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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

フェスティヴァル終了 

 ずいぶん日が伸びました。

 今週一杯で冬時間が終ります。 来週の日曜日、夜の7時でも明るい状態になります。 

 今年の冬は変な冬でしたが、それでも、春が来ることは待ち望んでいたことです。


 昨日に引き続き、フェスティヴァルの会場に行ってきました。


 お昼前から、グレード3が13人エントリーで、9人参加。

 引き続き、私の生徒は出ていませんが、11歳から14歳の今まで(この)フェスティヴァルで1位を取っていない(2位、3位も含まれていたかもしれません)人たちのクラス。

 そして、昼食後から、グレード4のクラス。 17人エントリー。 15人参加だったと思います。


 結果から書きますと、私の生徒たちはグレード3のクラスで1位、 グレード4のクラスで2位を頂ました。

 どちらも私の生徒は1人ずつの参加です。


  

 昨日、今日で5クラスを聞きましたが、講評をお聞きしていて思うのは、今回の審査員と私の考えが非常に近かった、ということ。 もちろん、生徒たちは皆ベストを尽くしてがんばりましたが、このような場では、審査員の方もおっしゃっていましたが、審査員の考えで賞が与えられる。

 審査員の方は私と同年代だと思います。 伴奏を主に、演奏活動をなさっている方です。

 

 よって、よく弾けている演奏よりも、キャラクター、流れ、音のトーンなど、演奏、を求めていたように思います。

 私自身が演奏家です。 生徒たちにも、キャラクター、流れなどを考えて、ただただ間違えないで弾くよりも、演奏を求めていました。

 結局、4人の生徒を4クラス(部門)に1人ずつ参加させましたが、2人が1位、1人が2位、というとても嬉しい結果を頂きました。 もちろん、生徒たちのがんばりはありますが、審査員との考えが一致した結果かな、とも思います。 


 1人の生徒は、口をすっぱく、少しテンポをあげるように言ってあったのに、遅めのテンポでメヌエットを弾きました。

 講評の際、「最初はちょっと遅すぎる、と思いましたが、遅いけれど、その中には意志もあり、説得力のある遅さだったので、試験だったら減点されてしまうけれど、今回のこの演奏、という場では、これでよいな、と思いました」 ということを言われました。 

 このような講評をしてくださる方はそう多くはありません。 


 グレード4のクラスを受けた日本人のT君は、秋から指導していますが、英語がわからないまま、現地校に通い、ピアノも日本の先生とはまた違ったレッスンで、色々と戸惑いもあったことと思います。

 私自身が、英語を日本で5年間半勉強したあとにイギリスに来て、現地校での英語の苦労はかなりありました。

 9月よりもずっとずっとピアノは成長し、こうして新しい環境で、今、良い評価を頂けた事はとても良かったと思います。 一つの自信になってくれたら嬉しいな、と思います。



  私が学生の頃、何の授業だったか覚えていませんが、何度か、先生方から、生徒たちをフェスティヴァルなどに参加させる時は、きちんとした服装をさせるべきだ。 特に年配の審査員の場合は、ジーンズ、運動靴はもてのほかだ、といわれていました。

 今回、4人ともフェスティヴァルは初参加。 今日のグレード4のクラスで弾いた子は、日本での発表会の経験がありますが、他の3人は、人前で弾くことが自体が初めての経験です。

 よって、学校へ行くときの黒の靴でよいから、とにかく、運動靴、ジーンズ、ジャージは禁止、とご両親にお話をしてありました。

 が、ふたをあけてみると、他の子供たちは、小さい子達はドレスアップしている子もいましたが、今日は、多くがジーンズに運動靴などの普段着。

 

 今回の審査員の方はご年配ではありませんが、それでも、やはり服装もみていらっしゃいました。


 

 今日のグレード3はつっかえつっかえ弾く子もいました。 それでも、審査員の方は、講評の際には、良いところをほめる。 非常にイングリッシュなやり方です。


 私は、子供たちの演奏を聴きながら、どうしても「ここをああしたら、もっとよくなるのに」というような聴き方をしてしまいます。 普段、教え、という子供たちの良いところをほめながらも、欠点を直すことが大切、ということをしているからかもしれません。


 

 私の師匠、Dr.Sご夫婦のように、いつの日か、フェスティヴァルで賞を取る生徒を育てることが夢でした。

 その夢のための目標として、まずは、フェスティヴァルに参加させられる生徒を育てることがありました。

 今回、この目標を達成することが私にとっては一番のこと。 賞はいただけたらそれはそれで嬉しいけれど、まずは、生徒がベストを尽くせるような指導をする、ということが、私には一番大切なことでした。

 生徒の演奏を聴いている時には、自分のコンサートの時に経験したことがないほど、心臓のビートが速くなりました。 周りの人に心臓の音が聞こえるのではないかしら、というほど。

  聴きながら、「左右のバランスが・・・」 とか、「強弱が・・・」とかそのようなことを考えてしまったのも事実です。


 が、思いもがけず、夢までかなえることができて、とんでもなく嬉しいです。

 もちろん、今回は賞をいただけたけれど、次回もいただける、とは限りません。

 でも、納得のいく指導を続けていきたいと、思います。


 自分自身が演奏した時の後のような疲労感です。


 4人の生徒全てに、大きな大きな拍手と、私のごちゃごちゃうるさい指導についてきてくれたことの感謝を送りたいと思います。 今回の経験を元に、音楽がもっと好きになってくれたら、練習の大切さを学んでくれたら、と思っています。




 東北の地震から10日。 短くも長い10日間でした。 色々な思いで日本のニュースを見たり、読んだりしています。

 この10日間、バレエのことは書かずにいました。

 が、日本も復興に向けてがんばっている姿をみるようになりましたので、日本にいらして、私のブログを読んでくださっているロイヤルバレエファンの方々の為にも、明日以降、再びバレエの記事を掲載していこうと思っています。

 この10日間に観た物をまず先に、と思っていますが。


 

Posted on 2011/03/20 Sun. 06:48 [edit]

category: 音楽

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Comments

1. 生徒さん、おめでとです。 

昔読んだ本、確かヨゼフ・ホフマンか・・
中村紘子かブーニンか・・
よく覚えていないのですが、

コンクールでは少々のミスタッチには
目をつぶり、演奏者がどんな音楽を主張
したいのか、それに主眼をおいて審査するため、

上手に弾くことよりも、自分の音楽をはっきりと
演奏することに集中すべき、なる文章を読んだ
覚えがあります。

アシュケナージ(確か)が好まないタイプの演奏
でも、高得点を付けていたとかで、審査員として
偉いですよ、ということでした。

いずれにしろ、

生徒さんたちおめでとうございます。

あんましカンケーないコメで失礼しますた。

URL | 貿易屋さん@みのる #79D/WHSg | 2011/03/22 21:42 | edit

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