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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

WELL DONE!! 

とってもとってもLovelyな天候でした。  

 朝から、車だとそれほどかからないですが、バスだと1時間半ほどかけて、北ロンドン、エッジウェアへ。

 エッジウェアには2005年から1年間、ロンドンに来て最初の年にすんでいたので、懐かしい場所です。

 住んでいた場所の最寄のバス停でバスを降りて、反対側に向かって歩くこと15分ちょっと、イギリスの女子校のトップの学校の1校である、ノース・ロンドン・コレジエイト・スクール(http://www.nlcs.org.uk/) へ。

 お勉強も、スポーツも、音楽も、満遍なくできる人が多いのが、イギリスのエリート。

 この学校もそう。 ただ、学費も素晴らしいのもこの学校の特徴。

 

 この学校の音楽棟にて、昨日から、ワトフォード・フェスティバルのピアノ部門が行われています。

 このフェスティヴァルというのは、色々な意味がありますが、プロの人たちのコンサートが連なるフェスティヴァルと、子供たちのためのフェスティヴァルがあります。

 今回は、子供たちのため。 コンクールと発表会の中間のようなもので、イギリスでは、非常に盛んです。

 1位から3位の順位はつきますが、講評を頂いたり、人前で演奏することが一番の目的。

 

 ワトフォード・フェスティヴァルは、音楽部門の他に、スピーチ、ドラマ部門があり、詩の朗読、マイム、アクティングなどがあり、時間さえあれば、全てを観に行ってみたいと思うほどです。

 

 このフェスティヴァルに生徒を出すのは初めて。 この地区は、良い先生も多いし、我が師匠、Dr.Sと奥様のオルガの生徒たちが、毎年多く受賞することでも有名。

 

 今日は、午前中に、グレード1(わかりやすくいうと、ブルグミュラーの1番、2番あたりのレヴェル)のグループと、続いて、初心者(グレード1以下)のグループに生徒を出していたので、私もいく事に。

 グレード1のグループは、20人が申し込みをして、17人が出席。 私は絶対に気があわない、という感じの先生が5人くらい生徒を出していました。 私の他に聴きにいらしていた先生方は2人くらい。

 ちょうどグレード試験の最中ですし、何人もの子供たちが同じ曲を弾いていました。

 ちなみに、いわゆる、日本の皆さんが想像するような、白人イギリス人は1人だけ。 全員、中国系か、インド系の子供たちです。 プログラムに並ぶ名前は、いわゆるイギリス人の名前は本当に少しだけ。

 

 

 8歳のRちゃんは、私と勉強を始めて2年ほど。 きちんと練習をする習慣がついたのは、この1月からです。

アンナ・マグダレーナからのメヌエットと、イギリス人作曲家の、『The Tender Flower』を演奏。

 

 講評の時、全体に『ガヴォット、メヌエットなど踊りの曲を演奏する人が多かったですが、きちんとどのような踊りなのかを考えて弾きましょう。 Tender Flowerを弾いた人が数人いましたが、どのようなお花なのか、想像できていますか?』

 というようなことをおっしゃっていました。

 このグループは時間もあったので、一人ひとりの講評もしてくださいました(最後に、講評用紙は頂けます)。

 結果、2位を1人、1位をジョイントで2人にする、とのこと。

 とってもとっても嬉しいことに、Rちゃんは1位を頂きました。 講評も、『あなたのメヌエットからは、メヌエットがどのような踊りなのかを想像することができました』といわれ、私が散々レッスンの時に、踊ったり、どのようなお花を思い浮かべるか、ということを話して、二人で想像を広げていっていたことが評価され、私自身も嬉しかったです。

 演奏することが一番の目的。 でも、賞を頂いたら、それはそれで嬉しいこと。

 ただ、今月末のプライズ・ウィナー・コンサートにお声をかけていただけたのですが、彼女はパパのご実家に行く予定。 残念ながら参加ができません。

 

 続いて、初心者グループで、Rちゃんの弟が参加。 

 お姉ちゃんの結果をみてしまい、私は複雑な気持ち。

 とにかく、楽しむ、ということを念頭におき、素敵な演奏をしてくれました。

 このグループは13人が参加。

 

 時間が押してしまい、個々に対する講評がなかったのが残念でした。(講評用紙は頂きましたが)

 残念ながら受賞にはいたらず、本人はがっかりしたようですが、私からしてみると、2年前にレッスンを始めた時には、数ヶ月の間、毎回のレッスンで、「ピアノを部屋から運び出してくれ。 ピアノなんか大嫌いだ」と散々言われていたので、ここまで来た事に、そして、賞をもらえなくて気落ちする、という気持ちを持ったことに、大感激です。

 がんばっていたからこそ、悔しいわけですから。

 彼もやっとこの1月からだいぶ練習ができるようになった生徒。 これから、きちんと練習をする約束をしていました。

 彼らは来週頭にグレード試験があるので、あと2日、気を抜かずに練習をしてもらいたいと思います。

 

 30人の子供たちの演奏を聴いていて思ったこと。 これが、イギリスのスタンダードだと思ってはいけない(これは、ご両親にお話しました)。 指の形がきれいな子供たちが多いことに驚きました。 私が今まで知っているのは、叩くようにピアノを弾く子供ばかりでした。

 ただ、リズム、テンポが安定しない子供が多いのが気になりました。

 グレード1のグループでは、暗譜で弾いたのは3人ほど。 もう少し暗譜で弾く子供が多くても良いと思いますが。

 今回、私が聴く限りは、Dr.Sご夫妻の生徒さんはこれらのグループには出場していなかったようです。 打倒Dr.S!というのが私の密かな夢ですが。

 

 午後から通常の教えに行って、夕方から、調音のレッスン。 昨晩は私が緊張しすぎて(自分の本番前にあんなに緊張したことはありません)、2時間ほどしか眠れなかったので、今は疲労感が素晴らしい。

 明日もお昼前から会場へ行って、午後の早い時間まで、生徒の演奏を聴きます。

 今日のように素敵な天候だったら、ピクニックを持って行って、学校の芝生の上でランチにしようかな、と思っています。

 

 今日弾いた生徒たち、私を笑顔にしてくれました。 自分が弾くほうが何倍も気楽だ、と思いますが、生徒を育てる、ということ、実は私にあっていることなのかもしれません。

Posted on 2011/03/19 Sat. 04:22 [edit]

category: 音楽

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