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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

ロイヤルバレエ 『ミックスビル』 王妃の舞踏会他  

 ロンドンは道路工事ばかりです。 私の家の方は凄い混み方で、教えへ行くのに、通常よりも早くでる必要がありますし、今日は教えの帰りにオペラハウスへ行く途中、市内で物凄い渋滞で、普段なら全く問題がないのに、今日は冷や冷やでした。 ぎりぎり間に合いましたが。


 『マノン』がまだ続いていますが、今日からミックス・ビルです。

 私にとっては2作品は初めて観るもの(うち1作品は世界初演なのであたりまえですが)。


 1つ目、2つ目は各20分弱の作品。 3つ目は約30分。 休憩は、1つ目と2つ目の間に30分ずつ。

 休憩の方が長いし、終演後も私はおしゃべりをしていたので、おしゃべりをしに劇場へいったのか、バレエを観に行ったのか、よくわからない公演です。


 作品については、今回はこちらへは書きませんので、興味がある方は、Before the Curtain up (www.geocities.jp/balletinformation ) をご覧ください。


最終ドレスリハーサルの写真(セカンド・キャスト)はhttp://www.ballet.co.uk/gallery/dm_royal_ballet_live_fire_3bill_roh_0511 より


 『王妃の舞踏会 (Ballo Della Regina)』 ジョージ・バランシン振付、 ヴェルディ作曲

  曲は、オペラ、『ドン・カルロ(ス)』より、バレエ曲


  マリアネラ・ヌニェス、 セルゲイ・ポルーニン


 サマンサ・レイン、 ユフィ・チェ、 高田茜、 エマ・マグワイヤ


 ナタリー・ハリッソン、 ラーラ・ターク、 ジャクリーヌ・クラーク、 ロマニー・パジャック、

 フランチェスカ・ヘイワード、 サビーナ・ウエストカム、 ヤスミン・ナグディ、

 レティシア・ストック、 エルサ・ゴダード、 ピエトラ・メロ・ピットマン、

 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 フランチェスカ・フィルピ


 

 1978年に振付られたバレエですが、今回がヨーロッパ初演になります(今まではアメリカでの上演)。

 

 ステージセットもありません。 衣装は、スカート付きレオタード風。 

 オペラの筋書きはありますが、あくまでも踊りをみせるもの。


 普段、ロリン・マゼール指揮のCDを聴いているので、バレエの為に多少抑えたテンポで最初は戸惑いました。

 指揮者の名前をプログラムでチェックしなかったのですが、誰だろう??と思うソフトな指揮。 もしかして?と思ったら、やはり、ダニエルの指揮でした。

 マリアネラはこの役は彼女にぴったりです。 こういうものは、ダンサー自身が輝いていないと、埋もれてしまう。

 技術的に高いものを持っているマリアネラですが、それでも、これは難しそう。 ソド・バスクからポアントで降りる、なんてものもありました。 


 この踊りは数をこなさないと、さすがのマリアネラでも思いました。 来週の公演を楽しみにしています。

 

 

 ジャンプがきれいなセルゲイの見事な技術を堪能できます。

 私はジャンプが高いから、という理由でとりこにはならないタイプですが、それでもこれは圧倒されます。

 アントルシャに、その他、とにかく目を奪われます。


 ところどころでの群舞のポーズがきれい。 これは上から見た方がよりきれいかもしれません。


 久々にバランシン作品を観ましたが、音楽的で、ステップが軽快で私はやはり好きです。

 衣装は、レオタードにスカートがついた感じですが、スカートの切り替えがとっても凝っているし、衣装の片方の肩にパールが縫い付けられています。



 これは、次に再び観るのを楽しみにしています。


 


 『ライブ・ファイヤー・エクセサイズ (Live Fire Exercise)』 ウェイン・マグレガー振付、 マイケル・ティペット作曲

 曲は、コレルリの主題による協奏的幻想曲


 ローレン・カスバートソン、 セーラ・ラム、 高田茜

 フェデリコ・ボネッリ、 エリック・アンダーウッド、 リカルド・セルヴェラ


  今日が世界初演です。

 最初から幕があいたまま。

 舞台奥の大スクリーンには、ダンプカーのようなものがひっくり返った状態の映像。

 ダンサーが結構暗い中歩いて出てきて、1列に並び、そこから、スクリーンの向かって右側に斜めに並び、映像が爆発。 これは、ポスターに使われている写真を表すのでしょう。

 

 6人のダンサーが特定のパートナーではなく、踊っていきます。


 正直、今までのウェインの作品と一緒。

 あの独特の肩の動かし方があるだけ。

 ちなみに、女性は、タイツ無しでトウシューズ。

 

 音楽はあくまでもバックグラウンド。


 3人の女性の中では、ローレン・カスバートソンが圧巻。 あとの2人は身体能力は高いのです。 でも、それ以上のものがない。 ローレンは、言葉がある。

 彼女は、1年間の病気のあと、ずいぶんと舞台で伝える踊りをするようになりました。

 

 最後のほうで、フェデリコとローレンのパ・ドゥ・ドゥがあるのですが、ここだけは心を動かされました。


 映像が途中までカラーで続くのですが、これは映像を観るべき?それともダンスを観るべき? 

 スタンディングの人たち(多くが常連)は、非常に複雑な感じの拍手。

 私もそう。

 とりあえず、2度目を観てみないとなんともいえません。

 


 『DGV (超高速ダンス)』 クリストファー・ウィールドン振付、 マイケル・ナイマン作曲

 曲は、 MGV: 超高速音楽


 1、 ゼナイダ・ヤノウスキー、 エリック・アンダーウッド

 2、 リヤーン・ベンジャミン、 スティーヴン・マクレー

 3、 メリッサ・ハミルトン、 ギャリー・エイヴィス

 4、 セーラ・ラム、 フェデリコ・ボネッリ


 フランチェスカ・フィルピ、 サマンサ・レイン、 ベアトリス・スティックス・ブルーネル、 ロマニー・パジャック、

 オリヴィア・コウリー、 エマ・マグワイヤ、 アイオーナ・ルーツ、 リヤーン・コープ、

 ダーウィッド、 エリーコ・モンテス、 リアム・スカーレット、 アンドレイ・ウスペンスキ、 

 フェルナンド・モンターニョ、 ジョナサン・ワトキンズ、 ポール・ケイ、 ケヴィン・エマートン


 

 2年前に観て、非常に気に入った作品です。

 とにかく、音楽が良い。

 この、現代曲苦手、特にミニマリズムの曲が大嫌いな私が、珍しく良いな、と思う曲です。

 特に、最終楽章の、スネア・ドラム3台で始まる部分が圧巻。 

 今回は、ストール・サークルの左側にスネア・ドラムスが陣取っています。


 2006年に初演されたものですが、今回は、女性1、2、男性1,2,3が初演時のファースト・キャスト。

 

 北フランスで開通された、TGV(超高速鉄道)を記念して委託された曲。

 

 この作品では、群舞の使い方が巧みです。

 ただ、舞台奥の端だけでやっている部分もあるので、ある程度舞台全部が見える席に座らないと、半減してしまうかもしれません。

 最初の部分は、群舞の人たちが後ろで固まりになっていて、体を揺らす。 それが、あたかも電車に乗っている人のように私は思います。


 曲はテンポがよくても、特に1組目などは、ゆっくりの動き。

 ゼナイダは語ることができるダンサーですので、このようなものがうまい。


 基本的にパートナリングばかりなのですが、それでも、他のウィールドンの作品に比べると、それほど嫌ではありません。


 一番素敵なのは、3番目のパ・ドゥ・ドゥ。 これは、ダーシー・バッセルに振付けられたものですから、当たり前、といえば当たり前なのかもしれません。

 メリッサは身体能力が高いし、きれいなダンサー。 このパートはもう少し意味をもってもらいたいな、と思います。


 4番目は、元々はマリアネラ・ヌニェスに振付けられたパート。 回り物が得意な彼女が初演しただけあり、最初の舞台へ出てくるところからシェネ(移動回転の一種)。 

 短いけれど、他のパートよりも男性の見せ場もあるところです。


 前述した最終楽章は、4組のカップル、8組の群舞が同じ動きをします。

 ここの部分が気分を盛り立てます。



 もう一つのキャストを観るのも楽しみにしています。

 

Posted on 2011/05/13 Fri. 06:30 [edit]

category: バレエ

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