でしたし、ただただ美しさに時間が過ぎていく、という私にしては珍しいバレエの観方をしていました。


 私は、死ぬまでに絶対にこのバレエ作品を演奏する!

 そういう思いがただただわきあがる舞台でした。


 

『バレエ・インペリアル』 バランシン振付、 チャイコフスキー作曲

 ピアノ協奏曲 第2番 作品44 ト長調


 ヴィクトリア・テレシュキーナ、 ウラディミール・シュクルヤーロフ


 ヴァレリア・マルティニュク、 アンドレイ・ティモフェーフ、 マキシム・ジュージン


 ピアノ: ルドミラ・スヴェシニコーワ


 他


 ロイヤルバレエもレパートリーにしている作品ですが、この5年以上上演していない為、私は観るのは初めてです。

 これも、ずっと観たいと思っていた作品。


 チャイコフスキーのピアノ協奏曲といえば、第1番が有名ですし、演奏されます。 が、この第2番も結構素敵な曲です。

 

 バランシンらしく、というか、女性が大活躍、男性が活躍しない作品。

 フォーメーションがとってもきれいでした。


 衣装は、カリンスカのものではなくて、違うもの。

 通常のチュチュではなくて、パステルカラーの膝丈スカート。

 カッティングがよいのか、スカートが回るととってもきれいでした。


 女性プリンシパルのテレシュキーナは初めて観ます。 黒髪の、クール・ビューティーといった感じのダンサーで、私には少々冷たかったのですが、踊りは切れもあり、もう少し動きの大きさが欲しいかな、と思う部分もありましたが、全体的には満足でした。


 この作品も、『スコッチ・シンフォニー』同様、群舞はもう少し切れのある踊り方が欲しいな、と思って観ていました。 

 

 

 通常、ロイヤルバレエがロイヤルオペラハウス・オーケストラとピアノ協奏曲の作品を上演する時には、ピアノは屋根をはずして、ピットであっても、指揮者の目の前で演奏しています。

 が、今回は、ピアノ協奏曲なのに、屋根有り、屋根半分上げ、しかも、オケピアノとしてピアノが入る時の、奥の位置にピアノがおかれていました。 その部分は、舞台の下に入る部分です。

 よって、ピアノがもっと必要な部分で、音が前にこない。

 どうしても、オケに埋もれやすくなってしまう。

 これは残念でした。

 


 が、大満足の公演でした!

Posted on 2011/08/06 Sat. 06:38 [edit]

category: バレエ

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Comments

1. 無題 

ペタありがとうございます!
イギリスにいらっしゃるんですね
ロンドンには、一度旅行で行ったきり
もう一度ゆっくり行ってみたいな~と思っています
読者登録させていただきます
どうぞよろしくお願いしますm(_ _ )m

URL | tomo #79D/WHSg | 2011/08/07 22:19 | edit

2. tomoさんへ 

コメント、読者登録、ありがとうございました。
イギリス、ロンドン以外にも見所がたくさんありますし、ぜひロイヤルバレエ鑑賞にいらしてください。

URL | Miyuki #79D/WHSg | 2011/08/09 22:32 | edit

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