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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

母校で友達のリサイタル試験 


WITH HOPE!!-110603


夏日の一日でした。 明日はケンブリッジへ行くので(遊びではありませんが)、良いお天気になると嬉しいです。


 ハーフタームで教えが移動したので、今日はオフ。 ということで、行けないと思っていた友達の卒業リサイタル試験を聴きに行って来ました。


 ロイヤル・アルバート・ホールの反対側にある、母校。

 

 ヴァイオリンの修士の最後の試験でした。 50-60分のプログラム。

 ブラームスとか、フランクとかの定番ではなくて、シューベルト、プーランク、スーク、シマノフスキ、という非常に私が好きなタイプのプログラムでした。

 ただ、プーランクもシマノフスキも、ピアニスト泣かせ。 フランクのヴァイオリンソナタもそうですが、ピアノが伴奏なのか、メインなのかわからない曲です。


 Divaが多いヴァイオリンの中、今日演奏したMちゃんはとっても素敵な人柄。

 彼女の人柄だな、と思う演奏で、普段、ヴァイオリンの音が苦手な私が聴き入ってしまいました。

 考えてみたら、彼女の先生はロシア系。 彼女は中学生くらいからイギリス暮らし。 日本人だけれど、日本の大学を卒業してからきたような人とは全く違う演奏です。 長いフレーズに、多彩な音色。 歌えるし、とても良い深い音色を出します。

 一言で言うと、Touched performance。 日本語だと心に響く?でも少し違う気が。

 彼女となら、デュオをしてみたい。

 子供の試験の伴奏以外、長い間デュオをしていない私は今日の演奏を聴いていて、デュオがしたくなってしまいました。 マンチェスター、カーディフ、ロンドン、学生時代はチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリン、色々とデュオをさせていただいていましたから。


 試験を聴くと、懐かしいです。 私も、何度もあのコンサートとは違う雰囲気のリサイタル試験を受けましたから。

 Mちゃんの演奏が終った後、色々なことを思い出してしまいました。


 ただ、気になったのは、伴奏者。 2人が担当していましたが、テクニック的には素晴らしくても、歌えない。 どうして、スークのあの美しい、『愛の歌』で、しかめっ面のまま演奏できるのでしょう?


 ちょうど10年前、カーディフで自称、モテテモテテ困っちゃう世界一美しい男、とヴェータンの『エレジー』を演奏した時、「楽譜なんて見ていないで、僕と見つめあって弾いて」といわれ、あの頃今よりも素直だった私はそれに従ったのでした。 学校で変なうわさがたったことはいうまでもありません。 が、今日の演奏を見ていると、彼が言ったことは間違ってはいなかったのかな、なんて思いました。



 改めて演奏って怖いな、人柄が全て出てしまう、と思いました。 私も気をつけないと・・・


 

 私の修士の時の師、紳士なゴードンがいらっしゃっているようなので、レッスン室へ。

ちょうど、レッスンが終って、片付けるところだったようで、ピアノの片づけを手伝い、先生が軽食をとりながら、20分ほどお話できました。 3月に一度オペラハウスでばったりお会いしましたが、ゆっくり話すのは1年振り。

 以前とは違ってカジュアルな服装ですが、やはり紳士。

 これから私が何ができるかご意見を下さったりして、ありがたいです。 これからのことの一つ、としてリストに加えようかな、とは思います。 が、先生がこの提案をしてきたことにはびっくり。


  

 私の経歴を全然覚えないのに、なぜか覚えていて欲しくないことばかりゴードンは覚えていらっしゃって・・・

 2年前の私の指の怪我をまだ覚えていて(しかも、2年前ということも!)、「みゆきが妹に怒って壁を叩いて靭帯を損傷するなんて、よほど凄い怒りだったのだろうね」なんて、おっしゃっていました・・・

 こういうことはさっさと忘れていただきたいのに・・・


 3週間後、北ロンドンで先生のリサイタルがあるらしく、いつもなら教えてくださらないのに、今回はお声をかけてくださったので、ぜひ聴きに行こうと思っています。

 CDでは先生の演奏を聴いているものの、実は一度も先生の生の演奏は聴いたことがありません。


 来週は同門だった友達のリサイタル試験。 教えの時間がちょっとぎりぎりですが、是非行こうと思っています。

Posted on 2011/06/03 Fri. 05:42 [edit]

category: 音楽

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