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WITH HOPE!!

イギリスで18年間暮らし、2016年7月に日本へ帰国した、ピアノはロシア系、中身はイギリス、国籍は日本人のピアニスト。 

『白鳥の湖』 マリアネラ、 ティアゴ(途中) 

3週間ぶりに、ロイヤルバレエの『白鳥の湖』でした。

 ちなみに、今夜オデット・オディールを踊ったマリアネラは、明日(9日)午後1時から、非公開のスクールマチネ(学校単位で観に来る公演)でアリスを踊ります。 2月は、一度もオペラハウスのステージで本番がなかったのに、今週、来週と忙しいマリアネラ(11日間に白鳥2回、アリス2回、ミックス・ビル1回)、少々心配です。


 明日は私はケンブリッジでコンサート、それなのに、現在酷い偏頭痛、ということで、偏頭痛が治まるまで、とりあえず、キャストだけを書いておきます。


 『白鳥の湖』 アンソニー・ダウエル版、 チャイコフスキー作曲


 オデット・オディール: マリアネラ・ヌニェス

 ジーグフリード王子: ティアゴ・ソアレス

 

 ロットバルト: クリストファー・ソウンダース

 お后: エリザベス・マクゴリアン

 

 家庭教師: ジョナサン・ハウエルズ

 ベンノ: トーマス・ホワイトヘッド

 ジェネラル/式典長: アラスター・マリオット

 

 第1幕

 パ・ドゥ・トロワ: 高田茜、 小林ひかる、 蔵健太


 ワルツ: クリスティーナ・アレスティス、 トーマス・ホワイトヘッド

       ナタリー・ハリッソン、 ヨハネス・ステパネク (酔っ払い)

       ローラ・マックロック、 エリック・アンダーウッド

       ターラ・ブリジット・バフナーニ、 平野亮一


       ロマニー・パジャック、 マイケル・ストーイコ、

       エマ・マグワイヤ、 エリーコ・モンテス、

       ジェマ、 ヴァレンティーノ・ズチェッティ、

       ヤスミン・ナグディ、 リアム・スカーレット、

       リヤーン・コープ、 ジェームズ・ヘイ 他


 第2幕

 4羽の白鳥: サビーナ・ウエストカム、 リヤーン・コープ、 ロマニー・パジャック、 エマ・マグワイヤ


 2羽の白鳥: ナタリー・ハリッソン、 ローラ・マックロック


 第3幕

 花嫁候補: ジャクリーヌ・クラーク、 ターラ・ブリジット・バフナーニ、 ローラ・マックロック、

         シャーン・マーフィー、 セリサ・ディウアーナ、 ラーラ・ターク

  

 スペイン: ディアードル・チャップマン、 フランチェスカ・フィルピ、

        ヨハネス・ステパネク、 エリーコ・モンテス


 チャルダッシュ: クリスティン・マクナリー、 ベネット・ガートサイド 他


 ナポリタン: エマ・マグワイヤ、 ジェームズ・ヘイ


 マズルカ: メリッサ・ハミルトン、 クリスティーナ・アレスティス、 ナタリー・ハリッソン、

        クレア・カルヴェート、 エリック・アンダーウッド、 蔵健太、

        ケヴィン・エマートン、 ジェームズ・ブラッチャー


 

翌日のアリスの心配があるのか、マリアネラらしくなく、キャラクター設定があまりはっきりしていない白鳥でした。

 どちらかというと、ジーグフリードと出会ってすぐに彼に心を許します。

 第2幕のパ・ドゥ・ドゥはテクニック的に強いダンサーですし、キャラクターが弱いこと以外は美しい踊りです。

 最後のバランスの長さ、しかもそれを一生懸命やっています、というのではなくて、自然にできる、というのが彼女の強さ。

 今回これまでに『白鳥』は3キャストを見ていますが、3キャスト共、パ・ドゥ・ドゥの最後のポーズが違います。

 

 今回は、第3幕の黒鳥の方が圧巻。

 だまされっぱなしの彼女に心を奪われて、ぼーっとしているティアゴのジーグフリードと、とってもいたずらで、こんなの軽いわ、と言わんばかりにもてあそぶマリアネラ、二人のコントラストが興味深かったです。

 グラン・パ・ドゥ・ドゥの女性ヴァリエーション、いくつかの音楽がありますが、ダウエル版が使うのは、ホ長調の元はピアノ曲『いたずらっこ』。

 そのタイトルがぴったりなマリアネラの黒鳥でした。

 グランのアダージョは、この版では、ロットバルトも加わり、ロットバルトが娘のオディール(黒鳥)に耳打ちをしていきます。 それを聞くマリアネラの表情、観ているこちらがどきどきしてしまいます。


 最後の32回転のフェッテ、前半は途中2回転を入れる、後半は全てシングル、とマリアネラにしてはかなりおとなしい回り方でした。 が、軸がほとんどずれません。 わずかに前に動いてしまったかな、といった程度。

 友達と話していたら、先日、某人気バレリーナは、フェッテで軸がずれすぎて、かなり移動してしまったそうです。

 

 グランが終って、ジーグフリードがママ(おきさき)に、彼女と結婚したい! と伝えた後、ロットバルトがジーグフリードに本当に結婚する意志があるのか確認しますが、その時にマリアネラがお后に向けるなんともいえない表情、というより、彼女は本性をばらしたくて、仕方が無い、というように私には取れました。


 第4幕の方が、マリアネラの白鳥、よかったです。 彼女は王子を攻めつつも、すぐに許すのです。

 そして、彼のことを本当に愛していたのです。 葛藤よりも、がっかりの方が強いのかしら、と思いました。

 今にも大泣きしそうなティアゴとは対照的でした。


 

 ティアゴは、どうしてこのような王子役をすると、情けなくなるのだろう、と思ってなりません。

 役によっては、とってもはまり、素晴らしいキャラクターを出すのですが、ジーグフリードでは、おされ気味。

 

 それでも、第1幕の他の将校たちとのやりとり、ちょっとした表情は興味深いものがありますが。

 グラン・パ・ドゥ・ドゥの回り物は今回はとっても安定していました。


 とりあえず、ここまで。 また書き足します。

Posted on 2011/03/08 Tue. 06:54 [edit]

category: バレエ

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